合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私はもともと個人で行政書士をしております。ただ、行政書士に加えて何らかの資格を取得し、ダブルライセンス以上で戦っていくことを前提としたプランで開業しています。そんな中で最初に着手したのが、行政書士との親和性が高く、また非常に専門性が高いため安定して仕事があると周囲から言われていた土地家屋調査士でした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートでの受講を決めたのは土地家屋調査士を目指すことを決定したとほぼ同時でした。私の場合、土地家屋調査士試験は記述式の問題、特に作図の答案を独学で合格レベルに持っていくのは困難であろうということを勉強前の段階で感じており、受験スクールの中からいずれかを選んでその講座を受講することを決めていました。そこで検討の第一段階としてアガルートのオンライン受講相談を受けたのが、私の土地家屋調査士試験合格に向けた最初の具体的なアクションです。

アガルートは他校と比較して受講料が抑えられており、それでいて十分な合格実績を持っていることが、複数選択肢がある中で最初に受講相談を受けてみるきっかけになったと記憶しています。その受講相談の際に丁寧なご説明をいただき、もう他校の検討は必要ないと感じ、その場で受講を決意して現在に至ります。なお、勉強開始から合格までの間、講座、書籍、模試に至るまでアガルート以外の教材には一切触れていないことから、受講相談で感じた「もうここで決めてしまって良いだろう」という感覚は正解だったはずです。

合格体験記・学習上の工夫

土地家屋調査士試験合格に向けた勉強を始めたのは令和4年度試験のおよそ4か月前でした。当時は民法について少しばかり知識があった程度で、全体的にはどこからどう進めて良いのかさえわからない状態からのスタートです。まずは総合講義の動画を1周、そこから先は問題集を1日に1年分解きつつ、今度は1.5倍速で総合講義を視聴して…というところから始めていきました。問題集を解くにあたって、予め各年各問の正答・誤答を確認するための表を作成し、何度も間違えている問題及びそれがどの論点からの出題なのかを把握していました。

また択一式のインプットとアウトプットを繰り返している最中、電卓を使わないで計算をした場合のミスが非常に多く測量士補の試験がかなり厳しいこと、本格的に記述式対策を始める前に作図や計算の練習もしてみたかったことなどもあり、9月ごろに「午前の部」の対策講座に申し込むという、少し変化球的な行動にも出てみました。

結果、令和4年度の試験では4か月ほどの勉強時間で午前試験は認定、午後の択一では18問を確保するなどで十分な効果を実感し、あとは択一式を補強しつつ間に合わなかった記述式をどうにかしていこうという考えになります。

しかし翌令和5年度の試験では択一で19問を確保しつつ、記述式の得点があと2.5点足らずに悔しい結果となりました。「あと5分あれば」、「建物ではなく土地から手を付けていれば」などと後悔しましたが、ひとまず切り替えて敗因を分析します(受講相談ももう一度受けました)。私の場合、おそらく他の受験者の方と比較して作図のスピード、その正確性に難があり、そこからくる焦りで記述式の問題を読み飛ばしたり勘違いをしたり、ということがあるように思えました。なのでとにかく作図を少しでも速く仕上げ、大きなミスや時間不足で第21問・第22問のどちらかが完全にダメになってしまうことのないよう努めました。作図特化答練のテキストは常に積み上げられた教材の一番上に置いておき、「苦手だから…」「やっていて辛いから…」という理由で手が伸びない、ということのないよう配慮しました。とはいえこれが「苦手」であって、ここだけをどうにか伸ばしていったとしても、最終的に記述式を強力な得点源として他者を圧倒し、合格者に食い込むのが困難なのは明らかです。あくまで記述式は基準点を上抜けること、令和5年度の試験に流されず、勉強開始当初から講師の先生方が仰っていたことではありますが、もう一度「基本をしっかり押さえていく」ことに意識を向け直しつつスピードの向上を図りました。

