受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

定年を目前にして、現在の勤務先を退職した後でも社会的に貢献ができる様に、何かの資格取得をしたかった。また、亡くなった親からアパートを相続したこともあり、不動産取引に興味を持ち、宅地建物取引士の資格試験を目指すことにした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

宅地建物取引士の資格試験について、昨年不合格となり、昨年受講した講座の見直しを検討していた。アガルート受講のきっかけは、受講料が他社よりも比較的安い設定となっていたことや、1万円のお祝い金の合格特典も受講の理由だった。

合格体験記・学習上の工夫

宅地建物取引士の資格試験については、初学で1年目は31点で不合格となった。行政書士試験合格を経験したこともあり、民法など法律関連の学習経験があり、一発合格を目指したものの惨敗に終わった。還暦を目前して年齢的にも記憶力や気力の低下を感じ、2回目のチャレンジについて躊躇したが、一度始めたことを中途半端で終わらせるのも情けなく思い、還暦までに何とか合格をする覚悟を決めて2年目の学習に取り組んだ。

アガルートの過去問中心の教材と入門総合講義の音声データなど、教材を活用して学習を進めていくことにした。アガルートの学習スケジュールをベースに、民法から学習スタートして、宅建業法を含めて約4か月、講義とテキスト及び過去問を反復して実施した。法令上の制限や税・その他の教材が届く頃には、民法と宅建業法については過去問は3回まで実施できた。8月には体調を崩し学習停滞期間があったが、8月後半から体調も回復して、法令上の制限や税・その他の教材について精力的に取り組み、9月までに過去問は3回まで実施した。その後は、模擬試験や市販の年度別過去問問題集などを実施するなど、過去問中心の取り組みを実施した。最終的には民法と業法は過去問6回実施した。

仕事もあり平日はどうしても夜疲れて寝てしまうため、朝4時からを学習時間として設定して取り組みを行った。また、通勤時は、講義の音声データを繰り返し聞いた。また、学習分野の偏りが心配であったので、市販の過去問を1日5問ずつアガルートの学習分野とは別の順序で実施したことで学習の継続性を高めた合格につながったと思っている。還暦を前にしても学習の継続と過去問の反復継続で記憶の定着は可能と確信でき自信につながった。登録実務講習も頑張って合格して、還暦で宅建士登録したいと考えている。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

学習のガイドやHRなどの学習方法を参考にし、学習の順序を確認し、アガルートさんからの教材送付時期から自然に学習に入ることができた。講義を聴きながら、小林講師に重要事項をポイントアウトして整理していただいた点を必死でテキストにメモして、以降の学習で繰り返し確認を実施した。音声データも通勤途中や昼休みなどを中心に繰り返して再生して、講義を何度も聞くことで、還暦目前の高齢者の記憶力不足をカバーして知識の定着にとても役立ったと実感している。基本的な知識習得には、繰り返し受講することが重要だと痛感した。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座については、学習のガイドやHRなどの学習方法を参考にして、繰り返し過去問を実施した上、間違えてしまった問題や選択肢を中心に、自分自身の理解がどこが違っていたのか?を確認した。過去問自体は、宅建業法と民法は最終的に6回繰り返して実施し、法令上の制限と税・その他については5回過去問を繰り返して実施した。講義そのものは1回から2回間違えてしまった問題や選択肢を中心に、理解の違っていた部分の確認に有効に利用できたと思う。やはり記憶の定着には、過去問の繰り返しが重要であることを痛感し、また、選択肢についてひとつひとつにしっかりと向き合って理解することが重要であり、教材としても選択肢毎に解説をしていただき、とても理解促進に役立ったと思う。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

学習のガイドやHRなどの学習方法を参考にして、民法・宅建業法・法令上の制限・税その他の学習が一通り終了したのちに総まとめ講座を受講した。内容自体が総まとめなため非常に重要な項目に絞った内容で、知識の整理に役立ったかと思う。教材を送付いただいたのちに、4分野の学習が終了した後で、模擬試験や昨年度の過去問を実施して間違った選択肢の分野を確認し、その分野を中心に総まとめ講座を学習し理解を進めることに活用した。特に、法令上の制限や税・その他については、記憶が必要な事項が多く、この2分野のポイントとなる事項の記憶のためのツールとして活用した。講義については、1.5倍速または2倍速の再生で聴講ができて、時間的にも非常に効率よく学習が進められたと思う。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験と昨年度の試験問題について送付をいただいたのちに、8月後半くらいに1回、本番の時間帯を意識して同時刻に実施した。事前に学習のガイドやHRなどで教えていただいた学習の順序や時間配分に加えて、問題と解答の再確認を兼ねて、マークシートの塗りつぶしを本番を意識して実施した。マークシートの用紙は、フォーマットと紙質が本番試験に近い、昨年受講した講義の教材を使った。昨年度の試験問題も含めて本番環境を意識して問題を解くことで、時間配分なども繰り返し体験できて有効だったと思う。また、間違った分野も模擬試験や昨年度の問題を通じて把握でき、自分の弱点を知ることに活用できた。その後、直前期に模擬試験や昨年度の問題を試験時間内に実施することで、知識の定着と自信につながったと思う。

自由記載欄

還暦を目前に不安はありましたが、過去問を何度も繰り返し実施し、あきらめないで学習を継続したことで、目標である宅建士試験に合格できました。行政書士試験合格後に宅建士試験にチャレンジしましたが、正直なところ民法など範囲は限定的な印象もあり甘くみてしまい、1回目の試験は不合格でした。今後は、宅建士登録を実施し、ダブルライセンスで定年後も社会で貢献できるようにしたいと考えています。