受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

私は、現在税理士として開業しています。
税理士業務をするにあたって、お客様から労務に関する問い合わせが多くなってきていて、それに対応するためにも今後は、社会保険労務士の資格が必要と感じ、挑戦することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートアカデミーを受講しようと思ったきっかけは、価格帯がリーズナブルなことと、合格率の高さ、何よりも、出題カバー率、選択式93.8%・択一式91.4%と、非常に高いところに魅力を感じ、受講することにしました。

合格体験記・学習上の工夫

私は、これまでに4回受験して、4回目で合格となりました。

過去の受験経験上、基本が大事なことと、難問であっても基本的な事項を理解していれば答えにたどり着けるということがわかりました。
そこで、4回目の受験では、単純な暗記ではなく、基本的なことの理解ということをテーマに学習を進めました。

受講した講座は、「演習総合カリキュラム」でした。
総合講義を動画とテキストで確認し、過去問を解いては、間違えたところのテキストを何度も読むという繰り返しでした。
過去に他の予備校で社労士講座を受講していましたが、テキストについてはアガルートのテキストが一番詳しく説明がされているように感じました。
動画は、2倍速で見ていましたが、2回見ることにより、1回目では理解しきれなかったところが、テキストを見たり、過去問を解いたりして、2回目ではすんなり理解できたりしました。
勉強時間がなかなか作れないので、2倍速で動画を見ることが出来るのはとても助かりました。

過去問は、全問2回は解いて、間違った箇所や、回答に不安がある箇所については、チェックをして3回、4回と解いて、苦手な論点をつぶす作業をしていました。

直前期には、アガルートの模擬試験以外も受験し、高得点とはいかなかったですが、それなりの点数を確保できました。

アガルートの講座を受講して、他の社労士講座では得られなかった知識も得ることができ、自信をもって本番に臨めたことが、今回の結果につながったのかなと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義のテキストは、条文とその解説で構成されていて、記憶の定着には「記憶のフック」という記憶の方法が記載されていて、特に重要な項目については、重要ポイントとして記載されています。テキストは非常に読みやすく解説には表も多用されていて、視覚的に記憶しやすくなっています。

総合講義の講義については、1.5倍速~2倍速で2回動画を見ていました。倍速で講義を視聴できるのは、学習時間をあまり確保できない社会人にとってはありがたい機能だと思いました。
1回目は動画を見ながら、テキストを確認し、その後テキストをさらに読み込んで、その後過去問の演習をして、2回目は動画をメインで視聴し、テキストは記憶があいまいなところを中心に確認するようにしていました。
2回講義を視聴してからは、過去問演習に時間をかけましたが、テキストの確認もするので、テキストに項目ごとにインデックスを張って、時間をかけずに不明な論点を確認できるようにしました。

総合講義の中で、講師の方が他の科目とも横断的な論点の説明をしてくださったり、テキストにも横断的な説明が記載されていて、他の科目の復習や予習につながり、それが私にとっては、とても役に立ったと思います。それによって、記憶の定着につながったと思います。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

学習を科目別に進めてくると、各科目で類似した事項があることにより、混乱してきます。
この講義では、「選択式問題対策」と「知識が断片的になりやすい事項の整理」に重点を置いて、効率よく学習できるようになっています。
科目別に学習してきて混乱した知識を整理するのに、科目横断整理講座はとても有益でした。

テキストは、薄く仕上がっており、アウトプット学習時には、混同する部分の確認にはとても役立ちました。図や表が多く使用されているので、文章だけではなかなか理解が進まないところも視覚的に覚えられてよかったです。
また、スキマ時間に苦手な論点を確認するのにも便利でした。朝、通勤後の始業前にパラパラとめくって利用していました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正は、毎年行われており、学習する法律が多い社労士試験では、全部をカバーすることは困難であるところ、法改正対策講座では、重要な法改正を2年度にわたりピックアップして掲載してありました。
その中でも重要度の低いものから高いものについて★マークの数でランク付けされていて、必ず覚えるもの、一度目を通せばよいものと区別ができ、社会人であまり勉強時間を作れない私にとっては、重要度の高いものに絞った学習をするのに役立ちました。

