受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験｜【2026年（令和8年度）合格目標】合格総合講義／一発合格カリキュラム／ダブル合格カリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

理由は本当にたくさんありいろいろ説明がつくのですが、

・とある病気を経験して仕事をやめざるを負えない状況になったから

・生活苦になり、精神的に追い込まれていたから

・家業である土地家屋調査士を継いで安定した財源を確保したかったから

・前職も独立開業をして仕事をしていたが、独立開業を目指せる職を探していたから

・すべて0になり、自分のこれまでの経験から可能性を信じて勉強をしてみる必要があったから

・周りからの後押しも強く、もうやるしかない状況であったから

これらの経緯から土地家屋調査士を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

前年度もともとLECの土地家屋調査士講座を受講していて、測量士補の資格取得を目指していましたが、測量士補の不合格通知が届きました。

そのなかでもどうしても土地家屋調査士試験を諦めるわけにはいかなったので、LECの調査士の午前試験講座をチェックしましたが存在せず。

途方にくれていたところツイッター内で知り合いから「アガルートには午前試験の過去問講座がある」とのリプライをうけ、アガルートの午前試験の講座を受講しはじめました。

そこで関数電卓を使った座標値の求め方の方法がLECのものとは違っていて、青天の霹靂で、本当に驚きました。

わかりやすく、しかもミスがなく、そして速度も圧倒的に速い方法だったのです。

「これは、もしかしたら予備校によってやり方に違いがあるぞ・・・」と思い、アガルートを調べていくうちに、体験受講も行い、その独自の勉強方法と予備校自体のシステムそのものが他の予備校と比べ先進的であったことがわかりました。

土地家屋調査士は相対評価の試験です。もしかしたら通年の合格者の上位陣はこの予備校を使っているのでは？と推察し（合格率も物語っている）アガルートアカデミーを受講しようと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

工夫は数しれず行いましたが、まず学習習慣の確保です。

土地家屋調査士試験はネット等の触れ込みにて1000時間が合格必要時間であることを知っていました。

これはあながち間違っていないように思います。私は合計1500時間ほどを勉強しましたが、この数値は結果論です。

計算方法は至って簡単で、1年365日のうち360日を勉強にあて、最低でも毎日4時間必ず勉強しました。

これは一見キツイように思いますが、それは本当に最初の３日くらいで、これを越えれば本当にマジでなんてことはありません。

やればやるほどどんどん面白くなっていくカリキュラムであったし、できない問題ができるようになっていく様は自分でも痛快でした。

辛いのは最初だけというのは知っていましたので。

コツは他人と比べずに昨日の自分と比べることです。だからツイッターやSNSはこれを機に全く開くことはなかったです。

日々の学習計画は定期カウンセリングを受講していましたので、先生方の指示どおりに愚直に素直に実行するのみでした。

基本的に自分よりこの試験に詳しいプロがそう言っているのでそうなんでしょう。というスタンスで、取り組みました。

結果的に毎月の定期カウンセリングでは「良い感じに出来ていますよ。良い進捗ですよ」というご返答をくださったので、不安なまま進む試験とは違い非常に安心して進むことができました。

弱音を吐いてしまったのですが、これも受け止めてくださり、最後までついてくださるセコンドのような感じです。

択一試験は繰り返しを行う勉強方法とは違い骨折法と呼ばれる一度忘れて再度覚え直す方法を教えてくださったのですが、これが結構よかったです。

キツイのはキツイのですが、不動産登記法の根幹の部分に肉付けが行われている感覚がありました。

結果択一は満点を取りました。

記述式は答案構成用紙を用いて佐橋先生が実際解かれた本試験の答案構成用を研究を重ね、独自のモノを仕上げました。

ただこれに関しては、答案構成用紙を完璧にしないといけない。じゃないと合格はできないというバイアスがかかりすぎて本試験では基準点ギリギリという結果でした。

おそらくですが、過去問の周回では養われにくいアドリブ力というものが本試験では少なからず問われるように思います。

この力がある人は1位合格もできるのではないでしょうか。

択一は満点を目指す、記述はやるだけやって出たとこ勝負でいくという戦略で本試験を望みましたが、そのとおりになったかと思います。

【測量士補】総合講義のご感想・ご利用方法

前年度は後１点で合格という結果の私が受けた講義だったのですが、新しい発見や理解が合格を助けたと言っても過言ではありません。

いままでは過去問を独学で周回して過去問は完璧にできる。という状態でした。ですが、なかなか根本的な理解をするのは独学では難しく思います。ですがこの講義では前年度で何回も解いた過去問も、あーーーそういうことだったのね。空中写真測量の写真の短編の長編ってそういう意味だったのねーとか、アハ体験があり、脳も活性化していたように思います。

