受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

仕事で人事労務の業務に長年従事してきましたが、衛生管理者以外にこれといった資格を取得してきませんでした。
40歳を過ぎて、自分に自信をつけること、また、知識をもっと深めたいと思ったため、社会保険労務士の資格を取得しようと考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1回目は独学で市販のテキストと過去問学習を中心に取り組みましたが、選択式で得点が足りず不合格となりました。独学では知識量が圧倒的に足りないと感じ、知識を全体的に網羅的に得ることができ、また情報量が他社と比較しても多いアガルートを受講しようと考えました。

合格体験記・学習上の工夫

1回目の受験で、幅広くある程度の知識は得ていると考えていましたが、一般常識や健康保険、厚生年金、国民年金に関しては、過去問を解いていても、あやふやなところも多く、知識も不足していると感じるとともに、他の科目についても改めて一から復習の意味もかねて知識を吸収する必要があると考えて取り組みました。労働基準法、労働安全衛生法などは、講義動画を一度確認するとともに、テキストをしっかりと一度読み込むこと。一般常識および年金系の科目に関しては、動画を確認するとともに、テキストを複数回確認し、それでも記憶に残らないところは、改めて動画を復習するなどをしました。

テキストは、5回程度繰り返したと思います。また過去問に関しては、1科目ごとにテキストを読み終わると同時に過去問を解き、わからなかったところ、不安だったところに付箋をつけ、繰り返し解きました。解答を確認してもおぼつかないところは改めてテキストに戻って確認を行うようにしました。過去問についても5回くらい繰り返すとともに、わからない問題については10回くらい繰り返したと思います。最終的には過去問はほぼ解けるようになっていたと思います。すべて通勤の電車内の隙間時間を活用しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

テキストは、ボリュームが多かったとは思いますが、その分、幅広い知識が身についたと思います。またわかりにくい、難しい内容に関しては、図や例示があることによって理解をしやすかったですし、講義の中で具体的な実例を出していただくことで理解が深まったと思います。
私は、まずは講義をすべて聞き、講師が線を引いて覚えるべきといわれるところをきちんとチェックをし、それを後でテキストを復習して覚えるようにしました。そのあとに過去問を解き知識の定着というものを図りました。
講義動画は短いものであれば10分程度、長いものでも30分程度であり、また、スマホでも視聴ができたため、通勤等の隙間時間を活用しつつ行いました。テキストもできる限りマーカーを同時に引いて、後で復習するときに、どこを覚えるべきなのかがわかるようにしました。

過去問テキストは見開きで解答についてもすぐに確認できたため、繰り返し行うのに便利で、1回では理解できないところも、2度3度と繰り返すことで、知識の定着を図ることができたと思います。

1回目の受験の時には知識が不足している、あやふやであったと思いますが、テキストを繰り返し読み、過去問を繰り返し解くことで、十分な知識と自信を身に付けることができたと思います。

科目別横断整理講座のご感想・ご利用方法

社労士の試験においては、用語の定義等が各科目ごとにそれぞれ少しずつ異なっているものもあり、単一科目の時には頭に入っているが、複数科目を学習していくとどうしても混同してしまっていました。

すべての科目の学習が終了し、仕上げのタイミングで科目別横断整理のテキストを何度も読み込むことで、混同しやすい知識を改めて整理ができたと思います。この講座を受講する前でよく間違えていた、過去問の部分についても、受講後、テキストを読み込んだうえで過去問を解くと、すらすらと解くことができるようになっていたと思います。試験直前においてもやはり混同しやすい部分であったので、直前まで繰り返しテキストを読み返し、当日は自信をもって解答できるようになっていたと思います。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正対策講座については、各科目の講義動画、テキスト等のすべてを確認し終わった後に届いたのですが、各科目の復習にあてる時間が必要であり、すべてを細かく学習する時間をとることができませんでした。
ですので、テキストの星の多いものから順に記憶していくようにしました。星の少ないものについては、「こうした法改正があるのか」と試験当日に出てきても焦らない程度に目を通すレベルであったと思います。

星の多いものについては、各科目の講義中やテキストの中でも、一度触れられているものが多かったため、覚えているものも多く、この講義で改めて知識の復習となり、知識の整理になったと思います。法改正部分は過去問では触れられないため、この知識の整理は役に立ちました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

1回目の受験時においては独学であったため、一般常識の学習方法がわからず過去問で出てくる白書についての知識程度しかありませんでした。
白書については、範囲が膨大に広く、またどこまで覚えていいのかもわからないため、手のつけようがありませんでした。

今回は、過去問の知識に加えて、取り組むべき項目は白書対策講座で出てくる内容に絞り、そこで理解できないものについては、実際の白書の該当部分を確認するという方法をとりました。似たような数字が多くでてくるため、学習の1回目については、大まかな概要と数値感をとらえるようにしました。2回目の復習からも、あまり細かい数値までは記憶せず、「約〇割とか、約〇%」程度で覚え、とにかく広く浅くを心掛け、当日に焦らないことに留意して取り組みました。結果高得点を獲得できました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

勉強方法が過去問を繰り返して知識の定着を図る方法が中心であったので、最後のほうには、どうしても、文章と答えを覚えてしまい、なぜこの答えになるのかという思考過程が抜けてしまいがちになっていました。

模擬試験については、ちょうどそのタイミングぐらいでの取り組みとなりました。本来は時間を計り、マークをぬりつぶして取り組むほうがよいのですが、きちんとした時間も取りにくかったため、問題を読んで解答を確認していく方法で勉強しました。間違えた問題は印をつけておき、後から復習をしやすいようにし、動画を視聴して解答内容などを確認するとともに繰り返し学習して知識のインプットに努めるようにしました。過去問の繰り返しでマンネリになっていたので良い知識のインプットになったと思います。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

1回目の受験の時は、選択式の対策を特に取らなかったため、選択式の足切りとなりました。選択式の場合はあやふやな知識となると、複数の選択肢で似たようなものが多いため、結局迷って間違えた解答になってしまいます。選択式集中特訓講座で、選択式の考え方、解き方がまずありました。択一式とはまた違った頭の使い方、テキストの読み方、過去問の解き方をつかむことができたと思います。

その考え方、解き方を頭に置きながら、テキストを再度読み込むこと、過去問を解くことで、精度の高い知識を身に付けるとともに、複数の選択肢で迷った時も、正しい答えにたどりつき、今回は選択式でも高い得点を取ることができたと思います。択一式とは違った取り組みが必要になるので良かったと思います。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力確認答練についても、模擬試験と同様で、知識のよいインプットになったと思います。

答練は新しい問題であるため、模擬試験と同様に間違えた問題は印をつけておき、後から復習をしやすいようにし、動画を視聴して解答内容などを確認するとともに繰り返し学習して知識のインプットに努めるようにしました。過去問の繰り返しでマンネリになっていたので良い知識のインプットになったと思います。
そのため、テキストにおいても、読み飛ばしているところがあることに改めて気づき、復習も網羅的にできたと考えています。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

社労士試験は科目が多く、地道に知識を身に付けていく必要があるため、途中で心が折れてしまいそうになると思います。ただ、あきらめずに続けていくことで、ある時に、ぐっと力が付いたと思う時が来ますし、実際の生活においても役に立つ知識になります。ぜひ頑張ってください。

講師へのメッセージ等

非常にわかりやすい講義ありがとうございました。また、あきらめずに取り組むというメッセージを講義の途中に適宜挟んでいただいていたので、やる気を失うことなく取り組むことができたと思います。ありがとうございました。