論証集は勉強の効率をグッと高めてくれる、司法試験合格のためにはほぼ必須といえる教材です。

しかし現在は多数の論証集が出版されているためどの論証集を使用するべきなのか、何を基準に論証集を選べばいいのか悩むと思います。

そこでここでは論証集の選び方のポイントやお勧めの論証集を紹介していきたいと思います。

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司法試験・予備試験の論証集とは?

論証集はいわゆる論点について答案にそのまま書ける形で記載されている教材で、それを覚えてしまえば一応答案を形にすることができます。

使い勝手が良く勉強時間を大幅に短縮してくれます。

たしかに論証丸暗記の勉強はたびたび出題趣旨・採点実感でも批判されているところですが、使い方さえ間違えなければ、論証集は非常に有用な学習用の教材になると思います。

具体的には、

①自分の知識を答案に落とし込むための知識の整理のツールとして使う
②試験直前期に自分の知識の確認として使用する

ことをお勧めします。

そうすることでより実践的な形で知識を身に着けられ、また自分の知識の穴を発見することができるため論証集の強みを最大限発揮できるはずです。

なお論証集についてはオリジナルのものを自作する場合もあります。

オリジナルの論証集の作り方に関しては別にコラムがありますのでこちらを参照ください。

論証集の選び方

使用しているほかの教材との互換性があること

先に述べましたが論証集を使用場面として主に想定されているのは、

①知識を整理するためのツールとしての使用
②試験直前の復習用教材としての使用

です。

そのような使用をする場合に、普段自分が使用している教材と採用する学説や立場が異なると混乱を生んでしまいます。

そこで普段自分が使用している教材と同じ著者が書いているだとか、同じ予備校が出版している等、互換性のある論証集を使用することをお勧めします。

十分な余白があること

司法試験を受験する過程ではたくさんの模試を受けたり、演習書を解いたりします。

その中で受験生は多くの未知の論点に出会うことになります。

その際に、当該論点を論証集に書き込んでおけば、後の復習の際に当該論点もまとめて復習することができます。

しかし論証集自体に十分な余白がなければそのような使用法はできない、もしくは困難になってしまいます。

そこで論証集を選ぶ際には、論証集自体に書き込みができる余白があるのかという点も重要な考慮要素になります。

正確な出典が記載されていること

勉強が進んでくると、当該論証を修正したいときや、当該論証についてより深く学ぶ必要が出てくるときがあります。

そのときにその論証集の出典(論証のもとになった判例や基本書)を参照すれば正確に論証を修正できますし、理解を深めることができます。

このように出典に立ち戻って理解を深めるという勉強を可能にするために、出典の記載された論証集を使用することをお勧めします。

おすすめの論証集

趣旨・規範ハンドブック

趣旨・規範ハンドブック(辰巳法律研究所)は、その名の通り条文の趣旨と規範をぎゅっと凝縮した論証集になっています。

ここに掲載されている趣旨や規範さえ覚えてしまえば基本的な論証であれば論証全てを暗記していなくとも試験の現場で論証を組み立てることができることが多いです。

そのため論証の数が多い民法や、論証の形で暗記するのがどうしてもつらい人はこのテキストを利用してみてもいいでしょう。

書き込みができる余白が広くとられているため情報を集約するための教材としての使用にピッタリな教材になっています。

アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集

いわゆる予備校の論証集は内容が正確ではないと批判されることがしばしばあります。

しかし、アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集(アガルートアカデミー編)「民法」「商法・民事訴訟法」「刑法・刑事訴訟法」は、工藤北斗講師をはじめとしたアガルートアカデミーの講師陣が膨大な数の基本書・判例解説・学術論文等を調べ上げたうえで作成しているもので内容の正確性に万全が期されているため内容が正確でないという心配は無用です。

また各論証は判旨や調査官解説に準拠して作成されており少数説を採用している個所が少ないため他の教材との互換性も高くなっている点もお勧めできるポイントです。

加えて論証集には十分な余白があり、書き込みも容易ですし、正確な出典も記載されているため非常に使いやすい論証集になっています。

論文ナビゲートテキスト(伊藤塾)

「論文ナビゲートテキスト(伊藤塾)」は、論証だけではなく基礎知識、参考判例の判旨まで掲載されているため網羅性は高くなっています。

また伊藤塾の基礎マスターテキストに準拠したテキストになっているため入門講座として伊藤塾の基礎マスターを受講している人には使いやすいテキストになっています。

しかし論証に出典が記載されていない点、論文ナビゲートテキストは伊藤塾の講座に付随して購入できるもので、講座を取っていない人にとっては入手が困難になってしまっている点が難点です。

まとめ

司法試験・予備試験におすすめの論証集3選

  • 趣旨・規範ハンドブック
  • アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集
  • 論文ナビゲートテキスト(伊藤塾)

論証集以外にも司法試験の勉強に使える書籍を紹介しています。

気になる方はこちらも参考にしてください。

関連コラム:司法試験・予備試験におすすめ基本書32冊【7科目・目的別】

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関連コラム:【司法試験・予備試験】正しい判例集の使い方とおすすめ本6冊

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