またどこをどうということは言えないのですが、、、講義中の解釈の言い回しだったり、こう理解すれば正確です。という講義のなかの端々での言葉絶妙で、妙に覚えていることが多かったです。そういう講義中のちょっとした言い回しが妙に頭の中に残っており、本試験も根幹の理解ができた状態で臨むことができました。

そのほかにも、講義に応じた過去問の参照ページが非常に役立ちました。講義を聞き終えたところをそのまま過去問を使い演習してみるという具合で演習を重ねました。

それでもわからなかったところはもう一度講義に戻り、内容の理解に努め、さらに次の日に問いてみるということが容易にできました。

自分は水準測量の部分は本当に弱い状態のままだったのですが、択一の肢も正解することができました。ありがとうございました。

【測量士補】３時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

私は今回は３時間で押さえる計算問題は利用しなかったのですが、後からチラリと見てみたことがありました。

これだけのコンパクトにまとめられていたら解法を覚えるのも苦ではないのではないでしょうか。

計算が苦手な人や時間が限られている人はこれさえやっておけばチャンスは大幅に拡がると思います。

できる問題は飛ばして、できない問題を繰り返し解いていく方法で測量士補は合格できますので、最も効率の良い直前期の学習教材なのではないでしょうか。

【測量士補】３時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

測量士補の直前模試を受けたあと、自分は計算問題は確実に取れることはわかったのですが、文章問題がとにかく苦手であることがわかりました。

そういった分析から３時間で押さえる文章問題は試験の前日にすべて理解する◯がつけられるように対策しました。

繰り返し似たような文言が出題される測量士補試験において、いわば丸暗記教材として位置づけました。

結果は２６問取ることができ、これで最後の追い込みをかける大変重宝した教材となりました。

【測量士補】実力診断模試のご感想・ご利用方法

実力診断模試で一番驚いたことは設問の内容が一問本試験で出たことです。

本試験中に「うわ、出た！」と某小学生向けの学習教材の漫画にでてくる小学生並の感嘆譜が脳内を駆け巡りました。

これは本当に目からウロコでした。実際に本試験はその問題は難なく解けました。

非常に有用であり、模試の結果は２１点とまずまずの結果であったことも本試験追い込みの契機となりました。

前年度の同試験の敗因は模試を受けなかったことにあると思っています。

測量士補の問題はその特性上正確な数値を導き出す能力を試される試験だともいえるので、本試験の緊張状態のなかで正確に慎重に問題を解いていくのはある程度の胆力が必要に思います。

その緊張感を和らげるためにも模試の受講は必須に思います。

【土地家屋調査士】導入講義のご感想・ご利用方法

導入講義は土地家屋調査士試験の大まかな概要を知る上で必須です。一番印象に残っているのは中山講師が「これを見ている方は合格するのですが・・・」という一言です。

この一言が「土地家屋調査士試験合格」を非常にリアルに体感することができました。

はじめが最も肝心であるように、勉強時間の確保の方法やモチベーションの維持に関する事は素直に実践していきました。

総合講義をまず一度全て視聴し、視聴し終えたあとは択一過去問を実際に問いていき、記述は択一がある程度解けたあと行うという実際のカリキュラムもこのときに知れます。

全体像の把握はこれから長い旅路である調査士試験の大筋のロードマップを示していただけることで迷うことなくコツコツと実践していける内容です。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義では一つの動画が2分～20分とコンパクトにまとめられており、動画を見始めるのが精神的に重たくないという目からウロコの画期的なシステムです。勉強は一日の初めのスタートが最もストレスがかかりますが講義動画の一つのチャプターが短いため勉強開始のストレスがフリーです。結果ヘタレず、どんどん前に進んでいる感覚を得ながら楽しんで講義を聴けます。

