宅建士に向いている人は、どんな性格やスキルを持っているでしょうか。

また、自分は宅建士に向いているのかと聞かれると、「どうなんだろう?」と思うのではないでしょうか。

そこで、このコラムでは宅建士に向いている人・向いていない人を挙げ、受験するかどうかの参考にしていただきたいと思います。

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宅建士の仕事内容、働き方

まず、宅建士は不動産取引のスペシャリストです。

宅建士の仕事は不動産の取引の際に重要事項を説明し、契約書に記名押印する仕事です。

代金額など契約の際に大事な部分をまとめた重要事項を、法律知識を持った宅建士が説明することで、納得のいく不動産取引を実現できます。

また、宅建士は契約書等の書面に重要事項を説明した者として記名押印が必要になります。

契約締結の最後の場面に立ち会う、責任ある仕事といえます。

働き方としては、不動産業者に所属することが多いです。

不動産会社の5人に1人以上が宅建を持っている必要があり、また会社の人材を使って手広い不動産を取り扱うことで宅建士の資格を生かすことができるからです。

関連コラム:宅建とは?宅建士の仕事内容や独占業務・求められる能力について紹介

宅建士に向いてる人

では、宅建士に向いている人とはどういった人でしょうか?

以下の性格などのうち1つでも持っている場合には向いているといえます。

正確な仕事をする人

宅建士は不動産取引という高額な取引が多い仕事をします。

また、重要事項の説明や契約書への署名押印など、契約の重要な部分を担当する責任ある仕事を任されます。

そのため、注意を払って仕事を進めなければいけません。

もし見落としがあり、説明を欠いてしまった場合には大きな問題となり、会社や契約の相手方といった様々な人に迷惑をかけてしまいます。

例えば契約の対象となった不動産の近くに浄化センターが建築される予定であることを知った場合には重要事項又は説明義務として告知する必要があります。

これを説明しなかった場合には、説明義務に反したものとして責任を問われるおそれがあります。

正確な仕事をする人は注意深く物事を見て調査を進めるため、当事者が納得のいく取引を行いやすいです。

社交的でコミュニケーション能力の高い人

宅建士は重要事項の説明以外にも、取り扱う不動産を増やすことや、実地調査の際に質問をすることなど人との会話の多い職業です。

そのため営業の能力や、調査の際に気になったことを気軽に聞くことや、難しい法律用語をかみ砕いて説明することが求められます。

社交性が高く、コミュニケーション能力に優れた人は宅建士として必要なスキルを持っており、向いているといえます。

土日祝日など、一般に休みの人が多いなかでも働ける人

宅建士のお客様は個人を相手にすることが多いです。そのため、休みの人が多い休日に不動産会社で契約を結ぶことが多いといえます。

宅建士は契約を結ぶ際に活躍する仕事であるため、稼ぎ時や活躍は休日が多くなります。

このように、休日でも働くことができる人が向いているでしょう。

不動産に興味がある人

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように、興味を持っていることは大事です。不動産に興味があれば勉強のモチベーションや、もっと深く知ろうとする知識欲が出てきます。

そのため、宅建の勉強をスムーズに進めることができます。

また、宅建士になってからもどんな不動産なのか興味を持つことで重要事項の説明を余すことなく行うことができますし、個々の不動産の長所を発見して、営業の武器とすることができます。

そのため、不動産に興味があることは受験勉強のときだけでなく実際に宅建士になってからも、長期間を通して素晴らしいメリットを発揮することになります。

宅建士に向いていない人

宅建士に向いている人もいる一方、宅建士に向いてない人もいます。以下の属性を持つ人は向いていないといえるでしょう。


もっとも、以下に当てはまるからとしても受験を諦める必要はありません。今後改善していくことで、優れた宅建士になることが可能だからです。

おおざっぱな人

先述したように、宅建士はどのような内容を説明しなけらばならないかを注意深く検討することが必要になります。

おおざっぱな人は物事を大まかに捉えるため、説明すべきことを見落としてしまうおそれがあります。

場合によっては所属する不動産会社に損害賠償などを負わせてしまう危険があり、宅建士にはあまり好ましい性格とはいえないでしょう。

人と話すことが苦手な人

宅建士は人と話すことの多い仕事です。

不動産の売買や仲介はまず交渉や相談といったコミュニケーションを取ることから始まります。

人と話すことが苦手な人は重要事項を見落とすおそれがありますし、交渉の中で相手に不信感を持たれる危険があります。

人と話すことが苦手な人に向いているとはいえません。

土日祝日は休むことが一番と考える人

宅建士の稼ぎ時は休日です。

そのため、他の業界に比べ休日に働くことが多いですが、このように考える人は稼ぎ時を逃してしまいます。宅建士として向いていないでしょう。

まとめ:あなたは宅建士に向いている?

いかがでしたか?向いている人の中に自身の性格などが含まれている場合には、是非おすすめします。まとめると、

宅建士に向いている人は、

・正確な仕事をする人

・社交的でコミュニケーション能力の高い人

・土日祝日など、一般に休みの人が多いなかでも働ける人

・不動産に興味がある人

宅建士に向いていない人は、

・おおざっぱな人

・人と話すことが苦手な人

・土日祝日は休むことが一番と考える人

です。

これを機に、ぜひ宅建の取得を目指してみてはいかがでしょう。

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