宅建士は男性にもおすすめですが、女性にもおすすめの資格です。
このコラムでは、女性に宅建士をおすすめする理由を解説します。
「役に立つ国家資格を取りたいけど、宅建士ってどうなの?」と思っているあなた、ぜひ参考にしてみてください。
目次
宅建士は女性にもおすすめ
宅建士は、産休育休を取ったり、1度仕事を長く休んでも仕事に戻りやすく女性におすすめの資格です。
また、後述しますが、時間の融通が利くパートタイムの求人も多いです。
働きやすいだけではありません。
女性の宅建士は女性ならではの視点があり、お客様に安心を与えることができる、など活躍もできます。
以下で、おすすめの理由を詳しく解説します。
宅建士の仕事が女性にとって働きやすい・活躍しやすい理由
女性の宅建士が働きやすいと言われる理由を説明します。
採用されやすい
デスクワークが中心になる事務のお仕事は、特に女性に人気があります。
人気があるからこそ、たくさんの人が応募するのでなかなか採用されなかったり、条件が厳しく応募すらできないこともあります。
宅建士を取得していると、宅建士資格の取得を必須とする求人に採用されやすくなります。
全国どこからでも仕事を探せる
宅建士の資格があれば、パートナーの転勤で仕事を辞めなければならなくなったり、親の介護で実家に戻らなければならなくなっても、不動産屋さんは全国どこにでもあるので、日本中どこでも仕事を探すことができます。
またIT化の流れにより、今はあまり多くありませんが、IT重説スタッフなど完全在宅で出来る仕事の求人も今後増えていく可能性があります。
パートタイムでも給料が比較的高い
お子さんが小さいうちは、時間の融通を利かせられやすいパートで働く人も多いのではないかと思います。
宅建士資格が必要なパートは、資格手当等が付与され、一般的なパートの給料と比べて高い傾向にあります。
女性のお客様が安心できる
女性一人で内見する場合、「男性スタッフと二人きりで内見するのは不安」というお客様もいます。
また、防犯面など男性スタッフには相談しにくい内容があるケースも考えられます。
そんなとき、女性宅建士は女性のお客様に安心を与えられますし、男性スタッフでは気付きにくい女性ならではの視点で、気になる点をアドバイスできる可能性があります。
女性ならではの相談のしやすさや、アドバイスなどで活躍できると言えます。
実際、女性宅建士の割合は多め
宅建士の女性の登録者数は、確認できる令和2年末時点のデータをもとにすると全体の25%を占めます。
他の士業と比較すると、司法書士会員数の女性割合が18%、弁護士数の女性割合が18%なので、それらに比べると女性割合が多いといえます。
参考:宅地建物取引士の概要
女性にとって資格の取得のしやすさ
宅建は家事や子育てをしながら資格取得を目指すことも難しいことではありません。
実際、女性で家事や子育てをしながら宅建試験に合格した方も少なくありません。
家事や子育てをしながらの勉強だと
・まとまった時間が取れない
・子どもの体調不良など急な予定の変更が多い
・子どもがなかなか寝なかったり、ぐずると予定通り進まない
など様々な問題が生じやすいです。
そんな方にも、オンライン講座ですと学習を進めやすいです。
幼稚園に通うお子様を子育て中の方の勉強スケジュール例を紹介します。
時間 | 行動 |
6:30 | 朝食、お弁当準備 準備をしながら動画講座を流し見する |
7:30 | 子どもと旦那起床 朝食 |
8:45 | 幼稚園へ出発 |
9:00 | 洗い物、洗濯、掃除 家事をしながら動画講座を流し見する まとまった時間が取れたら、流し見した部分のテキストを読む問題を解く |
14:00 | 幼稚園のお迎え |
14:30 | 子どもと遊ぶor子どもの習い事子どものお絵かき中や、習い事の待ち時間に動画で勉強したところをテキストで勉強する |
17:00 | 夕飯のお買い物、夕食準備 |
18:30 | 夕飯 |
19:30 | 子どもをお風呂に入れる |
20:30 | 明日の用意、幼稚園のノートを書く |
21:00 | 子ども就寝 |
21:30 | 旦那帰宅、夕食を出す |
22:00 | 勉強する |
「子どもの宿題と一緒に勉強する!」という方は多くいるようです。
オンライン講座なら家事の時間や隙間時間を使って、自分のペースで勉強ができるので急な予定変更にも対応できます。
まとめ
宅建士は男性にももちろんおすすめですが、女性にもおすすめの資格です。
国家資格なので難しい資格ではありますが、何度でも受験が可能ですし、しっかりと勉強すれば合格できます。
家事をしながら、子育てをしながらぜひ取得を目指してみてはいかがでしょうか。