またアガルートでは講義動画をコンテンツ化（資産）しており、過去配信されていた質の良い動画を用いています。こうすることにより講師側のチャプター毎の改変が容易であるため結果的に最新の論点にも対応できる質の良い講義動画が配信されている印象です。アガルートのシステムの真髄が現れています。他校では年度毎に新しく撮り直しを行われていますが、効率的ではないと思っていたところでした。

さらに、倍速視聴でサクっと講義が聞けます。直前期でも講義をさらにもう一周聞けるほどの余裕があり講義中でわからなかったところをテキストに赤線を引き、その部分はわかるまで何回も目を通すことができました。その結果試験でもその赤線部分が出題がなされ、大変功を奏しました。

講義に出ている内容（テキストの内容）はすべて重要であるという考え方の元講義は作成されています。逆にいうと出されない部分はテキストから除しているため覚えなくて良いとされているとも言えるのです。よくあるAランクBランクCランクというランク分けがなく単純明快で非常にわかりやすいです。

また最後になりますが、講義動画下に該当のテキストのページが書かれており巻末の索引付きのテキストとデジタル書籍の活用で自分の知りたい情報に速攻でアクセスできるところは私の最もプッシュしたいところです。快適すぎるほどの学習環境で楽しく勉強ができます。

過去問解説講座（択一・記述）のご感想・ご利用方法

全体的に鑑みて、択一に重点が置かれていると感じる内容です。択一過去問はすべての肢に解説がついているのはありがたいです。他校にはなく肢がすべてわかった状態で前に進むことができるため、気持ちが良いです。反復法（１日目２日目と同じ年度を解く勉強方法）についても択一の講義は重宝しました。一問ごとにチャプターが分かれているため、わからなかった問題にすぐアクセスでき、何度も聞くことができます。

記述過去問は十分な解説がなされています。講義とテキストにすべての論点が書かれているため繰り返し学習の慣れにもつながります。答案構成用紙を活用しはじめるためのメモの活用の概念が説かれているため、ミスを大幅に少なくすることができます。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

まず、アガルート製の定規はかゆいところに手が届く設計です。縮尺250分の1は赤色、500分の1は青色と色別に分かれているため視覚的にも直感的なので本試験でもミスなく作図できました。これが欲しかった。

またビニールテープでの滑り止め加工も実用的です。

定規の使い方講座は終盤の各種図面に描き慣れた頃でも再度見返すと新しい発見があって、より効率的な定規の使い方を学ぶことができました。図面作成が苦手な方は2.3回みるといいです。

［中山式］複素数計算のご感想・ご利用方法

私がアガルート受講を決定付けた講義でもあります。中山式の複素数計算は、早くて、正確で、わかりやすいため、非常に画期的です。他校が教えている元の難しい計算方法には戻れません。

見たところこの計算方法はYoutubeなどにも載っているところは見たことがなく、中山先生はどうやってこの解法を見つけたのか不思議でたまりません。

また巻末にあるまとめの計算問題は本試験直前でも総まとめの計算方法の練習を行いました。本試験では出されたことはないですが、出なくもないとある計算方法も収録してあり、ここでしか練習ができないため重宝しました。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

本試験の直前まで雛形にはお世話になりました。自分は毎日必ず、勉強を始めるときに３つの雛形を問題形式で練習しました。

単語帳に雛形の番号（1～50番　アドバンス1～25番）を割り振り、出来た雛形は後ろへ、出来なかった雛形はまた明日また復習しました。

この出来た問題が程よく忘れた頃にまた問題としてやってくるのでよく出来ていると思います。

雛形練習もアガルートの独自の仕組みですから、やっているころには登記の種類については体に染み付いています。

区分建物の問題（特に区分建物分割登記）の敷地権割合を含めたマスターもできるため有用です。

実践答練のご感想・ご利用方法

まず、実践答練の問題は難しいです。この問題を最初からすべて解けた人は居ないと思ったほうがいいです。

択一の問題は中里先生が作問しており、過去問を周回を重ねた人なら唸ること必須の良問が出題されます。本試験で出て来なくてよかったと思えます。他校の実践答練も受けたことがありますが、予備校によるクセがあるのは事実です。

