合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

合格体験記・学習上の工夫

私がこの度宅建を受験するに当たってあらかじめ決めていたのは,「他の教材には一切手を出さない反面,講座の中で取り扱われている知識はすべて吸収する。」という点でした。

私は三回受験した中で,一回目こそ記念受験でしたが,二回目はアガルートの講座をとっていました。

しかしその時他の教材にも手をつけ,結果すべての教材を中途半端に終わらせ,あと2点足りずに落ちました。

そこで今回は,教材をアガルートのみに絞った上で,学習期間を試験前3ヶ月と決め,何回もテキストや問題集を回しました。

問題集は7~8周ほどしてようやくあらかた理解し,残りをテキストで補完する形で本番に挑み,無事今回で合格しました。

アガルートのテキストは薄いです。

しかも講師が講義の中で,「ここは一読でいい。」として流す程度の箇所もあるので,講義自体もボリュームはそう多くはありません。

しかし,宅建の合格という目標のみに着目すれば,アガルートのカリキュラムだけで必要十分です。

勉強を進めていくうちに,何回か「他の教材もやっておいたほうがいいのでは。」といった誘惑に遭遇しますが,他のテキストや問題集に時間を割く必要はありません。

とにかく自分が今もっているテキストを完璧にしたほうが合格しやすいと思います。

宅建は年々難しくなっているように感じますが(特に民法),合格だけを考えるなら市販の参考書等で知識の取得は出来ると思われます。

しかし私のように,「短期間」で「無駄なことをせず」,「最短経路」での合格を目指すのであれば,アガルートのカリキュラムが最適です。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義以外の講義に関しては,正直なところあまり講義動画を見ませんでしたが,本講義に関しては講義動画を見てテキストにチェックする作業が必須でした。

講義は動画にテキストが表示されていて,重要事項やメモを逐一動画内で指摘していき,講義動画と同じように自分のテキストにチェックしていくという流れで受講していました。

ここでは重要事項と一読でいい事項が指摘されますので,少なくともこの二点だけはしっかりチェックしておく必要があります。

意外にも一読でよい箇所が割とあるので,ここさえしっかりチェックしていれば,テキストを楽にメリハリをつけて読むことが可能になります。

講義動画だと時間を食ってしまう上にペースが遅いから聴講は省略したいという人でも,本講義に関しては講義動画まで聴講することをお勧めします。

アガルートの場合倍速再生機能が充実しているので,自分が吸収できるぎりぎりの速さまで倍速にすれば,時間短縮も出来ますし,集中して受講できます。

過去問解析講座のご感想・ご利用方法

アガルートの宅建講座で,一番テキストを使い込んだ講座でした。

講義動画は,問題演習をしていく中で分からない所が出てきたら聴講しようと思っていたのですが,結局聴講せずに終わりました。

市販の問題集と比べて解説が薄いのですが,必要十分な内容なので,解説と総合講義テキストのみでほぼすべて自己完結しました。

演習回数は,「正誤理由が説明できるまで」必要だと思うので,個人差があると思います。

私は残念ながら物覚えが悪い人間だったようで,基本的には7~8周,中々覚えられない事項に関しては10周以上はやっています。

問題数が少ないので不安を感じるかもしれませんが,その際は総合講義のテキストに載っていることを暗記すれば万全だと思われます(私はそこまでする時間がなかったのでしませんでしたが,それでも何とか合格は出来ました)。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座に関しては講義を聴講する余裕がなかったため,テキストのみ活用させていただきました。

テキストは肢が左ページにあり,全体的な解説が右ページにあるという構成ですが,見開きで肢とその周辺知識をまとめて得られるのが受験者的には楽で助かるものでした。

過去問演習のときは総合講義のテキストと往復をしていましたが,直前期は時間がないので,テキスト間で往復する必要のないシンプルなテキストがほしいところでした。

また,右ページの解説も痒いところに手が届くような,個人的に良く間違えていた事項ばかりが載っていたので,直前期の総復習ツールとして活用させていただきました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は試験前日にやりました。間違えたところをテキストや過去問集で復習し,当日は間違えた問題を切り抜いて持って行き,直前まで確認していました。

模擬試験の問題自体は既に演習したものばかりで,問題形式が変わっていたものでした。

正肢選択問題から誤肢選択問題や個数問題に変わっていたり,また肢の順番が変わっている等といったものです。

最初は意味があるのかと思っていましたが,過去問を暗記してしまっていたり等して,知識として身についていなかったものを見つけることが出来て良かったです。

思い返せば,本試験だって問われる知識は過去問で出尽くしていて,問い方を工夫してくるものなので,この模擬試験は理に適ったものなんだなということを,試験終了後に実感しました。

林先生へメッセージ

この度は宅建受験にあたってカリキュラムでお世話になりました。おかげさまで無事合格することが出来ました。

林先生の講座を受講していく中で,一番すごいなと思った点が,「メリハリ」でした。

重要なところは具体例も交えて時間をとる一方,あまり試験で問われていない(試験的には優先度が低い)事項に関してはさらっと流し「一読で」としてたのが印象的でした。

市販のテキストはどこも情報量はそこまで変わりませんが,メリハリをつけられないのが玉に瑕です(最初は用途制限の表はそのまま丸暗記する必要があるのかと思っていました。)。

教える側としても,出てきそうなところ全部同じ力で説明するのは簡単だと思いますが,特定の内容を「切る」「省略する」のはものすごく難しいと思います。

その中で林先生の講義は前述のとおりメリハリがあって吸収しやすかったです。

今後はまた他資格の取得に向けて勉強を開始しますが,その際に林先生の講義があったらとろうと思います。

この度はありがとうございました。

受講されていたカリキュラム

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