合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

新卒で入社した会社から転職するタイミングだったことが契機です。在籍期間中にも仕事で使ういくつかの資格は取得していたものの、これを気に1つ大きな資格を取得したいと考えました。国家資格を…と考えた時に、宅建以外にも国家資格は複数存在するものの、確保出来る勉強時間と実際に実務で使う場面があるものを比較検討した結果宅建試験に挑戦しようと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

合格実績が高く、オンラインで学習ができることを軸に予備校を探しました。
教室に通うことも考えましたが、交通費も掛かり、時間割のカリキュラムで動くには時間の融通が利かない状態でしたのでオンライン講座を検討しました。
アガルートの「合格すれば全額免除」特典にも惹かれた理由の1つです。検討した中には「落ちた場合全額免除」を謳う予備校もありましたが、落ちても次があると逃げ道を作ってしまいそうだったため、受かった場合の合格特典があるアガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

アガルートに申し込んだのは5月上旬でした。到着後、権利関係を1/3程度触れたところで私生活の忙しさを理由に勉強に着手出来ませんでした。
再開出来たのは勤務先を離れた9月1日。あまりに時間がなく、本来やる必要がある回数をすべて満たせませんでした。だからこそ当日も不安は大きかったですが、そこから勉強に費やした1ヶ月半は1日最低8時間勉強に向き合いました。当日の試験は免除科目から取り組むようにしました。
模試や過去問でもほぼ満点が取れたことと、他のどの項目よりも出題傾向が分かりやすいため、初見の問題でも取り乱しにくいだろうと考えたからです。
判決文問題は問題文を読み解けばそこに答えがあるため、そちらと悩みましたが、時間を食うため1問目に充てることは焦りにつながると思い、控えました。
実は試験時間が足りず3問空白で提出しました。正直落ちたと思いました。模擬試験や昨年の過去問も、実際の試験同様に行いましたが、見直す時間が余っていました。だからこそ時間が足りなくなることはないと踏んでいましたが、本番は何があるか分かりません。
1度全部に目を通し、回答出来るものは埋め、2択のうちどちらが正か悩む問題が多くありました。残り10分を切った段階ですべて悩み抜いて正解を導くことは埋められていない問題数から不可能だと悟りました。マークテストなので適当に回答しても1/4で正解出来ます。埋めることを優先するか、1問ずつ向き合うか悩みましたが、1問ずつしっかりと回答することを選択しました。適当に埋めて落ちた時に悔いが残ると思ったからです。問題用紙にどの回答を書いたかすべて書き残せる時間がありませんでしたが、恐らく私の合格点は合格基準の点数だと思います。あの瞬間にマークテストを埋めることではなく、1つでも正解が出せるよう悩み抜いてよかったと思います。
過去に戻って自分にアドバイスするとしたら、模擬試験は是非マスク着用でやってみてほしいです。自宅で模擬試験をやっていたので、当然マスクはしていませんでした。しかし、当日会場が暑く、マスクをするため空気がこもり酸素が足りていないような感覚に陥ったため、そこも本試験同様の状態で挑めればいいかと思いました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

時間が限られていたため、テキストを用いて通常速度で映像を視聴しながらテキストにマーカーを引いていくという課程を1周しました。
時間が足りなかったため、最初から速度を上げて視聴するか悩みましたが、まずはしっかりと理解することに重きを置くために通常速度で視聴しました。
工藤先生の話は耳障りがよく、聴いていて苦じゃなかったです。受験生の学ぶ立場になって考えてくださり、覚え方やテキストにない部分のお話もとても分かりやすかったです。テキスト+映像の授業視聴の形を1周した後に、家事の最中や移動中などに速度を上げた音声データを聴いていました。そこで疑問に思った部分や忘れている部分はテキストを開き、再度映像を視聴することを繰り返しました。
また、過去問は2周しか出来ず、回数としては少ないと思います。ただ、正解でも不正解でも必ず解説は読むように努め、その解説が腑に落ちない場合は正解・不正解に関わらずテキストに戻り、インプットし直すという作業を繰り返しました。また、正解・不正解の数によって違う色の付箋を貼り、得意項目や苦手項目の把握に努め、不正解が多い部分に関しては単元ごとにテキストや映像を見直すようにしました。
直前期の頃は出題頻度の高い項目で足下を掬われないように絶対に回答出来るよう集中的に苦手を潰していくようにしました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は本来の使い方ではないような気がしますが、結果的に苦手部分や定着していない部分の洗い出しに使用できました。時間がなかったため、知識にムラがある状態で総まとめ講座を視聴しました。テキストを用いて通常速度で映像を視聴することを1周。総まとめ講座のため、色々な部分が「分かる前提」で簡略化されているため、分かっていないとなぜその話が出てくるのかとなり、分からない部分は書き出して総合講義に戻ることを繰り返しました。テキストだけを見れば本当に試験当日はこれ1冊でいいぐらいにまとめられているので、テキストだけを見て理解できない=インプットが足りていないと判断し、総合講義の単元に戻ってどこの部分かを把握、まとめ講座のテキストと総合講義のテキストを往復しました。

直前答練のご感想・ご利用方法

本当はもっと前に始めるべきでしたが、私が模擬試験に着手出来たのが本試験の9月最終週でした。
試験同様に時間をセットし、送付されていたマークシートに書き込むなど本番の試験同様に取り組みました。1回目の答練は26点でした。1ヶ月切ったこの場面での点数は正直間に合うか不安でした。
解説に関しては正解・不正解に関わらずすべて目を通しました。正解でも必ず目を通したのは、正解・不正解も大事ですが、正解であっても解釈が間違っていれば次に似た問題に出会ったときに答えに導けない可能性があるからです。
また、苦手項目が権利関係や宅建業法にそれぞれありましたが、宅建業法の正解点数が低くかったため、権利関係に再度着手するよりも点数の伸びしろが大きい宅建業法を中心に穴を潰すように意識して取り組みました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

本当はもっと前に始めるべきでしたが(2回目)、私が模擬試験に着手出来たのが本試験の10日前でした。直前答練同様、試験と同じ持ち時間、マークシートの使用など本番の試験に近い形で行いました。総合講義にて工藤先生が「模擬試験はあくまで模擬試験だから点数は気にしなくていい」とおっしゃっていただいたことが救いでした。模擬試験は32点だったからです。冒頭で言いましたが本試験の10日前です(笑)頭を抱えました。
そこから躓いた部分を再度洗い出し、1週間前に2回目の模擬試験を受講し、そこで34点が出ましたが実際の試験であれば当落線上の点数であることに不安は拭えませんでした。ただ、実際の試験で同じ内容の問題が出題されるわけではありません。そのため、繰り返し同じ試験をやり直すことはなく、間違えた問題の解説を確認することと、実際の試験の時間感覚や問題のニュアンスを掴むことに努めました。

カリキュラム・講座のご感想、講師へのメッセージ等

Facebookによる林先生の質疑応答は試験日が近づくにつれ、本当に有り難い存在でした。使わないともったいないです!私は実際に質問しました。そこで勘違いして覚えていた知識が発覚することもあれば、問題を読み解く解釈が間違っていることに気づいたものもありました。
利用を考えている人はどんどん質問していいと思います。質問することもそうですが、人の質問に対し、自分は分かるものでも答えの解釈が正しく定着しているか見れる場面でもあるので、そういう使い方も面白かったです。