受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

勤務先で給与や労務制度の担当をしており、職場での業務に役立つと思ったからです。
以前、行政書士の資格を取得した際に、想像以上に自分に自信がついて嬉しかったこともあり、さらに上位の資格を探していたところ、仕事でも勉強で得た知識を役立てられる社労士試験を知り、受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

はじめは独学で受験を試みてみたものの、市販のテキストでは載っていない項目が、数多く本試験で出題されていたり、いまいち独学では知識が定着しなかったこともあり、テキスト量が豊富で働きながらでも講義が受けられるアガルートの講座を受講してみようと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

社会人で働きながら受験を目指していたこともあり、とにかく勉強時間を確保することに苦慮しました。
仕事で帰宅が遅くなった日も、5分だけでもテキストを開いてテキストを読むことを習慣化させることで、継続的な学習ができたように感じます。
また、通勤時間もうまく利用するなど、スキマ時間をどれだけ活用できるかが、社会人受験者にとってのポイントだと感じました。
学習の進め方として、人によってやり方はさまざまかと思いますが、自分としては1科目ごと順番に講義を進めていく方法をおすすめします。
科目を行き来してしまうと、どうしても記憶のつながりが悪くなり、再度続きから学習する際に振り返りの時間が長くなってしまいます。
全科目の学習を1周して、横断学習に入ってから複数の科目を並行して復習する方が、早期に試験の全体像が見えてくると思います。
また、これはどの講師の先生も言われることですが、労働科目に時間をとられすぎ、社会保険科目の勉強量が足りなくなれば、一気に合格が遠のいてしまいます。
勉強開始時点から試験まで何か月あるか確認し、全科目の復習時間や法改正、白書対策の時間も考慮して学習の計画を立てることが大切だと思います。
とにかく早めに、全科目を1周することを心がけるべきです。

総合講義のご感想・ご利用方法

受験に必要な知識を暗記する前提として、どれだけ各科目の理解が深められるかが、暗記にあたってのポイントになると思います。
総合講義では、各科目で勉強する各種制度の知識面だけでなく、なぜこのような仕組みになっているのかまで解説していただいたため、ただ闇雲に暗記をするのではなく、制度の背景を押さえながら学習ができました。

結果的に、知識の定着につながったように思います。
一度学習するだけでは、どうしてもテキスト内容を忘れてしまうことが多いですが、講義を丁寧に聴いておくことで思い出す時間も短く済みました。
ただ、講義を受けるにあたっては、時間のない社会人受験生にとっては、メリハリのある動画視聴も大事です。
理解が進みやすい項目については、倍速機能を使いながら、スピード感をもって講義を受講していくことも1つの手だと思います。
また時間に追われている場合、比較的単純な暗記だけで済む社一や労一に関しては、項目によって視聴を飛ばして、テキストを読むだけでも構わないと思います。
またテキストには、過去本試験で出題された箇所には出題年度が書かれています。
市販のテキストと異なり、過去10年以上前に出題された箇所もカバーされているため、どの項目が頻出箇所であるのか一目で分かり、非常に便利でした。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

社労士試験は科目が多い分、似たような項目が複数の科目で出題されており、科目ごとのちょっとした違いを本試験で問われてきます。
科目を1周するまでは、科目別の横断学習の大切さがイメージしづらいものの、社労士試験の全体像が掴めてくる頃には、過去問で出題されているひっかけポイントに惑わされないようにするために、いかに横断学習が大事であるかが分かってきます。
科目横断整理講座ではポイントを絞った解説があるため、試験直前までテキストが重宝しました。
科目横断整理から、各科目のテキストに戻ることを繰り返すことで、知識の定着もより深まってきます。

科目横断整理の内容を各テキストに書き込むことで、テキストを読み返す際にも横断学習ができるのでおすすめです。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

社労士試験の科目は毎年法改正がなされるため、学習したテキストの法改正部分のどこがポイントなのかが、法改正対策講座を受講することで一気に整理ができました。
法改正部分は本試験でも頻出であり、改正された年度に出題されなくても、その翌年で出題されることも多くあります。
法改正対策講座では、直前の法改正部分だけではなく、近年の改正箇所も併せて掲載されているため、非常に重宝しました。
法改正部分の学習に関しては、法改正対策講座の内容をおさえるだけで十分だと思います。
法改正対策講座で触れられている改正箇所についても、各科目のテキストに書き込むことで、本試験で出題されそうな部分をしっかり復習することができます。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

社労士試験の労一、社一では白書に関する項目が出題されます。
普段からニュースや新聞に触れることがあったとしても、試験に関係するかもしれない内容をすべて拾うことは非常に困難です。
また、試験に頻出の白書があったとしても、それら原典にすべて目を通すことは時間的にも難しいため、白書対策講座のテキストを何度も読み返すことが現実的な対策になると思います。
白書対策講座で学習した項目がそのまま本試験で出題されることもありますが、学習方法としては講座の内容を丸覚えするというより、労働や社会保険に関する統計的な傾向をおさえることが大事だと思います。

直前期には白書対策には時間をかけすぎるよりも、各科目の復習や横断学習を進めることが重要ですので、効率的な白書対策という意味でも非常にありがたい講座でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

社労士試験は試験時間が非常に長丁場で、特に午後の択一試験は時間配分と集中力を切らさないことがとても重要になってきます。
模擬試験では、しっかりと時間を計り取り組むことで、本番に問題を解くスピード感を意識することができます。

本試験では問題を解き切ることはもちろんのこと、解答内容を見直す時間、マークミスがないか確認する時間を確保する必要もあります。
余裕をもって問題を解き切ることができるためにも、模擬試験は必ず受講した方がよいでしょう。
模擬試験の結果が思うほど伸びないこともありましたが、むしろ危機意識を持つことができ、本試験までの勉強により一層真剣に取り組むことができました。
間違えた問題はしっかり復習し、本試験に生かすことが大事です。

定期カウンセリングオプションの受講有無

なし

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

社会保険労務士は難関資格ですが、あきらめなければ必ず合格できる試験だと思います。
私も勉強時間が足らず、合格まで4回も試験を受けることになってしまいました。
アガルートの社労士講座も、複数年で受講することになってしまいましたが、途中で予備校を変えなかったのは、アガルートのテキストをしっかりと覚えきれば、必ず合格できる試験であると確信していたからです。
ほかの予備校のテキストよりも内容量が多く、少し大変かもしれませんが、そこを乗り切れば、他の受験生よりも圧倒的に有利な状態で試験に臨めると思います。
試験に合格できた自分をイメージして、頑張ってください!

講師へのメッセージ等

講師の先生方には、講義をはじめ大変お世話になり、ありがとうございました。
受講生の気持ちに寄り添った授業をしていただき、アガルートを選んで良かったと思いました。
今後も他の資格でお世話になるかもしれませんが、よろしくお願いします。