受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験｜【2026年（令和8年度）合格目標】中上級総合講義／中上級カリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

元々父親が設計事務所と土地家屋調査士をしており、最初は設計の方に興味を持ち、大学や最初の就職先を決めました。

しかし、14年前に父の会社に転職し、一緒に仕事をするようになって具体的にどのようなバランスで仕事をしているかを知り、父の行っている業務を引き継ぐためには土地家屋調査士の資格が必須と感じるようになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私が奈良市在住という事で大手資格学校（東京法経等）に通おうとするとどうしても大幅な移動時間が発生してしまうことを懸念しておりました。

さらに現在4歳になる娘がおり、通学することになると一緒に過ごす時間が大幅に削られ、その分妻に負担をかけてしまうと思い、通信で検討していたところ、アガルートの講義のコンパクトさ・実績の高さを知り、受講しようと決めました。

合格体験記・学習上の工夫

令和5年度に初受験し、その時はとりあえずがむしゃらに過去問を解き、書式をこなしていくことに注力しました。

その結果、択一が満点で総合点では合格点を超えていましたが、本番でタイムスケジュールのコントロールがうまくいかなかったために、記述式の回答をしきれずに記述式で足切りを食らってしまい、非常に悔しい思いをしました。

そこで昨年、リベンジを誓ってアガルートの中上級カリキュラムの受講を決めました。

学習を開始するにあたって令和5年度のようにがむしゃらにこなす勉強法ではなく、徹底的に自分の理解力や実力を分析できるように個人的にExcelで年度ごとにわけて理解度やかかった時間を記入できる表を択一、記述式、書式ひな形にわけてそれぞれ作成しました。

まず、択一は100肢に分けて1つ1つの問題文が理解できているか、その上で正解か不正解かの判断ができているかという確認を行いながら学習を行いました。曖昧な箇所についてはテキストの該当ページに付箋を貼り、自分の理解が甘い部分を徹底的に洗い出しました。

記述式については、読み戻しなどでのタイムロスを極力なくせるように佐橋先生の答案構成用紙の使い方を参考にして、試行錯誤しながら自分なりの答案構成用紙の使い方を確立できるように努めました。

また、作図の減点項目も要素ごとに抜き出して、自分の作図の悪い部分がどこなのか、何の記入漏れが多いのか等を視覚的にわかるようにまとめておりました。

また、択一・記述式ともに過去問を解くにあたっては、時間を常に意識し、どのくらいの時間がかかったのか、また前回と比べてかかる時間は短縮できているか等の確認を常に行い、自分の弱い部分を常に意識して学習するように努めました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

土地家屋調査士試験を受けるにあたって、アガルートの総合講義なくして合格はなかったと胸を張って言えるくらいお世話になりました。

要点を押さえて完成度が高いにもかかわらず、1回1回の講義時間が短く、すき間時間で動画を視聴することができて、大変重宝しました。

令和5年の試験を終えてから期間が空いたこともあり、インプットのし直しを行う際は、毎日テキストを持ち歩き、仕事の休憩時間や終業後帰宅するまでの1時間程度、早朝などに時間を確保して少なくとも毎日1講義以上を視聴することを心掛け、春までにインプットを終えられるように学習を行いました。

また、インプットが終わった後も、択一の過去問を解いた後に自分の理解があいまいな箇所についてはテキストに戻って該当箇所に付箋を貼るとともに再度確認し、択一の過去問が1周した際には付箋が多い部分について、再度映像講義を視聴し直して、知識が定着するように努めました。

土地家屋調査士は範囲が膨大で内容も多岐にわたるため、学習するのは大変でしたがテキストでは重要なポイントについては、図や表にまとめられており、試験直前期には知識の総整理にも活用できて大変役に立ちました。

過去問解説講座（択一・記述）のご感想・ご利用方法

過去問解説講座については、過去問1周目を解いた際に一通りすべて視聴しました。

まず、択一については、問ごとの判断基準が自分とどう違っているのか、理解がおかしいところはないか等を意識しながら視聴しました。動画やテキストの解説でも理解できないポイントについては、質問制度を利用して納得できるまで確認を行うようにしました。

