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G検定の難易度は?年代・職種・業種別の合格率と合格基準・必要な正答率を解説

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2017年より、新しいAI資格であるG検定が開始されました。

G検定は「ディープラーニング」の分野を中心に、AIを事業活用するための知識を問う検定です。

この記事ではそんなG検定について、試験の難易度と合格率について解説します。

G検定とは?

名称G検定
認定団体JDLA 民間資格)
受験資格なし
出題形式多肢選択式
問題数220問程度
受験時間120分
試験日程年に3回
(3月、7月、11月)
受験料一般:13,200円
学生:5,500円

G検定は日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施している検定で、「ジェネラリスト検定」とも呼ばれます。

AI分野の中でもディープラーニングに特化した資格で、「ジェネラリスト」という名称の通り、ディープラーニングに関連する広範な知識とスキルが問われます。

ディープラーニングを「どう使うのか」に着目し、AIをビジネスに活かすことに視点が置かれています。

G検定は比較的新しい資格ですが、ビジネスのAI活用への期待によって、G検定の知名度も高まっています。就職・転職活動、昇進など、今後のキャリア形成にも有用な資格です

試験は年に3回実施されており、自宅で受験することもできますので、気軽に受験しやすいのも特徴です。

関連コラム:G検定(ジェネラリスト検定)とは?【データサイエンティストに関わる資格】

G検定の合格率・合格者数からみる難易度

G検定が始まってから現在に至るまでの合格者数と合格率は公表されています。

2022年7月2日(土)に実施された2022年第2回G検定の62.22%でした。

開催年と回 合格者数 合格率
2022年 第2回 3917人 62.22%
第1回 4198人 62.10%
2021年 第3回 4769人 64.45%
第2回 4582人 61.50%
第1回 3866人 63.77%
2020年 第3回 4318人 59.56%
第2回 8656人 68.96%
第1回 4198人 66.66%
2019年 第3回 4652人 70.70%
第2回 3672人 71.40%
第1回 2500人 72.76%
2018年 第2回 1740人 64.93%
第1回 1136人 57.14%
2017年 第1回 823人 56.84%
参照:一般社団法人日本ディープラーニング協会

回によるばらつきはありますが、合格率はおおむね60%台で推移しています。

この値は他の資格試験や検定などと比べても低いとは言えません。

しかし、合格率のみで単純に難易度を判断してはいけません。

実際のところ難易度の低い検定ではありません。

年代・職種・業種別の合格者数

2022年第2回試験の合格者について、もう少し詳しく見てみましょう。

職種別、業種別の合格者数は以下のような分布となっています

職種別合格者数

業種別合格者数

いずれも一般社団法人日本ディープラーニング協会【2022年 第2回G検定 結果】より引用・改変

職種としては、研究開発や情報システム・システム企画といった専門性の高い職種が多くなっています。

それぞれ935人、860人と、全体の約45%もの割合です。

業種別に見ると、最も多い情報処理・提供サービス業では813人が合格しており、これだけで全体の20%となります。

また、ソフトウェア業や情報処理関連業などのプログラミング等に関わる業界や、実務でデータ分析の活用機会が多い製造業や金融・不動産業での合格者数合計すると全体の68%となり、大多数を占めていることがわかります。

