2025年(令和7年)の土地家屋調査士試験は10月19日(日)に筆記試験が行われました。

「民法が難しかった…」という感想もありましたが、実際のところはどうだったのでしょうか。

このコラムでは、アガルート講師陣による基準点予想をご紹介いたします。

択一式・記述式・全体について触れていきますので、自分が合格ラインにいるかどうか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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土地家屋調査士試験の択一式基準点予想(令和7年度)

択一式基準点予想:32.5点

択一式基準点の予想は32.5点です。これは20問中13問正解した場合の点数になります。

参考までに、令和6年度試験の基準点予想は択一式で37.5点だったため、去年よりも難易度の高い出題内容だったといえるでしょう。

※2024年11月22日に択一式の基準点37.5点、平均点が33.5点と発表され、見事予想的中となりました。

令和7年度の択一式に関しては特に試験冒頭の「民法」3題の難しさが際立ち、マイナーな論点も含まれたため解答しにくい内容でした。

過去の出題ではあまり扱われなかった内容が選択肢として提示されるなど、過去問題に慣れていた人ほど難しいと感じる試験だったといえるでしょう。

さらに、高難易度の問題が最初に固まっていたことで、冒頭で解答のテンポが崩れやすいという点でも難しい試験だったといえます。

令和7年度の択一式難易度は以下の通り。

難易度
第1問
第2問
第3問
第4問
第5問
第6問
第7問
第8問
第9問
第10問
第11問
第12問
第13問
第14問
第15問
第16問
第17問
第18問
第19問
第20問並 

択一式の問題について、アガルート講師である中山先生のコメント・感想です。

民法

  • 第1問:選択肢エは過去問にはない論点だったため、難易度が上昇
  • 第2問:修繕費の償還など論点がマイナーで難しい
  • 第3問:選択肢ウは知らなくてもいい内容。選択肢エが解答のキー

不動産登記法

  • 第4問〜:難易度的に解きやすくなる
  • 第5問:保存期間の問題。出題されやすい内容なので解けてほしい
  • 第9問:選択肢エは迷いやすい部分
  • 第16〜20問:理にかなった出題順だが、過去問にはない傾向
  • 第20問:論点について正誤を推測しなくてはならない選択肢が含まれていた

詳しくは【土地家屋調査士試験】令和7年度(2025年度)午後の部<択一>試験総評の解説動画をご覧ください。

土地家屋調査士試験の記述式基準点予想(令和7年度)

令和7年度試験における記述式基準点予想は公表されていません。

試験後の2025年10月21日に投稿された講師陣による「合格道場」動画では、記述式試験の基準点は30点を下回るであろうとの言及がありました。

参考までに、令和6年試験の記述式基準点予想は「34点」で、50点満点中7割弱得点できれば合格と考察されました。

※2025年1月8日に記述式の基準点31.5点、平均点が26.32点と発表されました。

令和7年度の記述式は土地科目の座標計算の出題における難易度が目立ち、特にJ 点・L点の算出は非常に難しかったと分析されています。

土地と建物について、それぞれポイントを詳しく見ていきましょう。

土地(第21問)

  • 座標点の計算問題の難易度が高く、特に後半のJ点・L点は算出できなかった人が多かったと予想
  • J点・L点が出せなかったとしても、択一の問3や申請書の登録免許税などの「書ける部分」が合格ラインを分ける可能性が高い
  • 座標計算を深追いせず、申請書や作図の基本的な部分で得点を狙う戦略が重要だった

建物(第22問)

  • 解答のための作業量が多かった
  • 作図を求められないという解答形式がイレギュラーで、問題文や解答すべき範囲の把握にやや混乱が生じた可能性

今回は第21問の座標計算・第22問のイレギュラーな出題形式など、時間を取られる要素が多分に含まれていた点に難しさがありました。

難易度が高い部分に拘泥せず、部分点を狙って解答できる部分に「食らいつく」姿勢が重要だったといえるでしょう。

令和7年度の記述試験の総評動画は以下からご覧ください。

土地家屋調査士試験全体の基準点予想(令和7年度)

令和7年度の土地家屋調査士試験全体の基準点予想は公表されていません。

今年の試験は過去の試験とはやや異なる傾向が目立つ内容だったため、講師陣にとっても予測が難しい状況という可能性があるでしょう。

参考までに、令和6年度試験の合格基準点は以下のように予想されていました。

合格点予想:79.5点/100.0点

※2025年1月8日に合格点は78.0点(択一式・記述式基準点の合計+9点)と発表されました。

令和7年度試験はイレギュラーな出題内容が多分に含まれていており、得点を伸ばすことが例年以上に難しかったと考察できます。

したがって、昨年の合格点78.0点よりは低い点になる可能性大。

講師陣による座談会では、「択一式で15〜16問程度正解できていれば、記述式の基準点を載せることで合格圏内に入る可能性がある」と予測されています。

まとめ

令和7年度の土地家屋調査士試験の基準点予想について解説してきました。

まとめると以下の通りです。

  • 択一式基準点の予想は32.5点
  • 択一式は民法の第1〜3問が特に難しかった
  • 記述式は土地の座標計算・建物のイレギュラーな出題など、時間を取られやすい内容が目立った

実際の合格点・基準点が発表され次第、以下の記事に掲載しますので是非参考にしてください。

最後に、アガルート講師陣による令和7年度の土地家屋調査士試験後に配信された動画をご紹介いたします。

【土地家屋調査士試験】令和7年度(2025年度)講師4人による本試験座談会

【2025/10/21】土地家屋調査士試験 合格道場!YouTubeLIVE受講相談会

令和7年度の土地家屋調査士試験を受験された方はもちろん、これから受験を考えている方も是非ご覧ください。

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