次に、記述式については、自分の作成した答案構成用紙の使い方と解説で中山先生が書き出される要素とのズレ等を意識して視聴するようにしておりました。問題文の言い回しなどからどのように判断していかなければならないか等、自分が理解があいまいな部分については巻き戻して何度も繰り返し確認するようにしました。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

令和5年度は総合講義のテキストに50個の書式がちりばめられており、その時は単語帳に該当ページを書いて、学習を行っていたため、書式ひな形対策講座が単独の講座としてテキストがあったのは、非常に使いやすかったです。

今回は学習するにあたり、Excelで表を作って学習した日を記入するようにしておりました。抜けや間違いなく回答できた問題は黒ペンで、少しでも抜けや間違いがあった問題については赤ペンで記入するようにすることで、表を見た際にどの問題をよく間違えるのかを可視化できるようにしました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実線答練は学習しておりません。

中上級カリキュラムを受講すると決めた時には、今回は実線答練もすべてやりきって万全の状態で本番に挑むぞと決めておりました。

しかし、今回は1月の結果発表後に学習を開始し始めたために、令和5年度に比べて本番までの期間が短いこともあり、学習を進めていくにつれて過去問を徹底的に仕上げていった方が良いのではないかと思うようになっていきました。

実際に、学習終盤でも問題によっては想定以上に時間がかかってしまうこともあり、もしそのタイミングで実線答練を解いて自分のできなさに自信を無くしてしまうとそれまでつけてきた自信やモチベーションが下がって今うのではないかという不安があり、今回は実線答練の実施を見送ることにしました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正対策過去問解説講座は、特に過去問の正誤が変わってしまう部分（分筆・合筆等）については特に注意して確認するようにしました。

令和5年度から解き続けている過去問の該当箇所については、最初の方はクセというかしみついた理解で誤答しそうになることもあったので、別途ノートにまとめるなどして、学習の終盤に知識の総整理として抜け落ちがないように注意しました。

その他、頻出ではない法改正項目についてもテキストへの貼り付けなどを行い、テキストを確認した際に併せて確認できるようにしました。

記述式過去問実演講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問実演講座は、令和5年度の試験本番で時間が足りなかったこともあり、学習の最初にどういう手順で作図を行っていけば少しでも時間を短縮できるのかという事を意識して1年分だけ映像講義を視聴しました。

視聴してみると、いかに自分の作図にあたっての動作に無駄が多いかを知ることができ、実際に記述式の過去問を学習を進めていき、作図スピードを上げていく指針になりました。

特に、書かなければいけない要素の書く順番を形式的にすることは、焦った際にも有効という事もあり、令和5年度の本番で軽いパニックになってしまった自分には必須であると感じました。

実際に、記述式の過去問で作図を行う際に意識して学習を行うことで、少しずつ抜けのない回答ができるようになっていきました。

直前予想模試のご感想・ご利用方法

直前予想模試については、正直令和5年度の方が出来が良く、今年度は少し不安になりました。

しかし、試験直前期に2時間半という時間を測って本番と同様の形式で過去問以外の問題を解くという経験は何ものにも代えがたい非常に有意義な経験になりました。

今回は中山先生のyoutubeで2時間半の動画（雑音等あり）を流して、さらに本番さながらの雰囲気を作って挑むようにしました。

直前予想模試でできなかった問題は、テキスト等に戻って何ができない原因だったのかについても分析するようにしました。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

私が今回合格できた大きな要因の1つが定期カウンセリングであると思います。

私はほぼ毎回高野先生に相談をしておりましたが、高野先生の助言もあって関数電卓を変更したり、ペン入れするペンを変更したりするなど、あらゆる点で力になっていただきました。

感謝してもしきれないくらい励ましてもいただきました。

他の資格学校にはないこの定期カウンセリング制度はアガルートの本当に唯一無二の強みではないかなと思っています。