合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

上場企業を早期退職した後、パートとして再就職、それこそ社会保険の支払いが割に合わないと感じ、夫の扶養になることを決めました。仕事を減らしたことで空いた時間を資格取得の勉強時間に充て、2021年に行政書士の資格を取得しました。元々、再就職した会社で行政対応の業務を担当していましたが、行政改革の推進やAIの利用などで行政書士の仕事は減っていくと感じていました。そこで、もう一歩踏み込んだ資格を取得しようと考え、行政書士が受験資格要件にもあり、関連性が高い社労士の資格取得を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2022年、他社の通信教育で勉強、受験しましたが、不合格となりました。2023年の受験を独学で乗り切る自信がなかったため、再度、通信教育を探しました。アガルートには合格特典として返金制度があることを知り、自分を奮い立たせるためアガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

・計画を立て管理

試験範囲が広いので、勉強のスケジュールが遅れないように、計画を立て管理しながら進めました。具体的には、アガルートのテキスト発送スケジュールに合わせて、Excelに日付とその日にどの科目を勉強するかを記載して、勉強後、実際に勉強した時間を記録しました。これにより、自分で決めた通りに勉強ができたか、月々何時間勉強したか可視化され、モチベーションも維持できました。

・元気なうちに勉強

人によるとは思いますが、とにかく朝は、まず勉強しました。「家事を済ませた後に落ちついて」とか、「仕事が終わった後に気持ちを切り替えて」などと思っても、そのころには気力・体力・知力が劣化して、明日やろう、明日になるとまた明日やろう、となってしまうからです。勤務先にも協力していただき、出社時間を10時、直前の8月には11時にしてもらい、毎日出社前に勉強しました。

・常に起動しておく

基本は机で集中して勉強しましたが、いつでもどこでも社労士の知識に触れるようにしました。例えば外出先でこれは労災に該当するのかな?とか、私って中高齢寡婦加算の対象になるんだっけ?とか、ふと疑問に思ったらすぐに検索したり、手元にあれば教科書を確認したり、常に頭の中で社労士の知識に出合い、触れるようにすることで頭と気持ちの再起動を省力化しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

まずは、一通り講義を視聴しました。ほとんど1.25倍で視聴し、理解しにくい部分のみ1倍で視聴しました。講師がポイントを板書した時は、一度しっかり説明を聴いてから、画面を戻してテキストに書き写しました。講義を聴いた後、テキストを読み返してみて、あやふやな部分はもう一度講義を視聴しました。

そして、1つの章を勉強する度に過去問テキストを解きました。
このような方法で、5月前半に労一までを一通り勉強しました。

2回目はテキストと過去問を勉強して、忘れてしまった・理解できていない・あやふやなどの部分だけ、再度講義を視聴しました。それでも理解できない場合には質問制度で質問しました。

過去問のテキストは小さくて軽いので、常に持ち歩いて隙間時間に問題を解きました。疲れている時は、眺めるだけでも良いので、とにかく社労士の知識に触れるようにしました。

選択式集中講義など、他の講義を受けながら総合講義の復習をしましたが、引っ掛かると理解するまでに時間がかかることもあり、結局、網羅的な復習は2回しかできなかったので、見積もりが甘かったと7月ごろに後悔しました。

竹田先生の講義は表面的な知識だけではなく、その法律が制定された背景や、そのような条文になった理由などもお話しくださり、腹落ちしましたし、印象にも残りました。ただ、それ故にか、分かったつもりになってしまい、後で見返すとすっかり忘れていることもあったので、本当に試験範囲の広さと深さは決して侮れないと思います。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

講義と問題を一通り、勉強しました。何度も繰り返し勉強するだけの時間的な余裕はありませんでしたが、目的条文を覚えるためのテキストとして利用できました。また、あやふやな知識の復習としても有効でした。選択式の対策だけではなく、択一式の勉強にも役立ちました。

このテキストも小さくて持ち運びがしやすいので、目的条文と数字要件を覚えるために持ち歩いて、隙間時間に眺めることで、社労士試験の知識に常に触れることができました。

選択式対策として特に良かったことは、数字要件など知らなければ選択できない問題と、前後つながりで日本語がおかしくなるため当てはまらない選択肢を見極めることが重要であるということを学べた点です。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

総合講義の次にたくさん使ったテキストです。

まずはテキストに記載されている内容によって頭が整理されました。何度も何度も横断的な知識が分からなくなるので、その度にこのテキストを確認しました。自分でイチから整理する手間が省けましたし、講義の内容によって記憶にフックされました。

次に、テキストに記載されていない横断知識、例えば、「配偶者・子の加算」「障害のある子の支給要件」「ダブルワークの場合に賃金として合算するか」など、あれっ?となる項目を余白に書き込みました。これによって社会保険全体の骨組みが見え、理解できました。社労士の勉強の肝になる軸ではないかと思いました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