以上より、普段からプログラミングやデータ分析の経験があり、基礎知識を持った受験者が多いことが読み取れます。

年齢別合格者数

年齢別、役職別の分布は以下の通りです。

役職別の合格者割合

役職別グラフを見ると、合格者のうち学生は8.63%と少なく、実務を行う一般社員が52.72%、係長クラスが15.70%と大部分を占めています。

年代別グラフでも30代、40代が1105人、781人と比較的多く、全体の約48%です。

ここからも、実務経験の豊富な層が多く合格していることがわかります。

試験の合格率は60%台と比較的合格しやすいように見えるG検定ですが、見かけよりも難易度が高い試験であるといえるでしょう。

G検定の難易度が高い理由

上記の通り、G検定の合格率は低くはありません

ですが、以下の2つの理由から、試験の難易度は比較的高いといえます。

  • エンジニアによって合格率が引き上げられている
  • 出題範囲が広く、深い専門知識を問われる

理由1 合格者の多くがエンジニア

上でも述べた通り、合格者の多くが研究開発や情報システム等の職に携わっており、合格者全体の約45%を占めています。

すでに知識や経験を持った人が多く試験に臨んでいるのですから、合格率が試験の難易度よりも高くなっていると予想されます。

理由2  出題範囲が広く、深い知識を問われる

G検定のシラバスを細かく見ていくと、学習項目の多さに気が付くでしょう。

G検定では主にディープラーニングに関する内容が問われますが、これは機械学習の中の一分野です

実際の試験では、他の機械学習技術との相違点や、前提となる数学や統計学、法令といった内容もカバーする必要があります。

例えば、G検定の試験範囲には「機械学習の具体的手法」「ディープラーニングの手法」が項目分けされています。

他にも、「ディープラーニングの 社会実装に向けて」の項ではAIプロジェクトの進め方や、データ収集に関連する法律、倫理などの知識が問われます。

参考:G検定の試験範囲(シラバス)と例題

専門用語も多いため、AI分野を始めて学ぶ方は理解に時間がかかるかもしれません。

類似のデータサイエンス関連資格との比較

G検定と近しいデータサイエンス関連資格に、統計検定のDS分野や、AI実装検定などがあります

G検定を基準に、それぞれの資格の難易度を比較しました。

表の下に記載されているものほど難しい資格となっています。

資格難易度
AI実装検定 B級易しい
統計検定 DS基礎易しい
G検定普通
AI実装検定 A級難しい
E資格難しい
AWS 機械学習専門認定資格難しい

AI実装検定B級や統計検定、DS基礎は、機械学習やデータサイエンスの入門資格です。

初学者がG検定を受験する前の知識習得に向いています。

E資格はG検定と同じJDLAが実施しており、G検定よりも上位に位置付けられているA資格です。

国内のAI関連資格としては認知度・難易度ともに最も高い部類となっているため、データサイエンス関連で仕事に活用するためには、この資格の取得が目標になります。

AWS認定 機械学習は、Amazonが提供するAmazon Web Service に関連する資格で、その名の通りAI開発やデータサイエンスに携わる人に向けた資格です。

E資格と同程度のレベルの機械学習の基礎知識に加え、Amazonのクラウドコンピューティングサービスに関連する知識も問われるのが特徴です。

AI実装検定はこれらの資格の中ではやや耳馴染みが薄いかもしれません。

AI実装検定は2020年に始まった、新しいAI系の民間資格です。

B、A、S級の3資格があり、最も難易度の低いB級はAIの知識が全くない初心者向けの位置付けとなっています。

想定勉強時間も5時間と短いため、機械学習に触れてみたい方が気軽に挑戦することができます。

中間の難易度となるA級はG検定よりは範囲が広く、E資格の前提知識となるレベルです。

G検定取得後、E資格にステップアップする際の知識定着に向いています。

G検定の合格目安は正答率70%程度 155問以上の正解を目指そう!

G検定では合格者数などのデータは公開されていますが、合格ライン、合格基準とされる得点は公開されていません。

ですが、受験者全体の平均得点率は公開されており、例えば2021年第2回のG検定の各分野につき以下のような得点率であることがわかっています。

  1. 人工知能に関する問題:78%
  2. 機械学習の具体的手法:65%
  3. ディープラーニングの概要:66%
  4. ディープラーニングの手法:62%
  5. ディープラーニングの社会実装に向けて: 67%
  6. 数理・統計:56%

各分野の出題割合までは公開されていませんが、平均では60~70%ほどの得点率となっており、合格ラインも70%ほどではないかと言われています。

各分野の出題割合は公開されていませんが、平均して60~70%ほどの得点率となること、この回の合格率が61.5%であることから、合格ラインは70%程度と予想されます。

出題数は220問前後となっているため、70%を目安とした場合、155問程度の正解が目安となります。

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により、安心してG検定に向けた学習を進めることができます。

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