本試験で問われにくいような問題も出てくるということです。

本試験はみんなができている問題ができれば合格する試験ですので、不必要な情報は収集すべきではありません。

アガルートの実践答練の択一問題は過去問に出てきた肢そのものの理解を深めるために出来ているように思います。

記述は、中山先生が作問されており、結果的に建物はその登記の目的が出題されています。予想も反映されているため結果的には良問だと思います。

そしてかなり骨がありますので、答練を受けた後は過度に不安になる必要はないです。

これを言ったら元も子もないのですが、答練は必須ではないように思いますし、受けなくても良いものでもあると思います。なぜなら本試験は過去問をベースに勉強をしていけば合格する試験だからです。

下手に答練病になるより、過去問を優先すべきです。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

今年は法改正はなされたもののそれによる出題はなされないと思いました。ですので一度見ただけとはなりますが、安心するためにも一度は視聴すると良いかなと思います。

結局法改正の論点の出題はなかったのですが、過去を見ると法改正は一問ないし一肢は出題がなされるようですので、対策は必須です。

出されないであろうことも講義内で話されていたようでしたので、それによる補足論点の補充は柔軟に対応していると感じました。

直前予想模試のご感想・ご利用方法

模試の結果は、択一18点、記述のミスは、土地8箇所建物7箇所で計15箇所程の減点という結果になりました。

模試の結果については、本試験そのものの結果をも反映しています。

ですが、苦手分野の克服に焦ってしまうよりも、引き続き勉強を淡々と進めることにしました。

私の場合は図書館の自習ルームへ行き、そのときに来ていた人たちを本試験に来る人と見立て、本番さながらの環境で挑みました。

ここで一回腕時計を忘れるということを経験して、本試験で忘れないように肝に命じておきました。

本試験さならがの環境で一度模試を受けることのメリットは人それぞれだと思います。

私の場合、答練、模試と土地の座標値がすべて出ない（出るまでに試験終了になる、時間が足らない）ということも経験したので

本試験では絶対に座標値を求めるまで諦めないことを覚えました。結果、本試験では気合で座標値を出しました。結果的に求める最終座標値のY座標値だけは奇跡的に正解していて、合否を分ける結果となったと思います。

こういう胆力を養うためにもこの直前予想模試は有用に思えました。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

定期カウンセリングで合格できたと言っても過言ではありません。以前利用していた予備校には、このカウンセリング制度はなく、学習が進捗する度に現在地の状況を擦り合わせる必要性を感じていました。

いわば、エベレストを登るのにガイドなしで行くようなものです。本試験は難関であることは間違いないためプロの指導は必須に思います。

合格ゼミのご感想・ご利用方法

講師へのメッセージ

中山先生：「中村さんなら絶対合格できます」と開口一番に言っていただけたことはずっと心の支えになっておりました。定期カウンセリング中も「良いじゃん」とか「良いところまで来てる」という言葉が支えになっていました。パニック障害であるディスアドバンテージも告げましたが、それも汲んでくださり親身になっていただけたこと忘れません。神のような存在です。弱音も吐いてしまいましたが、本当にありがとうございました。

中里先生：定期カウンセリングでは一度だけ予約させていただきましたが、アガルートで触れたのは中里先生の午前試験の過去問講座です。あの講座がなければアガルートは受講していません。ありがとうございます。

高野先生：測量士補試験直前の定期カウンセリングでは高野先生でした。「あ、そこまでやっているのならもうダイジョブです。」という言葉に救われました。ありがとうございます。

佐橋先生：佐橋先生の答案構成用紙には直前期に見直しても驚くことばかりでした。研究に研究を重ねた甲斐もあり、基準点ギリギリでしたが、無事合格することができました。ありがとうございました。

古林先生：「3ヶ月の学習で前年度試験で11点も取れてるなんて自信持ってください」と言っていただけたのは古林先生だけでした。ありがとうございました。

山崎先生：山崎先生のホームルームでおっしゃっていた相続の論点は本試験でも出題されました。もちろん理解して本試験に臨むことができました。ありがとうございました。