受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

大学卒業後、就職しサラリーマン生活を送り、海外赴任を経験するなど、それなりに充実はしていましたが、若い時から、いつか独立したいと考えて、行政書士の資格は取得しておりました。
独立を決心し、行政書士として開業するにあたり、その準備期間中に、まずFP2級を取得し、更にダブルライセンスとして、社会保険労務士試験にチャレンジすることを決心しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

令和4年度の試験に7か月間の準備で臨み、思ったよりは点数は良かったものの、不合格でした。
全体的な底上げに加えて、ポイントゲッターとなる、得意科目を作ることが課題でした。
いくつか予備校を調べ、アガルートで受講相談をし、知識を引き出すためのアウトプット量の確保が必要とのアドバイスもあり、講義と問題演習が充実しているアガルートの講座を受講することにしました。

合格体験記・学習上の工夫

令和4年度の試験を終え、自己採点で厳しいことが分かり、2週間ほど休みを入れて、9月下旬に申込み、実質10月から再スタートを切りました。
再スタートを切ってからは、とにかく毎日コツコツ勉強をしました。
あきらめずに粘り強く、やりきることが大切だと思います。

学習2年目で、問題演習に時間を費やしたいと思っていましたので、まずは総合講義を聴講した後、その科目の過去問を解く、を各科目行いました。
社労士試験は、とにかく幅広く、暗記をしなければならないので、少し前倒しで、ゴールデンウイーク頃からは、問題演習に加え、横断的な整理による知識の整理や、暗記も少しずつ開始し、ラストスパートに備えました。
択一式の解くスピードも課題でしたので、5月後半には公開模試を受講し、ホームルームでアドバイスがあった通り、年金問題から解答するなども取り組み、またその時点の実力を早めに確認し、その後は、できなかった問題を中心に復習を繰り返しました。
過去問は、時間を置き4回連続したらOK、一度でも間違った問題は、時間を置き、多い問題は10回くらいトライしました。
基本的には、アガルートアカデミーの講座の通りに進めて行ったのですが、ホームルームで少しリフレッシュすることをお勧めします。
社労士の勉強は長丁場ですし、伸び悩みや気分が乗らない、疲れが溜まるなど波があります。
そんな時、ホームルームで他の受講生の悩みを聴き、講師のアドバイスを聴くことで、また頑張ろう!という気持ちになれます。

総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートアカデミーの総合講義を選んだ理由に、ボリュームの多さがあります。
テキストは、過去出題されたところのカバー率が高いとのことでしたし、実際に相当のボリュームがあると思いました。

それ故、「アガルートの講座をしっかりやり切れば合格できるんだ」と思い込むのに十分で、他のテキストや問題集に気を取られる手間が省けました。
唯一、模擬試験は他社のものもトライしました。
総合講義は全体を通して一度、理解が浅いところは二度、三度視聴しました。
仕事帰りに図書館で勉強をしていたため、音声をダウンロードして、図書館でテキストを見ながら聴講もよくしました。
テキストは通しで2回読み、過去問や模擬試験で確認したいところは、3回、4回と確認のため、読みました。
講義時間は、最初少し長く感じましたが、慣れてくると丁度良い長さかなぁと思います(中断し再開もできますし)。
また、竹田先生の講義も分かり易く、単に暗記ポイントを明示するだけではなく、何故そうなのか?背景も含めた講義なので、印象に残るものでした。
ホームルーム等を通し、講師から何度か説明がありましたが、過去問は重要だが、やはりテキストを理解することも重要で、その意味でも、総合講義は、過去問(アウトプット)前のインプットに重要な講義だと思います。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

選択式は、昨年度の試験、及び本年度の模擬試験でも、まずまずの点数が取れていたため、幸い苦手意識はなかったのですが、一方で足切りリスクがあるのも選択式なので、足切りにあわないよう、どのように網を張ったら良いか悩ましかったのですが、あの時期に送付される選択集中講座のテキストのボリュームを見て、迷わず、選択式集中講座に集中することにしました。
まず、労働法の条文の暗記に取り掛かり、また労一、社一で取りこぼしのないように念入りに繰り返しました。
改めてテキストを読み返してみると、通しで2回、多いページは、5~6回繰り返して読んでいたようです。
本選択式集中講座のおかげで、自信を持って試験に臨み、午前中の選択式は好感触で終え、午後に未練なく集中することができました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

社会保険労務士試験の受験生のほぼ全員が、各科目に似ているところが多く、頭の中が混乱してくる時期があるものと思います。
2回目の受験でしたので、少し早い時期から自分で整理できるところは整理をはじめ、科目別横断整理講座が送付されてきてからは、即、これまで整理してきた知識の再確認と、未だにちらかったままの不確かな知識の整理に大いに活用しました。
講座そのもののボリュームは多いわけではなく、大切な最終フェーズに丁度良いボリュームです。
講義の内容、時間を踏まえて、私は受験準備後半に受講必須の講義だと思います。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

