受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

既に40代後半だった私を正社員で採用してくれた会社には感謝していました。子育てがひと段落して時間に余裕が出たことと、資格取得が推奨されており、そのなかのひとつに宅建があったことからチャレンジしてみようと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

半年ほど市販のテキストを使いましたがほとんど理解できないまま受験して不合格。そのため最初はできれば通学したいと思いましたがスケジュール調整などが難しそうだったため、通信教育を検討しました。オンラインで動画の講義を受講できることに魅力を感じて資料請求しました。いただいたサンプル教材が読みやすく、小林先生の解説がわかりやすかったことが決め手になりました。

合格体験記・学習上の工夫

3月に学習を開始しましたが、最初は土日を中心に講義を聞き、テキストを眺め(not読む)、過去問を解いていました。その時の正答率はかなり悪かったのですが、日付を入れて正誤を残すようにしていました。とにかく教材を進めるペースが遅く、総まとめ講座が届いた時点でもあまり仕上がっておらず、その頃からようやくお尻に火がついていることに気づいてペースアップしました。たとえ問題が解けても解けなくても全て教材に書き留めて記録を残していたことで、時間が足りなくなった時に取捨選択ができました。これは本当にやっておいて良かったと思っています。
また、当初は学習管理アプリ(具体的名称はスタディプラス)で学習時間を記録・管理しようとして挫折・失敗してしまいました。しかし、たまたま勧められた目標達成を励まし合うアプリ(具体的名称はみんチャレ)で宅建合格を目標にしたチームに入り、見ず知らずの人たちと励まし合えたのは大きかったです。文字通り北は北海道南は九州の、プロフィールもほとんどわからない見ず知らずの人たちでしたが、5人中2人が合格しました。孤独になりがちですが上手にSNSを使えたことも私には非常に大きな力になりました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

1周目は小林先生の講義動画を見ながら、先生が指定した箇所に丸写し状態で同じ色の線を引きました。2周目は過去問を解いた際に間違えた箇所を振り返る形で利用しました。その際は講義の時と区別するために別の色で印をつけておきました。同時に時間的に余裕がある場合に限ってですが、テキストの前後や欄外を読むようにして、理解が浅いと感じた箇所を地味な色で印をつけておきました。いずれも消せるペンで少し太めの線が引きやすいタイプを利用しました(具体的品名はフリクションカラーズです)。特に何度もつまづいたりして振り返りたいと思った箇所には追加で付箋を貼っておき、通勤電車の中やお風呂に持ち込んで眺めるようにしていました。地味色の箇所は理解が進んだタイミングで消したり、逆に重要だと気づいて色を変えたりしてカスタマイズしていきました。付箋だらけになっていた時期もありましたが、過去問が解けたら該当箇所の付箋は外すなどの整理も適宜行いました。また、小林先生が板書のスクショを撮ってね、とおっしゃった際に残していた画像のうち、特に理解不足だったり複数回ミスを重ねたしまった内容については大きめ付箋に書き写してテキストの該当箇所に貼っておきました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問は3周プラスαでした。正直少なかったと反省してます。

 1周目は講義を聞いた後に解きました。2周目もまた間違えた場合はテキストの該当箇所に立ち戻りながら間違えた問題には付箋を貼りましたが、嫌になるほど多くなりました。

3周目は2回目との関係で○○の問題はページ下、×○はページ真ん中、○×と××はページ上に付箋を貼るようにしました。相変わらずの正答率でしたが、引っかけ問題だったのか、理解が及んでいないのかなどを分類することができるようになり、そんなところで勝手に「成長」を感じていました。 3周目はミスした大半が「まだきちんと記憶しきれていない」ものとなりました。4択のうち2つまでに絞れたけれど、さてどっち?という感じです。テキストに目立つように書き込みをしたりしました。

4周目は全て解くのは無理だと判断し、付箋の位置で優先度決めました。不正解だったものの中でも全く覚えていないものなどはページ上、うっかりミスはページ真ん中あたりに付箋を移動させました。 結局全て解けず、付箋の位置が上のものを全て解き、自信をつけたい時に下の問題を時々解くということになりました。

 最初は張り切って何回も解くぞ!と思っていましたが、現実には難しく、結果的に付箋で選別しておいてよかったという結果になりました。余裕のあるうちにこの選別は絶対にやっておくことをおすすめしたいです。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめは林先生の講義を聞きながらメモを書き加えたりして復習ツールとして利用しました。そのような形でひと通り利用した後、自分の苦手なところを中心に活用しました。私の場合、きちんと身についている箇所は総まとめの内容では多少物足りず、逆に理解が及んでいない箇所は総合講義やテキストに戻っているともう間に合わないという状態でしたので、総まとめの内容だけにに頼ろう、といった利用方法になりました。

 あとはそれまでの学習の中でテキストに貼っていた付箋メモ(主に小林先生がスクショするようにとおっしゃっていた板書内容)が蓄積していたので、総まとめ講座のテキストに移動させ、なるべく総まとめテキスト(のみ)を常に持ち歩くようにしていました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試では高得点が取れました。林先生が「間違えた箇所のみ解説を聞いて」とおっしゃったので少し余裕が出た気分になってしまい、市販の予想問題集を購入しました。ところが思ったほど点数が取れず、急にどうしようと不安になってしまいましたが、新しいことに手を広げるよりまた過去問題集を復習しようと決めて、そこからは在宅勤務を増やして平日夜も学習するようにしました。

 この時役に立ったのが、これまでの正誤や間違えた理由の記録です。ここでこれまで正答していた問題を思い切って飛ばすことができました。油断して忘れているかも、と不安にはなりましたが、時間的制約の中で後回しにして苦手分野(私の場合は宅建業法)に注力できたのは大きかったです。

自由記載欄

結局それでも本番は思ったほどの得点にはならず、ぎりぎりでの合格となりました。私の場合、業務に必要ではないのでこれ以上の時間を割くのは避けたかったのでほっとしています。その一方で工学部卒で一般教養は経済と社会学を選択したため初めて系統的に法律を学ぶ機会となり、いい経験になったと思っています。本当にありがとうございました。