2年目の受験でしたので、以前の内容と混乱しないか、適切に知識を上書きできるかと心配でしたが、違和感なく新鮮な気持ちで学べました。

社労士の試験は法改正について狙われやすいので、法改正だけを詳細に解説する講座は、勉強の重点化ができて助かりました。総合テキストの記載頁も示されているので、両方を確認すれば改正された法律の前後も確認することができました。また、総合講義で学んでいるにもかかわらず、知識が抜け落ちていることがあり、網羅性が確保できました。

一通り、講義を視聴しながらテキストを読みましたが、★1つの項目は、正直なところ、目を通す程度しか勉強する時間はありませんでした。★2つ・3つの項目は、総合テキストと行ったり来たりしながら注意深く読んで理解しました。特に、育児介護休業法と確定拠出年金の改正について時間をかけました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

たくさん教材がある中で、過去問マスター答練は講義動画もなかったせいでしょうか、やろうやろうと思いながら、後回しとなってしまいました。

また、試験は3~5年前の過去問の焼き直しが出題される可能性が高いという情報もあったため、勉強計画には入れていたのですが、優先順位を落とすことになり、結局、令和元年のみ2回解きました。令和2年と3年は時間が足りなくなり解けませんでした。

令和元年については、解説が分かりやすくて、一度解いたら、二度目はスムーズに解けました。令和2年と3年に手が付けられなかったことはとても残念です。もし、講義動画があったなら、進捗管理されるため、進捗を100%にするため、全て解いていたかもしれません。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

一通り、問題を解いて解説を視聴しました。6月に受講したのですが、その時点ではまだ細かい事項や数字要件が頭に入っていなかったので、たくさん間違えました。既に受験まで3か月をきっていたので、とても焦りました。

選択式の内容が少々数字要件に偏っているのではないかと思ったりもしましたが、数字が不得意な私にとって、奮起する良い機会となりました。

また、語呂合わせも楽しく拝見、ちょっとした息抜きができたと思います。池田先生から提示された語呂合わせビジュアルをそのまま記憶することはありませんでしたが、そのような記憶方法の有効性が学べました。自分の過去の経験やお気に入りなどを、暗記項目とセットで思い浮かべるようにして、記憶のフックができました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

一通り、講義を聴いてテキストを読みました。白書をどのように読んだらいいのか、判断が難しかったので、力を入れて読む箇所や世の中の流れについて解説していただけて効率よく勉強できました。

講義を聴きながら、押さえるべき点にアンダーラインを引いておき、試験の当日、頭が疲れてしまうといけないので、やたらとテキストを読んだり、過去問を解いたりしないで、白書の重要なポイントだけをもう一度確認しました。

また、資料編の社会保障論と人事労務管理は、リラックスして読書するような気持ちで、ソファやベッドで読みました。社会保障や労務管理の根底にある精神が理解できて有意義でした。

ただ、やはり時間が足りず、さらっとしか学習できなかったことが残念でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

自宅でしたが、ほぼ本試験と同じ時間帯に問題を解きました。計画では本試験までに何度か模擬試験の問題を解く予定でしたが、やはり時間が足りず、1回しか解けませんでした。

問題を解いたあとは、別の日に5日間20時間に渡り、丁寧に解説を確認しました。

また、他社1社の模擬試験を併用したのですが、いずれも、合格点には届かなかったのでかなり焦って、絶望的な気持ちになりました。今思えば、自分の弱点がよく分かり、有意義だったと思います。

講師の先生もおっしゃっていましたが、本番ではないので、間違えたら勉強すべき点が明確になりラッキーだと思うくらいで構えないといけないと思います。そこでへこんでしまっては何のための模擬試験か分からなくなります。そして、そのように先生がおっしゃってくださったので、なんとか気持ちを持ちなおしました。やはり、模擬試験も独学より通信講座が良いと思いました。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

本番の2週間前に受けた模擬試験も合格点に達せず、挫けそうになりましたが、そのあと、ひたすら、特に重要で苦手な項目と数字要件を勉強しました。とにかく最後まであきらめないことが重要だと思います。急に視界が開けるように理解できたり、数字が頭に入ってきたりします。また、講義本題の内容はもちろんなのですが、本題の合間に先生が話される勉強の仕方や心構えについても、聴き逃さず実践することで実力が伸びると思います。

講師へのメッセージ等

丁寧で分かりやすい講義を大変ありがとうございました。

こんなに親身に教えていただいたのに、受からなかったら申し訳ないと言う気持ちにだんだんとなりました。

もちろん、自分自身、資格が欲しかったことが、一番頑張れた理由ですが、先生方の熱意が、たくさん私の後押しをしてくださり、本当に感謝いたします。

自由記載欄(カリキュラム,講座のご感想,講師へのメッセージ等)

先生方の人間性に触れ、孤独と戦うことなく、勉強を続けられました。ありがとうございました。