受講されていたカリキュラム

【土地家屋調査士試験】2024年（令和6年度）合格目標｜合格総合講義／一発合格カリキュラム／ダブル合格カリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

測量会社への転職が決まっており、「できれば…」という形で取得を求められる資格として土地家屋調査士が挙げられていたからです。取得は必須ではありませんでしたが、自身の向上のためにも取得を目指すことにためらいはありませんでした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

当初は予備校の利用は考えておりませんでした。まずは択一式過去問を入手してしばらく問題を眺めたり解説を読んだりしましたが、その時点で独学では何を目指すべきかがわからないと判断しました。予備校の中でアガルートを選んだのは、料金が他校と比べて安価かつ合格返金制度があったためです。

合格体験記・学習上の工夫

2021年４月から学習を開始しました。2022年合格目標の講座でしたが、思ったより早く仕上がった感じがしたので、2021年も受験しました。結果は、択一は基準点を余裕でクリアしましたが、書式が足切り（マイナス3.5点）という自分では惨めな気持ちになる結果でした。
その後の一年でやったことは基本的にひたすら過去問（プラス答練３回分）を回すことだけです。最終的に択一・書式ともに一年半で15～20周はしています。解けない問題、あやしい問題だけ解く、というやり方はしませんでした。事前に文字起こしした中山先生の解説を過去問集に書き込んでいましたが、その文言及びテキストの解説も問題を解くごとに全部読みました。
一見非効率で無駄な勉強のようですが、結果的に理解の深さと思考の速さが格段に増したと実感しています（択一過去問は瞬殺、論点と解答の先読みを、問題文を読み始めた段階でできるようになります）。試験は水ものなので時の運が左右することは間違いありません。そうした中、合格可能性を極限まで高めるには、合格最低ラインを大幅に上回る点、ひいては満点を目指すことが学習の最終目標になってくると考えました。
過去問演習を何度やっても、書式問題は何らかのミスをしていることがちらほらありました。試験の怖さを普段の学習から感じ、些細なミスすら許さない気持ちで演習を繰り返しました。その結果、本番ではたとえ手が震える中であっても、いつも通りミスを警戒した思考の流れで素早くすべての問題を解けたと感じています。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

教材は、この手のものは無味乾燥になりがちな中、カラー混じりで非常にとっつきやすさを感じました。テキストは過去問知識以外を網羅することをあえて排除しているようで、記載されていない条文などがたまに気になることがありましたが、最短合格を目指すためにはこのようなつくりになるのは当然だと考えていました。
また、中山先生の講義は、明朗かつ簡潔で、退屈な講義形式の授業に彩を与えてくれ、楽しんで学習を進めること可能にしてくれました。いまもってなぜ講義形式の授業は一般的に退屈なのかを考えさせられる、非常にすばらしい講義だったと感じています。
全体の進め方としましては、まずは講義をすべて聴きました（時間の制約上、再生速度はMAXまで上げました）。その際、講義で中山先生がされる通りにマーカーで線を引いていきました。テキストの復習自体は網羅的にはまったくやっていません。ただ、問題演習や疑問を感じたときなど、必要に応じて戻っては熟読することはありました。特に、過去問演習を繰り返す中でこの定義は覚えたほうが良いと感じたものはテキストの文言をしっかりと覚えようと、何度も繰り返し読み返しました。
申請書のひな型に関してはスマホで撮影してどこでも見られる形にして、ちょっと記憶があやしくなったらその都度参照するようにしていました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問集には、中山先生の解説を文字に起こして余白に書き込むことをしていました。解説動画が一本一本非常にコンパクトに作成されているため、それ自体あまり苦痛ではありませんでした。
その書き込みを過去問演習の際に最初から印刷されている解説とともに読み込むことを意識して学習しました。テキストの解説も中山先生の解説もそうですが、とにかく簡潔で必要十分であるところが学習者の負担を少なくしてくれていると感じます。解説が詳しすぎることは、丁寧であるというメリットがある一方で、何が本質かが見えにくくなるというデメリットがあります。合格に一番役立ったのは択一演習を行う際、文字起こし解説と印刷された解説を毎回必ず読むという一見迂遠な勉強をしたことだと感じています。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

非常にわかりやすかったです。本当にありがとうございました。しかし、一度内容を理解すれば別段講義を見ることも解説を見ることも必要がなくなるのがこの試験の独特の特徴だと感じていて、自分自身で習熟しない限り記述式に関しては全然意味がありません。そのため２、３回目以降の演習の際ほとんど解説は参照しませんでした。解答があれば十分だからです。したがって、理解もおぼつかない初学者が一回目に見る動画としてはすばらしい講義であることは疑いえないと思います。
しかし、ある程度学習が進めば、解答さえあれば自己採点ができます。というよりも、そういう状態に早く持っていくことがこの講義の目的とするところなのかもしれません。支離滅裂ですみません…。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

めちゃくちゃ役立ちました。この試験の最大の難点、学習上の障害は作図にあると思います。学習前に一番不安だったのもこの作図の部分です。その作図をこれほどわかりやすく解説してくれる動画に出会えて大変感謝しております。不安は霧消するほど理解がすんなりと進みました。自分でも驚きました。誠にありがとうございました。
とてもじゃないですが、独学でこの内容を身につけるのは不可能に近いと思います。作図に習熟することができたのはこの講義のおかげであることは間違いありません。この動画を見て練習を続ければ誰でも作図に関しては合格レベルに達することが可能だと思います。それほどすばらしい内容だと感じています。心より感謝申し上げます。

［中山式］複素数計算のご感想・ご利用方法

めちゃくちゃ役立ちました。複素数計算のほうが速い、という話だったので、特に疑問も持たずに最初から複素数計算に挑みました。講義は大変わかりやすく、特に疑問に思うこともなく講義を終えることができました。使い続けていれば無意識にも打てるようになります。複素数なしでどう解くのか一度も考えたことがないので、比較対象はできません。この講義さえマスターしていれば、近年の計算問題はかなり簡単なので電卓をたたくだけの問題と言わざるを得ません。
この講義でも基本の型を身につけ、それを過去問演習などで実践する。非常にすばらしい流れを作ってくれる最高の講義だったと感じています。心より感謝申し上げます。この講義に出会えて心底よかったと感じています。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正に関しては確かに不安なところではあります。なので、自主的に学習を進めていたのでこの講義に関してはこのおかげで何かを得たということはあまりなかったというのが正直な感想です。
ただ、試験的にこの資格で必要となる知識や理解に影響のある法改正をコンパクトに解説していただけたのは非常にわかりやすくありがたかったです。安心して法改正を踏まえた学習をできるのは大変ありがたいと言わざるを得ません。

自由記載欄（カリキュラム・講座のご感想，講師へのメッセージ等）

先生方、スタッフの方々のおかげで合格することができました。ありがとうございました。
今後ともご活躍をお祈り申し上げます。