独学経験者が紹介!宅建試験の独学におすすめの問題集・過去問題集
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「宅建の勉強を始めようと思うけど、問題集が多くて何を選んでいいのかわからない」
宅建は、テキストや問題集が多いので独学の場合、どれを買っていいのか迷いますよね。
本記事では、独学の方におすすめの問題集・過去問題集について、独学経験者が良い点、微妙な点を解説します。
独学で学習したことがある一人の経験者の意見として、ぜひ問題集選びの参考にしていただければ幸いです。
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目次
宅建試験の独学に問題集は必要?
宅建試験の勉強において問題集は必須です。
理由は、テキストで学習した内容を「武器」として使う力が身につくからです。
宅建試験では、テキストを読んだだけの知識を本試験で使うというのは難しく、ましてや暗記して点数が取れるというものでもありません。
テキストでインプットした知識は、問題集で問題を解き、実践することで自分の「武器」として育っていきます。
武器をたくさん作るために、多くの問題に触れておくことが合格への近道です。
そのため、問題集は必ずテキストとセットで使っていきましょう。
関連コラム:宅建テキストのおすすめは?独学の勉強で重宝する4選を紹介!
どのような問題集があり、それぞれいつ頃使えば良いのでしょうか。
独学経験者が選ぶ!種類別おすすめ問題集
宅建を勉強するにあたり、問題集の重要性は理解して頂けたかと思いますが、実際にたくさんある問題集の中からどれを選べば良いのか迷いますよね。
この章では、初学者の独学の方におすすめしたい問題集を種類別にご紹介していきます。
おすすめの科目別問題集
みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 本試験論点別 [最新試験解き方動画付]
おすすめポイント
とにかく解説が見やすく、わかりやすいです。
図解が多く、文字だけでは理解できない権利関係などの複雑な解釈もわかりやすく解説してくれます。
また、学習度や理解度などもメモできる仕様になっているので、知識の定着度を図ることができます。
実際に使ってよかった点
本書の解説ページに、問われた問題に関連する過去問なども併せて紹介してくれるので、より深い学びに繋がります。
実際に使って微妙だった点
基本的な問題が多いため、応用力を試されるような問題は比較的少ないです。
わかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集
おすすめポイント
解説ページにて、選択肢別のテーマが書いてあるため、今どの分野のどの箇所について聞かれているかがわかります。
これは回答にたどり着けなかった時や復習をする時にとても便利な機能です。
実際に使ってよかった点
この問題集の解説ページには、「頻出」「難」「ひっかけ」というマークが選択肢についていることがあります。
非常に役に立った事は、宅建試験でもよく出る「ひっかけ」問題の傾向や出題のされ方を把握できるので、同じような問題に出くわした時に対応できるという点です。
実際に使って微妙だった点
先に紹介した問題集に比べると、図解や言葉の柔らかさには劣るため、初学者には難しいと感じてしまう。
おすすめの年度別過去問題集
みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集
おすすめポイント
選択肢に「★」「☆」「△」「×」の4つのマークがついてあり、選択肢の重要度がわかる仕様になっています。
それぞれのマークは復習をする際の目安や、割り切る問題(いわゆる捨て問)の区別にも繋がります。
実際に使ってよかった点
各過去問の冒頭にその年の合格点が書いてあるので、自分の実力が今どの程度なのかを把握するきっかけになります。
また、解説も結論を先に述べているため、要点がわかりやすく理解しやすいです。
実際に使って微妙だった点
おすすめポイントで述べた4つのマークが、時として弊害になることもあります。
例えば、過去問を反復する内に、マークがあることで回答を暗記してしまうという事。
結局流れで正解して、実力にはなっていないという事がありました。
おすすめの一問一答
わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600
おすすめポイント
各ページに3題の問があります。他の一問一答と比べ見やすく、次々とページをめくって進めるので苦になりません。
また、問題を解くカギとなる文章に下線が引いてあるので、正誤判断の決め手を探す力が身につきます。
実際に使ってよかった点
単行本サイズなので、ちょっとした空き時間にサクッと宅建の問題に触れることができ、時間を有効活用できます。
実際に使って微妙だった点
最初の頃は一問一答を使っていましたが、ある程度学習が進んでくるとほとんど手に取らなくなりました。
宅建試験は網羅的な知識を求められます。
しかし、一問一答は断片的な知識を求められるため、実践に繋がるというより、テキスト学習の補足的な役割でした。
学習が進むにつれ問題演習に費やす時間が増えてくるので、結局はあまり活用しませんでした。
