宅建士は独学で合格可能?難しい?効率の良い勉強法も!2024年
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宅建は独学で合格可能なのでしょうか?独学が難しい人に特徴はあるのでしょうか?
また、独学で合格するための効率の良い勉強法はあるのでしょうか?
このコラムでは、こうした疑問に答えていきます。ぜひ最後までご覧ください。
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目次
宅建は独学で合格可能?
結論としては、宅建試験は独学でも十分合格可能であると考えられます。
但し番人が独学で合格可能であるという訳ではありません。
宅建試験は一般に合格までに300~400時間要すると言われ、誰もが楽に合格できる類の試験ではありません。
以下ではまず、独学が難しい人の特徴について見ていきます。
独学が難しい人の特徴
自分に合った学習スタイルを、適切に選ぶことは、結果を確実に出すうえで重要です。
そこで、ここでは「独学は難しいかも…」という方の特徴も明らかにしておきましょう。
結論としては以下の通り。
- なかなか決断できない方
- 適切な情報を選び出すのが難しい方
- 計画性をもって物事を進められない方
以下でそれぞれについて詳細に見ていきます。
特徴その1:なかなか決断できない方
なかなか判断できない方は、様々存在するテキストや問題集の中から「これ!」と選び出すのが困難です。
また、こういうタイプの方は、一度選んだテキストや問題集も、最後までやり切らずに途中で別のものに切り替えてしまうことが多い傾向です。
「最後までやり切らないと宅建試験の学習範囲をすべて網羅できない」とわかっていながらです。
これでは、いつまで経っても勉強が終わらず合格は遠のく一方です。
特徴その2:適切な情報を選び出すのが難しい方
どこに出かけようかといつまでもスマホで調べ続ける人や、調べてみたものの解決策が一向に見つからない人というのもいるのではないでしょうか?
こういった方というのは、「独学」で合格を勝ち取るのは難しい傾向にあります。
確かな情報をつかみ取る力がなければ、古い情報や不確かな情報、間違った情報を掴まされ、そのまま試験に突入し結果が出ないことが十分起こり得ます。
そして、「独学の場合」先生がいないことから、掴まされた情報が古い・間違っていると誰も指摘してくれません。
そんな状態で何年も勉強を続けることになってしまいます。
特徴その3:計画性をもって物事を進められない方
計画性をもって物事を進めるのはなかなか辛い話ですよね。
計画性がないと、10月の第三日曜日までに準備を間に合わせることができません。
ここまで「独学」は難しいと思われる方のタイプを挙げてきました。
そのような方には、やはり受験指導校を利用していただき、宅建試験の合格を目指していただきたいです。
「独学」の悪い面をカバーしているのが、受験指導校のメリットとなります。
宅建に独学で合格するための効率の良い勉強法
ここでは、宅建試験に独学で合格するための効率の良い勉強について見ていきます。
- 最初は細かなところは気にしない
- テキストだけでなく、過去問集も積極的に使いましょう
- 分かっている人に積極的に聞いてみる
1.最初は細かなところは気にしない
上記のとおり、宅建の勉強では、時期によってやるべきことが変わります。
「理解重視の時期」と「記憶重視の時期」ですね。
最初の「理解重視の時期」に関しては、細かなところは気にせず、まずは最後までたどり着くことを優先させましょう。
細かなところにいちいち立ち止まっていると、余計に時間が必要になります。
2.テキストだけでなく、過去問集も積極的に使いましょう
「過去問をやっておけばOK」という科目・分野も、宅建ではあります。
そのようなところは、過去問集を用いた問題演習だけで済ませるという手を採用するのもアリです。
すると、テキストを読むための時間を節約することができますから、総勉強時間を圧縮することが可能です。
また、問題集の選び方としては、テキストとセットのものを選ぶことや、いろいろな問題集に手を出さないようにする必要がございます。
詳しく知りたい方は「独学経験者が紹介!宅建試験の独学におすすめの問題集・過去問題集」を参考にしてみてください。
3.分かっている人に積極的に聞いてみる
分からないからといって、そこで立ち止まっていれば前へ進むことができません。
かといって、分からないことをいつまでも分からないままにしておくわけではいきません。
そこで、ネットで検索する等してどうにか解決しようとするわけですが、分からないことですから当然どうやって調べてよいやら分かりません(汗)。
なので、ここは思い切って分かっている人に質問してしまいましょう。
何十分もかけて調べていたことが、一言二言で解決することも多々ありますよ。
独学が難しいと感じたら予備校を利用するのも手
前章では宅建試験に独学で合格するための効率の良い勉強法について解説してきました。
「勉強するだけでも色々と気にしなければならないのに、他にも気にしないといけないことがあるなんて……。」と思った方は、受験指導校(予備校)を利用することもご検討ください。
そういう“面倒くさいこと”を代わりにやるのが、受験指導校(予備校)の役目です。
面倒くさいことはすべて受験指導校(予備校)にやってもらい、受験生の皆さんは、宅建の合格に必要なことだけをひたすら実行するのに努めましょう。
独学と通信講座のメリット・デメリットについて
補足となりますが、独学と通信講座でのそれぞれのメリット・デメリットを紹介いたします。
どちらで学ぶか悩まれている方は参考にしてみてください。
まずは、独学のメリットですが、やはり費用が安いことです。
教材費以外は基本的に料金がかからないため、値段を抑えたい方などには独学がおすすめです。
また、デメリットに関しましては、一人で勉強を行うため、継続して勉強する意思を保つ必要があります。
一方、通信講座のメリットにつきましては、わからない部分は講師に質問できるため学習が捗ります。
また、デメリットに関しましては、独学とは逆に費用が高いこととなります。
わからないところはすぐに講師に聞けたり、独学でやるよりもモチベーションが保ちやすい等のメリットも多いため、決して高すぎるという訳ではないため、効率良く学びたい方は通信講座がおすすめです。
なお、予備校といっても様々な学校があります。以下のコラムでは主要な予備校についてその特徴などをまとめています。合わせてご覧ください。
まとめ
宅建の勉強時間・勉強法や独学の難しさに関する解説は、以上となります。
このコラムでは、
- 宅建は独学で合格可能
- とはいえ計画性がない人などは難しい
- 効率よく勉強するには適宜過去問集を利用するなどする
- 独学が難しいと感じたら予備校を利用するという手も。
という点を中心に解説してきました。
宅建は、例年20万人以上の方が受験申込みをする超人気資格です。
それほど人気なのは、就職・転職等キャリアアップの手段としても有効ですし、他の資格へのステップアップにも用いることができ、非常に使い勝手のよい資格だからです。
今回のコラムを参考にしていただき、ぜひ宅建の合格を勝ち取ってください!
令和5年度の合格率64.8%(全国平均の3.77倍)
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この記事の著者 林 裕太講師
初学者向けの入門講座から、受験経験者を対象とした上級講座まで幅広く講座を担当。
本試験の出題傾向を緻密に分析した上で、初学者・受験経験者問わず、少しでもわかりやすく、点をとりやすくなるような講義とテキスト作りに心血を注ぐ。
また、様々な資格試験に精通する「資格マニア」でもある。
アガルートアカデミーでは、行政書士試験だけでなく、公務員試験(法律系科目,社会科学等)、
宅地建物取引士試験、司法試験(一般教養科目対策)、ビジネス実務法務検定®試験の指導も行う。
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