受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

大学時代、私は法学部に所属していたにもかかわらず法律関係の資格を取得しておらず、就活を終えてからそのことを後悔したため、新卒1年目に何らかの資格を取得しようと考えました。
最終的に行政書士と宅建のどちらかを取得しようと考えましたが、初めての資格勉強ということもあり、両者を比較したときに、必要とされる勉強時間が少なく合格率も高い宅建試験を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

初めての資格取得のための勉強であったため、独学で試験に挑むには不安がありました。
そのため講座を使用することにしましたが、複数の候補の中で、自宅で受講することができる点、合格実績が良い点、その他口コミ等を比較してアガルートアカデミーの講座に一番魅力を感じたことから受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私が実践した1日の勉強の流れとしては以下の通りになります。

①テキストを読む ⇒ ②講座の動画を視聴する ⇒ ③過去問を解く

この3点のインプットからアウトプットまでの学習をある程度まとまった単元(例えば権利関係の代理、宅建業法のクーリングオフ等)で行いました。
その後に④前日に勉強した単元の過去問を解くようにしていました。

この①~④の流れを基本に学習を進めていくことで、1日の中で知識のインプットとアウトプットを絶えず行うことができたと考えております。
日によっては時間に余裕があったため、前々日に勉強した単元の過去問を解きましたし、さらに三日前、四日前と遡ることも多々ありました。
これを繰り返すことで、早い段階で過去問を十周している部分も出てきており、問題への慣れに繋がったほか、毎日繰り返し過去問を解くことで、知識の定着にも役立ったと考えております。
しかしながら私の場合、過去問を繰り返し解きすぎたせいで、過去問を解くのではなく、そのまま覚えてしまったという反省点もあります。
その結果、模擬試験では30点を超えることもできませんでした。
見覚えのない問題文に対応することができなかったのです。
この点を反省し、模擬試験以降の期間は過去問の周回数以上に質を重視するように改善を試みました。具体的には解答時に解説と同じ説明ができるようにする、過去問の周辺知識まで派生して説明できるようにする等になります。
過去問をただ解くのではなく、解いたうえで何故その答えになるのかというところまで導き出せるようになったことにより、初めて見る問題にも対応できるようになり、合格に繋がったと考えております。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

入門総合講義を受講して、どの分野を重点的に勉強するべきなのか、どの分野を捨てるべきなのかがよく理解できたと考えております。
分野ごとに何点取得するべきなのか明示していただいたので、自分が勉強すべき分野がはっきりとし、迷わずその分野の勉強に集中することができたと思っております。

また、入門総合講義全体を通して、とにかく過去問を解くことを強く勧められたおかげで、自分は過去問中心の勉強を行うことができました。
とくに権利関係の分野においては、わからない部分があったときに、必要以上に深堀して勉強したくなったことが多々ありましたが、「過去問で出ていないのだから、出ない」というふうに自分を納得させることで必要以上に時間を割かずに済みました。
また、「合格までにするべきこと」と「合格してからでもできること」という話をされたことがあり、過去問を解くのは合格までにすべきであるが、権利関係の深堀は合格してからでもできる。
言い換えれば合格する前にやるべきことではない、という内容であり、対面で講義をしているわけでもないのに、自分が直面した問題を都度解決していただいたことが何度もありました。

このように学習の過程でつまずいていたであろう場面で、都度助言があったおかげで6か月の学習期間を乗り越えることができたと考えております。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

基本的に総合講義を受講した日のうちに過去問を解き、該当する過去問解説講座まで視聴させていただきました。
試験頻出の問題を中心に、本番でも得点源とすべき分野を解説してくださったため、正解すべき問題を確実に解くことができるようになる助けになったと考えています。
さらに、上記のように1日の中で総合講義から連続して過去問解説講座まで視聴したことで、2つの動画の中で説明・解説が重複する点=重要なポイントということを意識して学習することができたため、より効率よく学習を進めることができたと思っております。
また、過去問の冊子にはA~Cのランク付けがされていたため、初学者に自分でも一見して問題の難易度・頻出度等を察することができたため、理解の優先度をつけやすくなったとも考えております。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は、試験本番のおよそ2か月前に取り組ませていただきました。
総まとめ講座に取り組んだ時期には、すでに模擬試験も受けさせていただいたため、自分の理解度や学習不足となっている分野がはっきりしておりました。
その点を踏まえて、総まとめ講座を視聴することによって、改めて試験範囲を網羅的に復習することができ、抜けなく知識を定着させることができたと考えております。

また、総まとめ講座ということで、冊子はとても薄いながらも、要点がぎっしりと詰まっていたため、この冊子(講座)の内容を一カ所でも理解できていなければ、合格なんてとてもできないと自分を改めて奮い立たせ、残り短くなっていた試験日までの時間を無駄にすることなく意欲的に学習に取り組むことができたと思っております。

模擬試験のご感想・ご利用方法

私の場合、模擬試験を受けたことにより宅建に合格できたといっても過言ではないほどの恩恵を受けたと感じております。
私が模擬試験を受けたのは、ちょうど学習を始めて3~4か月ほど経過しており、学習に対するモチベーションが下がっていた時期でもありました。
そのため、それまでは1日2時間は学習に時間を割いていたところ、30分しか机に向かわない日もありました。
それでも過去問の周回は進んでおり、理解もできていると自分では思っていたのですが、模擬試験の結果を見てその認識を改めなければなりませんでした。
点数としては30点を超えることすらできないという厳しい結果でしたが、自分の試験に対する理解がまったく足りていないと自覚する良い機会でもありました。
模擬試験を受ける前と後とでは、過去問一問一問に対する解答の質が大きく変化したと考えております。
この問いは何が論点となっているのか。数字に誤りはないか。さらには問いの解答の周辺知識まで思い浮かべることができるまで問題を解き、解説を読みました。
このような模擬試験後の追い上げがあったからこそ、私は宅建試験に合格できたと思っております。

自由記載欄

6か月の学習期間を無事乗り越え、試験に合格できたのは自分の努力だけではなく、アガルートの講座があったからである、というのは疑いようのないことだと思っております。
今回の試験を通して、自分は学習するのが好きだと実感したので、また機会がありましたら、他の講座も利用させていただきたいと思います。
最後になりますが、講座を通じて、私を宅建試験合格へ導いていただきありがとうございました。