また、選択式の演習問題と、択一式の演習問題も掲載されていて、改正趣旨・概要、解説を読み、その後、演習問題を解く、その繰り返しを3回行いました。
重要な改正に絞って講義もされていたので、効率よく学習できました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策講座は、労働経済の分析のポイントや厚生労働白書などの特に重要な論点が掲載されています。また、各種統計についても、重要なポイントに絞って掲載されていました。
白書対策講座においても、選択式、択一式の演習問題が掲載されており、やはり繰り返し演習問題を解くことにより記憶を定着させることができました。

テキストのボリュームは、多くはないのですが、重要な論点のみを効率よく学習できるテキストでした。
私は、他の予備校の白書対策講座も以前の社労士試験の時に受講していましたが、もっとボリュームのあるテキストで、講義は、時間をかけずにという感じであったので、どこを学習したらよいのかわかりづらかったのですが、この講義では、重要な論点に絞って講義して頂き、学習もしやすかったです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験については、基本的な論点の出題が多かったと感じています。

1回目は本試験を想定して、開始時間も本番と同様に取り組みました。時間配分や解答する順番も本試験を想定して実施しました。過去3回の本試験の経験上、択一式の試験では時間配分と、解答の順番も重要であると気づきました。
1回目、2回目はすべての問題を解答して、間違えた箇所や記憶があいまいな個所を復習しました。3回目は、1回目、2回目で間違えた箇所を重点的に解答するという方法で学習しました。

他の予備校の模擬試験も、受講しましたが、そちらは、難易度が高くあまり良い得点が取れませんでしたが、アガルートの模擬試験は基本的な論点の復習にもなりました。
直前期になると、アウトプット中心の学習になり、全科目の演習を効率よく行うために、模擬試験の問題演習を繰り返し解答することは基本的な論点の確認に役立ちました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

過去3回の本試験では、選択式問題で基準点に足りなく不合格になるという苦い経験をしたこともあり、この講義は特に集中して受講しました。

選択式の問題は、知らなければ解くことができない知識型問題と、知識がなくても問題文から推測することで正解を絞り込むことができる推測型問題とがあり、特に推測型問題が重要であると講義で学びました。
講師の方も、自分の受験時代の苦労したことや、工夫したことも講義の中で話をしていただいて、それもすごく参考になりました。

この講義で得られた思考力を、本試験で発揮することができました。また、選択式問題を繰り返し解くことにより、基礎知識の学習につながり、択一式の知識を固めることにもつながる講義でした。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力確認答練は、選択式2問、択一式10問、全8回にわたる問題演習の講義でした。
実力確認答練は、インプットの完了した直前期に繰り返し行いました。1回目、2回目はすべてを解答し、3回目、4回目は、1回目、2回目で間違えたところや、記憶があいまいなところを重点的に解答するという方法で行いました。

問題としては、基本的な論点なので、知識の定着に役立ちました。ボリュームも多すぎず、少なすぎず、ちょうどよいボリュームで、超直前期の記憶の確認の作業にとても役立ちました。

問題は、アガルートのオリジナルということのようでしたが、いかにも本試験に出そうな問題が多く、作成された方の意図が読み取れる良問が多かったと思います。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

社労士試験は、暗記する項目が多く、記憶力勝負と思われがちですが、単なる暗記では、本試験では通用しない応用問題が出たりします。
試験範囲が広く、一つ一つの論点の理解を深めることは難しいことかもしれませんが、深く理解することが記憶の定着につながると思うので、テキストを繰り返し読み理解することが大事だと思います。

講師へのメッセージ等

今年、アガルートアカデミーを受講したことにより、合格することができました。
竹田講師の講義は、非常にわかりやすく、通常の講義の中で、混乱しやすい論点について横断的に講義して頂いて、その都度、テキストを見直したりして、知識の定着にすごく役立ちました。 また、長期間にわたる社労士試験の学習への向き合い方だったり、学習のコツのようなものも教えていただき、私にはとても有益でした。