受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

40歳になって、仕事や将来について考えることが増えました。そのタイミングで新型コロナウイルスが流行し、経済不安や危機感が増し、退職した後も仕事ができるにはどうすればいいか考えるようになりました。
そんな時、社会保険労務士はとてもやりがいのある仕事だという話を妻の父から聞き、社会保険労務士資格に興味を持ちました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけは3つあります。1つ目は高い合格率、2つ目は池田講師が自分と同じ1点足りず不合格となった経験を話しているYouTubeを見たこと、3つ目は竹田先生の授業を見て感銘を受けたことです。
これまでやっていた通信教育を継続するか変更するかで悩みましたが、アガルートアカデミーの講座であれば今よりレベルアップができると思い、受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

2度の試験失敗の経験から、どうすれば合格できるかを考え、まず勉強計画を見直しました。

①受講開始した令和3年11月から令和4年3月までをテキスト学習と過去問の繰り返し、②4月から6月までを横断学習、法改正、白書対策、模擬試験、③7月から8月までを試験対策を行うという大枠の計画を立てました。
また毎日、教科書の進捗状況と勉強時間を記録し、日曜日に次の1週間の計画の見直しや分析をするように心掛けました。その結果、竹田先生の授業を見て、教科書を読み、問題を解くことが定着し、高いモチベーションの維持と意識改革につながりました。

次に令和3年度試験で1点しか取れなかった選択式労働一般常識対策について考えました。
工夫としては、毎日、厚生労働省HPで白書や統計調査結果に目を通し、試験直前期間中は、白書対策講座の教科書の読み込みと問題を解くことを繰り返し行いました。また予想は外れましたが、各種助成金の名称が出ることを想定し、概要と名称を覚えるよう心掛けました。

最後に、令和3年度試験で44点だった択一式試験の得点アップです。暗記や文章読解が苦手な私には、とても大きな問題でした。勉強計画は順調でしたが、6月のアガルート模試では43点しか取れず、今年もダメなのかと不安になりました。
そのため合格することを最優先に考え、試験の目標を45点以上かつ各科目5点とし、そこからアウトプット中心の勉強法に変更しました。分析している中で、社会保険の問題に各30分以上かかっていることがわかり、試験問題を国年、厚年、健保、労基~一般常識の順に解くように変更しました。

試験当日は、1科目25分以内を目標とし、残り時間で難問や絞り込みできなかった問題の復習時間に充てました。また、解答を選択する上で、正なのか誤なのかを意識し、1点を失わないためのケアレスミス防止に努めました。
結果として各科目5点以上かつ45点(幸運にも健康保険の複数正解による1点正解を含む)獲得し目標を達成しました。

仕事や家庭生活と勉強の両立が大変だった3年間ではありますが、高い意識で勉強を続けることができたのは、今年こそ合格したいという強い気持ちと、そんな自分を理解して支えてくれた家族やアガルートアカデミーの講師の皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

総合講義のご感想・ご利用方法

最初教科書が届いたときは、正直、文字が多く読みづらいと感じました。しかしながら竹田講師の授業動画はとても丁寧で理解できました。
そのため、最初に授業動画を見て、教科書を読み、過去問を解くという流れで進めることにしました。
その結果、読解力の弱い私でも、教科書の内容を理解することができました。
教科書読込後は、過去問に挑戦し、間違ったところは、後で教科書を読みなおし、該当箇所にラインを引いたりして記憶の定着を図りました。

一方で、講義動画や教科書にたくさんの時間を費やすため、限られた時間の中で各科目がなかなか進まない点で焦りを感じました。また、過去問集で間違った際、解説を読んでもしっくりこないため、教科書で確認しようとしてもその該当ページになかなかたどり着かないため、過去問の進捗状況にも苦労しました。欲をいえば、過去問解説欄に教科書該当ページの記載があればありがたかったです。

私の場合、各科目で間違ったことや覚えなければいけない点については、パソコンや手書きでまとめノートや穴あき問題集を作成し、タブレットに入れて、外出時の待ち時間を利用するなど、空き時間を少しでも活用できるように心掛けました。また、すぐに記憶した内容を忘れることから、ノートに記載した内容を何度も復習しました。
ボリューム感のある教科書・過去問を自分が覚えやすいようにコンパクトに編集し、限られた時間の中で、どれだけ復習に時間をとれるかが合格するための近道だと思い勉強しました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

科目横断整理講座は、主に読み込みを中心に学習しました。また、これまでの教科書と違い薄く、短時間で復習できる内容だと感じました。
最初は、覚えようと書き込みをしながら勉強しようとしましたが、他の勉強に多くの時間がとられたため、なかなか横断学習の書き込みに時間をとることができず、そこから毎日数分程度で教科書を読み込むようにしました。
結果的には、過去問や模試などで間違えたときに、科目横断整理講座の教科書を用いて、改めて記憶の整理ができました。