おすすめの直前予想問題集
本試験をあてる TAC直前予想 宅建士
おすすめポイント
該当年の宅建試験を予想した問題演習が3回分あり、より実践に近い形で問題演習ができます。
また、科目別問題集や過去問にはないような切り口の問題が多いため、最後の詰めにはピッタリの問題集です。
実際に使ってよかった点
付録で付いてくる「直前つめこみBOOK」がとても効果的です。
主に法改正や統計問題の対策情報がまとめてあるのですが、試験直前に見ていた統計問題のページがそのまま試験に出てくれたため、簡単に2点獲得できました。
実際に使って微妙だった点
科目別問題集や過去問題集をある程度こなしてからこの予想問題集をやると、とても難しく感じることがあります。
その割には、予想問題の合格点が高かったりするので、場合によっては本番前に自信を失ってしまうことにも。
予想問題は余裕がある場合にのみ取り組み、基本は科目別問題集や過去問を繰り返す方が良いでしょう。
宅建試験の問題集の種類や特徴
宅建の問題集は、大きく分けて以下4種類の問題集があります。
「科目別問題集」
「年度別過去問題集」
「直前予想問題集」
「一問一答」
4種類の問題集それぞれの必須度や、いつ頃使えば良いのかを以下のシートでまとめたので、参考にして頂ければと思います。
種類 | 必須度 | 使う時期 |
科目別問題集 | 必須 | 勉強スタート時〜試験本番前まで |
年度別過去問題集 | 必須 | 試験本番3ヶ月前から |
直前予想問題集 | なくてもいいがあったほうが良い | 試験の1ヶ月前 |
一問一答 | なくてもいい | 勉強スタート時から試験本番前まで |
それぞれの問題集の特徴を以下にまとめました。
科目別問題集
試験当日までに必ず実践したい問題集の1つです。
各分野ごとの過去問やオリジナルの問題がまとめてある問題集です。
問題が分野ごとに分かれているため、苦手な分野を徹底的に演習したい時や、1つの分野のテキストを読み終わったあとの実践に使えるので、とても重宝します。
年度別過去問題集
いわゆる「過去問」です。
こちらも、試験当日までに必ず実践したい問題集の1つです。
問1〜問50までの本試験と同じ出題数となっているので、一通り学習した後の腕試しや、実際の試験と同じ制限時間で解くことで、各問題の時間配分を把握することができます。
直前予想問題集
出題傾向などを元に作成された宅建の本試験を予想した問題集です。
すべて出版社オリジナルの問題なので最も本試験に近い感覚で解くことができます。
ただ、難題や細かい知識を求められる問題も多いので、難しいと感じる方も多いようです。
一問一答
宅建の知識を○×で答える形式の問題集です。
宅建試験の問の選択肢に近い内容となっています。
気軽に実践できるので、通勤通学時などに気軽に実践することができます。
次項では、おすすめの問題集を紹介していきます。
問題集を選ぶ際に注意したいポイント
宅建の問題集を買う時に注意したいポイントは以下の3つです。
- 問題集はテキストとセットのものを選ぶ
- いろいろな問題集に手を出さない
- キャッチーなフレーズの問題集に騙されない
問題集はテキストとセットのものを選ぶ
問題集の多くはテキストと連動しており、学習効率を上げられるように作られています。
なので、宅建の問題集を購入する時は、テキストとセットになっているものを選ぶようにしましょう。
いろいろな問題集に手を出さない
初学者の方が陥りがちなのが、「いろいろな問題集に手を出す」ということです。
なぜダメなのかというと、宅建の勉強においては問題集を「反復する」ということが最も大切な学習スタイルだからです。
違う問題集に目移りする気持ちもわかりますが、まずは1つの問題集を信じて、何度も繰り返すということを覚えておきましょう。
キャッチーなフレーズの問題集に騙されない
試験日が近づくにつれ、書店には、「楽して合格したい欲」をくすぐるキャッチーな問題集が現れます。
決して、キャッチーなフレーズの問題集に騙されてはいけません。
タメにならないとは言いませんが、地道な学習に勝るものはありません。
「楽したい欲」をおさえ、確実に合格できる学習スタイルを身につけましょう。
まとめ
今回は、宅建試験の独学経験者が試験に独学合格するために使いたい、おすすめの問題集を解説しました。
宅建の問題集選びにおいて、宅建独学経験者から言えることは、「科目別問題集」と「年度別過去問題集」は用意した方がいい!ということ。
これは覚えておいて下さい。
宅建を学習し始めた頃は、内容が全く理解できず、問題を解こうにも解けないのは当然のことです。
嫌になってしまうこともあるでしょう。
逆境でも、地道に努力をし続けた人が、合格発表日にこれまでとは違った景色を見る事ができます。
また、より確実に、より効率的に合格を目指すなら講座受講もひとつです。
この記事があなたのお役に立てれば嬉しい限りです。
独学受験を検討していて、情報を集めている方は以下の記事も参考にしてみてください。
関連コラム:宅建を独学で勉強する際の勉強時間は?難しい?おすすめの勉強法も解説
令和5年度の合格率64.8%(全国平均の3.77倍)
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