社会保険労務士試験では、法改正対策は避けて通れない反面、必ず何問かは出題されるはずなので、逆にポイントを稼げると思い、特に念入りに受講しました。
法改正体対策講座の良いところは、改正項目別に★の数でランク分けされている点です。

また講義の中でも、竹田講師がメリハリをつけて説明していますので、力まずとも理解できました。
講義とテキストの読み込みを各々2回、特に重要な改正やちょっと複雑な改正は、3回、4回と確認をして、理解と暗記を確実なものとしました。
テキストは薄く、持ち運びも苦にならない重さでしたので、外出するときには必ず持参して、ちょっとした隙間に目を通していました。
社会保険労務士試験は法改正が多いとはいえ、暗記するべき全体のボリュームの中では、法改正で理解し、暗記することは、それほど膨大ではないので、出題される可能性を考えれば、受講必須の講座だと思います。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

過去問マスター答練の時には、既に科目別の過去問題集を数回解いていたため、過去問マスター答練では、正答率よりも、以下の課題を持って取り組みました。

  1. 午前、午後の長時間にわたる試験時間に慣れること。
  2. 科目別ではなく、全科目を1日で行うことに慣れること。
  3. 私の課題である、択一式のスピード対策として択一式試験の時間配分=年金科目から解くこと。

過去問マスターを行うことで、長時間の試験へのスタミナがついてきますし、何よりも択一式のスピードアップのためにホームルームで説明のあった、年金科目から解答していく順番も、何度かトライすることができました。
試験当日のスタミナも問題なく、解答順序も躊躇することなく年金問題から進めることができて、大きなプラスになりました。
また、科目別過去問題集で何度も解いているにも関わらず、過去問マスター答練で間違った問題は、それだけ苦手な問題ということですので、重点的に復習をしました

実力確認答練のご感想・ご利用方法

過去問マスター答練同様に実際の試験を想定して、活用しました。
記憶違いでなければ、講座の中で竹田講師が、基本的な問題が多いと仰っていたと思います。
一方、考え方を変えれば、落としてはいけない問題の総チェックという意味では、大いに役立ちました。

間違った問題は、繰り返し確認しました。
改めてテキストを読み返してみると、問題によっては、5回トライしており、基礎固めに役立ったのだと思います。
過去問+実力答練で基礎固めは盤石で、本年度の試験結果からすると、知らず知らずに実力がつくようなカリキュラムということになっているのだろう、と思いました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書は、何を覚えたら良いのか、どれくらい深く覚えれば良いのか、範囲が広く、非常に悩ましい分野だと思います。
自分でネット等で調べるには、関連する統計がたくさんあり、かつ、一つひとつの統計の範囲が広いため、現実的ではないので、アガルートアカデミーの白書対策講座は非常に助かります。
極端に言えば、白書対策講座までの間は、過去問でどんな問題が出されたかを確認する程度で、実際に覚えるのは、白書対策講座からで良いと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

他社の公開模擬試験と書店で購入した模擬試験を行い復習後、最終仕上げのためにアガルートの模擬試験を試験の10日前に行いました。
当然、間違ってしまった問題もありましたので、その確認とその周辺知識の復習を行いました。
変にひねった問題ではなく、比較的オーソドックスな問題だったと思いますし、まずまずの点数が取れたので、気分良く試験までの残りの日を勉強に集中できました。
オーソドックスな中にも法改正問題を折り込んでいるので、法改正の確認にも役立ちました。
解説講座では、すべての問題の解説をするのではなく、法改正や少し難易度の高い問題を中心に解説をしており、その解説の中でも模擬試験に問題として出題されていないが、確認しておいた方が良い関連知識も説明されており、総復習にも役立ちました。

定期カウンセリングオプションの受講有無

なし

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

社会保険労務士試験は、受験勉強期間も長丁場、試験当日も長丁場です。
とにかく、あきらめないことです。

毎日コツコツ勉強をすることが大切です。
アガルートの講座を信じる。
+αは、公開模試を一度か二度受ける程度で、アガルートのテキストをしつこく読み込み、問題を徹底的に解くことです。
信じて、合格をつかみ取ってください。

講師へのメッセージ等

竹田講師:
単に覚える項目を説明するだけでなく、背景から説明していただけるので、興味も沸きますし、記憶に残りやすい講義でした。
人によるのだと思いますが、私の場合は、竹田講師の流れ、トーンが合ったようで、講義全般にわたり、ストレスなく聴講できました。

池田講師:
池田講師は、ホームルームだけでしたが、試験対策を参考にさせていただきました。
『選択肢は、短文のものから読む』『年金問題から先に開始する』どちらも実践し、バッチリでした!

平野講師:
直前期のいくつかの講義を有り難うございました。
女性、男性というわけではなく、安心感のある雰囲気をお持ちですから、是非、ホームルームにも参画させると、聴講生はほっとするのではないかと思います。

改めまして、ありがとうございました。