社会保険労務士試験の勉強をすればするほど、自分の記憶力に自信がなくなりますが、各科目で学習した箇所を横断整理することで、勘違いが減り、試験で1点を失わないための大きな力になると感じます。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正対策講座については、これまで過去の本試験選択式問題でも数多く出題されたことから、6月からの学習計画を見直し、同講座に多くの時間を割きました。
内容としては、①講座動画を見る、②教科書を読み込む、③問題を解く、の順で繰り返し行いました。またわかりにくい内容については、厚生労働省のHP等で確認するようにし、選択式試験で3点以上獲得できるよう意識しました。
これまで、法改正対策について拾いきれない部分もありましたが、アガルートアカデミーの法改正対策講座は、かなり幅広い内容でしたので、教科書を信じて勉強を進めました。また、何度も問題を解いて、間違えた問題はチェックを入れ、何度も復習するなどの対策を試みました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策は、最も苦手です。どう対策をすればよいかわかりませんでした。過去2年間の本試験でも、運だけで解答しているような状況です。
そのため、昨年の11月から今年6月にかけて厚生労働省HPの白書や統計調査結果に目を通しましたが、範囲が広く内容が頭に残らないため、結果も出ませんでした。

しかし、白書対策講座の教科書が届き、毎日いやいやながら勉強していくうちに、模試の問題で絞り込みができるようになり、正解できる問題もあり、自信がつきました。
白書対策講座は、内容をコンパクトにまとめられていたおかげで、毎日学習する上で、自分にはとてもあっていました。
結果的に今年の一般常識の択一式問題は、10点中5点でしたが、白書対策講座を勉強していなければ、4点以下だったかもしれません。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、社会保険労務士試験学習をする上で、とても大きな影響のあるものでした。6月中旬に試験を行いましたが、択一式が33点、選択式が43点でした。選択式で50点以上を目標としていましたが、結果的には昨年度の合格ラインに届かない状況に、今までの勉強のやり方を見直さなければならないと強く感じました。そのため、インプット学習中心からアウトプット中心の学習に変更し、それに伴い、選択式の目標を45点以上に改めました。

模擬試験以降は、試験に落ちたくないという気持ちが強くなり、勉強時間も大幅に増加しました。
6月時点で今の実力を把握できたのは、本当に良かったと思います。
また高得点を狙うよりも不合格にならないよう意識が変わったことも良かったと思います。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

①問題を解く、②解説を読む、③法令等を読む、の順で、できる限り繰り返し学習するように努めました。
選択式の勉強は、教科書の内容をノートで穴埋め問題を作ったりしていましたが、選択式集中特訓講座の内容は、とても難しく1回目は合格点を獲得できない問題も数多くありました。そのため、自信をなくすこともありました。
しかし過去2年の本試験で労働一般常識の難問を経験したことから、いろいろな問題の経験が合格の近道だと思い、毎日の選択式対策として続けることができました。
結果、本試験ですべての科目で3点以上取ることができました。

選択式対策は、出題範囲が広く、難問も出題されますが、あまり難問にこだわらず、幅広い知識の習得を心掛けました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力確認答練は、繰り返し問題を解きました。内容的には、教科書を理解していれば解ける問題でしたが、同時に多くの問題を間違えたことで、教科書を理解していないことに気づきました。
難問や最新の法改正の問題を解くことで、実力アップにつながりました。
また選択式の答練1回目合計で31点、答練2回目合計では33点獲得しましたが、労働一般常識で基準点に達しなかったため、その後は、労一対策に多くの時間をかけるよう勉強計画の見直しを行いました。

模擬試験同様に、今の自分の力を見直すきっかけになり、自分の実力やどれくらい理解できているのかが、はっきりしました。
自信をなくすこともありましたが、現実を見つめることで、その後の合格につながったと思います。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

私は、幸運にも3度目の試験で合格することができましたが、仕事や家庭生活がある中で社会保険労務士試験に合格することはとても難しいと感じます。
限られた時間をいかに勉強時間に費やし、継続して教科書を読み込み、問題集を解くことが、得点力のアップにつながります。1点が足りずに不合格だった経験が、将来に必ずつながることを信じて勉強してきました。
合格を目指す皆さんにとっても、社会保険労務士試験が必ず将来につながることを願っています。

講師へのメッセージ等

竹田先生の講義、とてもわかりやすく印象に残りました。また、講義中の先生の経験談や雑学も楽しみにしておりました。竹田先生のおかげで合格することができました。本当にありがとうございました。