受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

FPや銀行業務検定、証券アナリストのような金融系の資格はいくつか挑戦していましたが、その中でも直近で受験したCFP(6月試験)の不動産運用設計で学んだ内容が意外と面白く、次のCFP(11月試験)までの間に関連した内容である宅地建物取引士資格試験に挑戦しようと考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

他社の通信講座の受講でテキストだけは持っていたのですが、講師による説明がないと合格水準に達するまでいくら時間があっても足らないような気がしましたので、オンライン講義を探しました。

 インターネットで適当に検索していくつか評判の高いスクールの口コミ等を見て、個々のスクールの公式ウェブサイトでそれぞれ確認しました。難易度の高い資格試験の講座を多く開講していてレベルが高そうなのと、落ち着いたデザインのテキストに魅かれました。

合格体験記・学習上の工夫

試験についてリサーチしてみると、考えていたより合格率が低く無謀な計画だったことに気付いたのですが、オンライン講義のある通信講座を受講することにより、短期間で効率よく合格する力を身に付けられそうな感じもしました。

 学習期間が3か月しかありませんでしたので、とにかくさっさと申し込んで学習を始めることにしました。最初の2か月(7月と8月)で映像講義を全て見終わることを目標に、毎日少しずつでも取り組みました。平日は通勤時間にテキストを眺める時間を含めても、1日に合計1時間弱でした。仕事のない土日祝や個人的な休暇日には、集中して時間をとり学習するようにしました。そういう日には、気持ちとしては1日8時間ほど取り組みたかったのですが、結局取り組めたのは平均すると3時間ほどでしょうか。集中力のなさのようなものはどうしようもありませんので、とりあえず学習効率を下げるような睡眠不足や暴飲暴食のような事柄に気を付けました。

 最後の1か月(9月中旬から10月上旬)は自宅では過去問集に取り組みました。ページ上部に設けられている3つのチェック欄が3つ埋まるように3周することを目標にしました。時間がなく3周目は正答していた問題は飛ばして間違った問題だけ取り組みました。時間があれば1周目や2周目で正答した問題も取り組んだ方がよいように思います。試験範囲が広いので、1か月前は解けた問題も忘れてしまっている可能性もありますので。この過去問集は解答解説ページがページを捲った裏のページになっているのが、地味ながら素晴らしいです。解答前に解答が目に入ってしまうようなストレスが一切生じませんでした。  
通勤時間には軽くて薄い総まとめ講座のテキスト兼問題集をチェックしていました。何度も確認しましたので、この冊子に関しては、試験直前にはほぼ全て正答できるようになっていたと思います。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

宅地建物取引士の試験は初挑戦でしたが、試験まで期間が短かったので、スピード合格カリキュラムを選択しました(注:2023年度は「演習総合カリキュラム」と講座名が変更されています)。学習内容(試験内容)は想像とは異なり、法律系の学習が主でしたので最初は戸惑いましたが、映像講義では難しい内容をポイントを押さえて判りやすく説明していただけるので、スムーズに学習を進めることができました。講義の視聴を続けるだけでインプットとアウトプットが行えることも知識の定着に寄与しました。映像講義を視聴しているだけで頭に叩き込めるわけではありませんので、映像が細切れになっていて途中でアウトプットを挟みやすく、また強制的にアウトプットができる映像を挟んでいることはよい仕組みだと感じました。また映像講義によくある教室講義の黒板やホワイトボードで解説している収録映像とは異なり、テキストデータをそのまま表示している動画は、解説箇所がとても分かりやすくてよかったです。手元にテキストがない場所でも学習することができました。しかしやはり感じるのは、試験の内容を熟知した講師が試験の出題頻出事項にポイントを絞って説明してくださっていたから、短期間で合格水準まで達したのだということです。独学をしていたら民法だけでも時間がいくらあっても足りなかったと思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

演習総合講義が既にかなり試験内容をまとめたものになっていましたので、総まとめ講義が何のためにあるのかわからなかったのですが、視聴をしてみると同じ範囲の内容ではありますが、タイプの違う講義が聞けるので飽きずに学んだ内容を再確認することができました。演習総合講義を見終わった後に演習総合講義を再視聴しようとも考えていましたが、それが不要になったのは有難かったです。とてもよい贅沢な仕組みであると感じました。演習総合講義より更にポイントを絞っていて、特に重要部分では印象に残るように一所懸命に解説されていたのもよかったです。テキストはコンパクトで持ち運びに丁度良く、通勤電車の中や勤務先の食堂で開いて確認していました。テキストの中では最もボロボロになりました。

直前答練のご感想・ご利用方法

直前答練の映像は数えるほどしか視聴しておりませんので、あまりなんとも言えないのですが、一つ一つの問題に対してそれぞれの解説動画が用意されていることに安心感を覚えました。丁寧で分かりやすい説明をされていました。試験当日に初めて気が付いたのですが、直前答練の問題は本試験の問題冊子と同様の作りになっていました。個人的に試験までの時間がなくなってしまい、直前答練の問題冊子にちゃんと取り組めませんでした。アガルート様で作成した予想試験問題のような内容になっているようなので、時間があれば取り組むようにした方がよさそうです。そういう意味で、可能なら学習期間は3か月ではなくもっと余裕をもった学習期間で試験に臨む方がよいと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は1回分しか取り組めませんでした。試験と同様に取り組むべきですが、自宅だとどうしても試験会場での試験のような緊張感を持つことができません。そのため制限時間内には終わりませんでしたし、そもそも時間がかかった割に合格点にも達しませんでした。50問とはいえかなり集中力を要し、また迅速かつ正確に解いていく必要がある試験であると確認できたことは自分にとって大きかったです。試験当日に短時間で正確な回答を導くには問題集を解きまくって慣れていくしかないように思います。そのため試験前1か月間は過去問集を可能な限り解きまくるようにしました。2周目にも同じ問題を間違えたりするのですが、気にせず数をこなせば試験に対する力がつくと信じて取り組みました。

自由記載欄

大変お世話になりありがとうございました!