受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

既に複数の不動産系資格を取得しておりましたが、

  • 資格の取得により、将来的に業務の幅も広がる
  • 将来のことを考え、都市計画法や建築基準法、農地法の知識を身に付けておきたい

と考え、取得を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

これまでもアガルートの講座で、「短期間・かつ一発での合格」に導いていただきました。
今回の試験も、あまり学習時間が取れないことがわかっていたため、他の予備校や独学と比較することはなく、効率のいいアガルートを受講しようと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

学習スケジュール

宅建試験合格に必要な学習時間は、「300時間~400時間」と言われています。
そのため、学習期間・時間は「3か月で300時間」と計画し、平日は3時間、休日は6時間を目安としました。

学習内容

講師の先生方は、「過去問を習得できれば合格できる」と仰っていました。
実際、自分も過去問に触れてそのように感じたので、とにかく過去問の内容を理解していくことを心掛けました。(ちなみに、最初に講義動画は見ましたが、2倍速で「流し見」しただけです。小林先生すみません…。)
過去問を解き、何回やっても間違う箇所をテキスト・講義でしっかり理解する。
これで十分だと思います。

さて、上記の計画を立てて学習をスタートしましたが、9月に急遽「引越しを伴う転職」をすることとなり、計画した勉強時間は全く確保できない見込となりました。
その時に心掛けたのは、

  • 少しずつでも毎日、過去問に触れる(1日空くだけで、定着率はかなり落ちます)。
  • 一度定着した知識はなかなか抜け落ちないので、定着していない論点を繰り返し・重点的にやる

ことです。
また、直近の令和4年度の試験問題を解かずに取っておき、試験1ヶ月前に「模試」の感覚で解きました。
その結果、

  • やはり、過去問がマスターできていれば合格点は取れること
  • 自分の中で、どこがまだ曖昧なのか

がわかったため、直前期は時間がない中でもかなり効果的な学習ができました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

これまでの受講経験から、アガルートの総合講義は「必要かつ十分」であることがわかっていました。そのため、

  • 過去問でわからないことが出てきたら、テキストと総合講義に戻ればよい
  • 逆に、アガルートのテキストや総合講義に出てこない話は、合否に影響しない

という自信がありました。
宅建は試験科目が多く、各法令の規定・判例を隅々まで読んでいては、とても時間が足りません。
特に私の場合「法令上の制限」は、無機質にいくつもの数字が出てきて「とても覚えきれない」と感じていました(「〇〇㎡以上の」、「〇㎡を超える…」など)。
それでも、「過去に繰り返し問われている規定」は存在します。
講義やテキストではその箇所がピックアップされているため、「無駄な学習」はしなくて済みました。
アガルートの総合講義は、他の資格の講座でもそうですが、「最短合格」に特化しています。
「試験勉強は試験勉強と割り切って、まずは合格を目指した方がよい」です。

実は、私は「物事を極めたい」性格です。
そのため、「試験に出るところだけをかいつまんで…」というスタイルには当初は抵抗がありました。
でも、アガルートに出会い、おかげ様で各試験に短期合格することができ、考えが変わりました。
今は試験勉強で得た知識をベースに、「自分に必要な知識を深める」ことができています。
結局、アガルートの講座での学習は、「合格だけを目指している」ように見えても、「その後に知識を深めていくためのベース」になっています。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

やはりこの試験も「過去問に始まり、過去問に終わる」でした。

インプットはほどほどにし、まずは1回解いてみる
   ↓
当然、ほとんど解けない
   ↓
テキスト、講義で復習する
   ↓
それを繰り返す
   ↓
解けるようになる

この地道な継続になりますが、基本的にはそれしか方法はありません。
でも、こうして定着した知識はなかなか抜け落ちません。

そこまでいけばもう「こっちのもの」です。
そして、「何回繰り返しても間違える問題」というのが出てきます。
直前期は、上記の「定着した知識」はほどほどにし、このような「課題」を重点的に潰す…。
ここまで辿り着けば、合格は見えてきます。
アガルートの教材は、持ち運びやすいA5サイズのため、こまめに繰り返し解くのに適していました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

宅建試験は科目が多いので、常に全てのテキストを持ち歩くのは困難です。
また、過去問を繰り返し解いて習得しても、どうしてもその隙間に埋もれている重要論点があります。そのため、重要論点のみが1冊にまとまっているこの本は、直前期に重宝しました。
そして何より、試験当日に会場に着いてから読むのに最適でした。
あの場で、時間が迫る中で「あれも、これも…」と本を開いていても焦るだけですので。
注意すべきは、各テキストや過去問の内容を習得してから「復習」として活用するもので、この本だけで合格するというものではない、ということです。
あくまで基本的な学習をこなした上で、この本で「穴を無くす」という使い方がよいかと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試は本番の2週間ほど前に解きましたが、34点で、これでは合格は危ういと感じました。
全く知らない知識もありましたが、それはあまり問題視していませんでした。
それよりも「曖昧な箇所」をことごとく間違え、「2週間前でこの状態か…」と落ち込みました。
でも、すぐに切り替えて「どこが曖昧なのか、明確にすることができてよかった」と考えるようにしました。
恐らく本試験よりも少し難しく作られていましたが、「研究や分析をした上で、曖昧になりやすい箇所を重点的に出題していただいている」ように感じました。
また、模試はカフェや図書館などの「公共スペース」で解くことをオススメします。
本試験でも想定外のことは起こりえますが、それに動揺しないことも重要です。

自由記載欄

時間がない中でしたが、おかげ様で余裕を持って合格することができました。
ありがとうございました。