そのような方針を固めた記述式とは逆に、令和4年度試験の時点でもう完成に近いと思い込んでいた択一式について、「今回は確実に満点で切り抜ける」という意識を持ち始めたのが令和6年の春先頃でした。記述式が基準点ギリギリになると仮定して、18問や19問の獲得を狙っているようでは些細なミスや難問などでもう一つや二つ落とし、今度は総合点で…ということになりかねないと考えたためです。令和6年度対策として受講していたのは上級カリキュラムでしたから、かなり細かい論点まで問題集と講義で押さえることができました。また過去問については問題集を何度も、徹底的にやり込んでいくことで、基本論点に関しては肢を読むだけでスッと、当たり前のように正誤の判断が出る状態までもっていきました。最終的に問題集と論点の確認に使った総合講義テキストは破れ、ページが外れ、やたらとテープで補修されたボロボロの姿になってしまいます。反対にその全てを吸収させていただいた私は、令和6年度の試験で記述式基準点31.5点のところ32.5点と本当にギリギリながら、択一式でしっかり満点を確保し、こちらで押し切って合格ラインの上に立つことが叶いました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義の動画については見る、講義を聞くことを主として利用してきました。テキストと連動して講義が進んでいくわけですが、私はどちらかというと読むことより見たり聞いたりすることの方がインプットしやすいタイプですので、動画はひたすら視聴し、テキストはほぼアウトプットの際、問題集解答後の間違えたところや疑問が生じたときの確認のために用いていました。

もちろん講義動画の視聴は1回や2回ではなく、何度繰り返したかわからないほどに視聴回数を重ねました。最終的には動画内での先生の発言を覚えてしまったようなところも多くなりましたが、それが問題集でのアウトプットの際に思い起こされ、知識の固定化に役立ったのは確実だと考えています。

またテキストについてですが、総合講義は過去問に対して抜け漏れのない完全なものでしたから問題集で間違えたところ、わからない所の確認をするに当たって、ついでに周辺知識も復習できた点が大きなメリットだったと感じています。何度も間違えるところはその箇所だけでなく、範囲丸ごとの理解が不足していることが多かったように思えるので、そのエリア全体を軽く読み流し、次に問題を解くときの「思い出すきっかけ」作りをするのに非常に役立ちました。

さらに「講義」という性質上、試験対策の勉強を始めるうえで最初に手を付けるのがこの総合講義になりましたから、わかりやすくテンポの良い動画内の解説や合格に必要なことが全て詰まったテキストがあったおかげで、序盤の知識がなく、苦しい時期に諦めず勉強を続け、習慣化することができました。

過去問解説講座(択一・記述)のご感想・ご利用方法

過去問解説講座については、とにかく毎日問題を解くことを考えて使用してきました。総合講義が一巡したのち、まずは択一式の問題集を毎日1年分以上、点数や各問の正誤も必ず把握して、知識を得ていない、または何度やっても忘れてしまうような肢や問題そのものを洗い出すよう努めました。最初は半分も正答できないような状態から始まり、3周目辺りから徐々にその年の足切り点を超えるようになってきましたが、その頃になると頻出の論点や自分が苦手な論点など、択一式の点数を伸ばすために必要なことが少しずつ見はじめました。総合講義を繰り返す際にそれらを意識していくことで、かなり短い期間で択一式の高得点を得られるような状態になったことから、ただ総合講義でインプットを続けるだけでなく、早い段階から過去問によるアウトプットを入れていくことが効果的であったと考えます。

記述式の過去問題とその講義についてですが、こちらはある程度択一式の知識が固まって、さらにひな形の学習も進んだ辺りから徐々に導入していきました。時期的に初回の受験、勉強開始からおよそ4か月後の令和4年度試験にはほぼ間に合わず、そこでの記述式の得点は散々なものでしたが、そのこともあってか最初の受験以降はほぼ毎日、土地か建物の問題をどちらか必ず解くという方法で利用し続けることで記述式の基礎固めをしていくことができました。記述式の過去問は年度によっては特殊だったり高難度な問題もあり、それは補助者経験のない全くの素人状態から始めた私にとっては通常理解し難い、ましてや最後まで解き切るなどほぼ不可能なものであったはずです。しかし土地の計算問題から申請書の記入、問題の読み解き方まで、必要なことが全て講義や解説で示されていたため、時間はかかりましたが少しずつ解き方を覚えさせていただき、最後には基準点を上回る得点を得ることができました。この講座はそこに至るまでの原動力になっていたはずです。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

