受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

昨年行政書士試験を受験し、勉強の習慣が身に付いたので、その習慣を絶やしたくありませんでした。
行政書士試験と宅建士試験では民法科目が被るので、大きなアドバンテージを持った状態で学習に臨めると思い、宅建士試験に決めました。
また、行政書士と宅建士では親和性があると聞いていたので、ダブルライセンスとしてはもってこいだと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

先に行政書士試験を受験したと記載しましたが、そのときもアガルートアカデミーにお世話になりました。
別の資格を受験する際も、当然のようにアガルートアカデミーにお世話になろうと決めていました。
合格特典が魅力的なのも、大きなポイントです。

合格すれば、実質無料で受講できたことになります。
何が何でも合格したい!という気持ちが、より一層強くなります。

合格体験記・学習上の工夫

民法科目に関しては、行政書士に合格しているとはいえ、行政書士と宅建士では異なる部分も多く若干戸惑ったのも事実です。
不動産が主軸となる資格なので、深掘りする論点が異なったり、不動産登記法、借地借家法、区分所有法に関しては初見です。
全くのノー勉では、太刀打ちできなかったと思います。
着実に丹念に驕らず丁寧に、勉強することを心がけました。
どれだけ余裕がなくても、仕事が忙しくても、宅建の勉強に触れない日を極力作らないようにしました。

学習が習慣化してしまえば、こっちのもんです。
学ぶことが苦ではなくなります。
仕事が立て込んで帰宅が遅くなっても、往復の通勤時間で動画を視聴すれば、それだけで約1時間の勉強時間は確保できます。
隙間時間をどれだけ無駄にしないかが、合否を分けると思いました。
また、一人でうんうん悩んでいる時間を極力削ぎ落としました。
常にアガルートの動画視聴のページを開きっぱなしにして、机の前に座ったらすぐ学習に取り掛かることができる環境を作りました。
基本的に私は心配性なので、学習進捗を管理するために、月単位、曜日ごとにやることをあらかじめ決めて、この通りにやったらある程度網羅できるだろう、不安は消せるだろう、と自分に言い聞かせていました。
長中期休暇のときは専用のスケジュールを定め、何をしたらいいか分からない、という状況を無くしました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

テキストが届いたとき、意外と厚みがあり若干不安になりました。
科目数も比較的多いので、続々と届くテキスト達を見て自信を無くしそうになりましたが、実際に総合講義を視聴してみるとそこまで内容が重くはなく、寧ろ最低限出るところを絞っていたので、動画を1周観るのにそこまで時間はかかりませんでした。
内容としては、基本中の基本を押さえた動画で、且つ無駄を極力削ったような内容だったので時間をかけずに観ることができました。
最初は、テキストに書き込みをしながら等倍速で視聴。
その後通勤時間、昼休みを使って1.25倍速で視聴しました。
不安なところのみ1.5倍速で観る。
最低2回、多くても3回のインプットで十分でした。
再生速度にもよりますが、その気になれば1単元を1日で終えることは余裕でできます。
かといって内容が薄い訳ではなく、合格特化の効率のよい内容だったのではないかと思います。

科目が多い分、インプットしなければならない内容が多いので、頭を切り替えつつ学習することができました。
コンパクトな内容だったので、中弛みをすることなく完走できました。
宅建は過去問が命だ、とどこの予備校でも言っています。
インプットがかなりスムーズだった分、アウトプットに重きを置くことができました。
小林先生の小話も、記憶定着に役立ちました。
「あのとき先生はこんな話をしてたな〜」「こんな小話を挟んでたな〜」という記憶から知識を紐付けたことが何度もありました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

何度も行政書士試験の話を持ち出して申し訳ないのですが、行政書士試験講座も宅建士試験講座も林先生が担当されておりました。
昨年で既に、説明の分かりやすさを存じていたので、過去問解説講座が林先生のご担当ということで、安心して受講することができました。
林先生の講座の特徴は「これは難しい」「あんまり出ない」「後回しでいい」「見なくていい」など、はっきり仰っていただけることにあると思っています。

学習の段階で解けなくて不安になったとしても、先生がはっきりズバッと仰ってくださることで不安が半減します。
解けなかった事実にクヨクヨすることも無くなりました。
他の過去問解説サイトで小難しいことが書いてあっても、林先生の単純明快な解説を聞いて、「あ、こんな判断の仕方でいいんだ」「こんな切り方でも解けてしまうんだ」という発見があり、何度も救われました。
報酬計算、相続、抵当権の順位変更など、計算をしなければならない問題も丁寧に解説してくださり、苦手意識が無くなりました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

私は、総まとめ講座を試験の3週間前から見始めました。
直前の最終確認のツールとして使用しました。
「講義を聴く→隣のページの問題を解く」の繰り返しですが、これが超直前期には大変有効です。

直前期になると全ての知識は頭に入れ終えているはずで、たとえ知識を忘れていても総まとめ講座をきっかけにして思い出すことができます。
短時間で、全ての科目を復習することができます。
大抵の人が問題を解けない原因は「単純に分からない」「学んだはずなのに思い出せない」のどちらかです。
総まとめ講座は記憶の底に眠ってしまって、試験本番で思い出せない、ということを防ぐための味方です。
大事なのは、入れた知識を効率よく引っ張り出すことだと思います。
その作業に総まとめ講座を活用しました。
悩んだ問題、間違った問題には付箋をつけて、2回目はその付箋をつけた問題にのみ目を通しました。
この頃は、既に総合講義のインプットも終わっていたので、総まとめ講座の視聴は2周することができました。
深追いはせず、あくまで最終確認として最適なボリュームでした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

市販のものを含め、模試は7回受験しました。
一般的には多い回数かもしれません。
しかし、宅建士はアウトプットが大切なので、結果的に私にとってはこのくらいの回数が丁度よかったです。
アガルートの模試は、試験の1週間前に取り組みました。
市販の模試よりも、若干難易度が高かったような気がします。
アガルートの模試の難易度を覚えている状態で本試験だったので、本試験の方が若干解きやすかったような気さえします。
感想としましては、市販の模試に比べ、アガルートの模試が本試験に即した難易度だと感じました。
1週間前という超超直前に満を持して解いたので、結果は45点でした。
それも安心材料になりました。
模試を受けずに本試験に臨む受験生もいらっしゃるようですが、本番さながらの緊張感を味わったり、事前に時間配分を考えたりするために、模試は受けた方がいいと思います。

自由記載欄

小林先生、林先生には大変お世話になりました。(林先生には2年連続でお世話になりました。)
合格できたのは、紛れもなく先生方のお陰です。
アガルートでなければ、業界未経験、初受験でここまでの結果を出すことはできなかったと思います。
とても感謝しております。本当にありがとうございました。