ひな形の対策講座に関しては自分で実際に申請書を書くことを優先しました。土地・建物①・建物②・区分建物に分けた解答記入用紙を大量に印刷しておいて、始めから順番に解答を記入、間違っていたところがあれば講義動画でどこを勘違いしたのか、どのひな形と混同してしまったのかなどを探っていきました。もちろん場所や状況によっては紙とペンを出してひな形を…というわけには行かないときもありましたので、択一式の過去問でやっていたのと同じように、何度も間違えてしまうと把握していた箇所の動画だけを視聴することもありました。この講座では総合講義で一度学習した試験対策上重要なひな形に関係する部分を抜き出して、そこを重点的に補強することができるものでしたから、学習の効率を上げるうえで非常に良かったと感じています。また、令和5年度試験のあの問題を受けて、すぐにそれに対応するための動きがあったことも、利用者側としては強い安心感を抱きました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は試験対策の終盤に、利用させていただきました。本試験と同様の時間で問題を解いていったのですが、それまでに続けていた過去問対策だけでは対応できなかった部分が特に記述式に関して多くあり、自分で考えていたよりも「得点力」が低いのだなということを実感させてくれました。当時、記述式の過去問に関しては同じ問題をかなりの回数解いていた状況で、自分ではかなり覚えた、このパターンであれば大丈夫だ、などと思い込んでいた節がありましたが、それは「問題を覚えた」だけであって、決して「解き方を覚えた」わけではなかったようです。実践答練を経ずに本試験に挑んでいた場合、おそらくは令和5年度試験と同じように、令和6年度も記述式への対応力不足で…ということになっていたであろうと思います。その前にこういったかたちで「まだ足りない」ということを知ることができたのは、合格に向けてのラストスパートをかけていくうえで非常に重要なことであったはずです。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私は受験中、土地家屋調査士事務所で補助者をしていませんでしたから、法改正に関する情報がすぐに手元に届くような状況にはありませんでした。また、勉強に充てられる時間も無限ではないため、自分が受験する年度の試験に適用される法改正を積極的に調べていくのも困難でした。しかしアガルートには必要な法改正の情報だけを取り上げ、それを既存の過去問に反映させるこの講座があったため、改正を知らないがゆえに他の受験者の方が拾えるポイントを落としてしまうのではないか、という余計な心配事を抱えたまま試験に臨む必要はなく、安心して勉強を前に進めることができました。

記述式過去問実演講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問実演講座は主に、苦手としていた作図のやり方を見て学ぶのに利用させていただきました。作図をしている先生の手元がはっきりと見える状態で講義が進んでいましたから、自分の動きのどこがいけないのか、どうしてキッチリ止めるべきところで線がはみ出してしまうのかを把握したり、定規の使い方に悪い癖が出ているのを発見したりと、常に時間のなさが付きまとってくる記述式のスピード向上にかなり役立った講座でした。また記述式の問題を解いていくうえでの一連の流れの再確認もこの講座でさせていただきました。何度も過去問をやっているうちにどうしても我流のようになってしまい、実はそれが非効率だったということが改めて発見できるものであったと感じています。

記述式計算ステップ講座のご感想・ご利用方法

記述式計算ステップ講座は基本中の基本となる土地の計算問題に関して、多くの受験者が得点してくる問題を万が一のミスで失点し、またそれがその後に続く問題にも影響を及ぼしてくることがないよう、繰り返し手順を確かめ、本試験の緊張状態でもエラーが生じないようにするために利用させていただきました。基本計算問題となると、試験対策の序盤で「もう大丈夫」となってしまいそうなところですが、それで実力を過信して…というのが実は本当に怖いところであり、自分がそうなってしまわないためのツールとして役立ちました。

作図特化答練のご感想・ご利用方法

私は作図問題が非常に苦手で、特に第21問の各階平面図に関しては時間を要し、またその分時間に追われてのミスもかなり多い状態でした。そのため上級講座ではこの作図特化答練をかなりの時間を割いて周回しました。予め印刷しておいた用紙にひたすら作図し続け、過去問解説講座や実演講座で得た作図に関する知識をアウトプットする場として、本試験直前までやり抜いたことで作図スピードなどの実力が高まったことを実感しています。この作図特化答練のおかげで、令和5年度の「あと5分あれば…」を克服し、やはり時間こそ足りなかったもののどうにか基準点以上を貰える答案を作成することができました。

直前予想模試のご感想・ご利用方法

直前予想模試に関しては本当にギリギリのタイミング、それこそ本試験受験のために東京へ向かう前日の夜に、これから本試験を受験するつもりで、会場をイメージしながら解答しました。正直、令和5年度の本試験でかなり良くない感覚を抱いてしまっていた部分がありましたが、最後の最後でもう一度リセットをかけ、「今の自分ならこのぐらいできる」ということを認識し、本試験当日には焦らず落ち着いて、問題をしっかり読みながら解答を進めることができました。そういった意味で、直前予想模試は受験の際に必ず経由しておくべきコンテンツだと考えます。

講師へのメッセージ

講師の先生方のわかりやすい講義動画、情報密度の濃いテキストを用い、アガルートのみでの合格を達成しました。ありがとうございました。

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