受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

3年半くらい前に労務関係の仕事をすることになり、仕事をするうえで必要な知識を身に付けようと思ったのがきっかけでした。実務で使用しない法律や項目もたくさんあったので、最初は資格取得を目指すというよりは、モチベーション維持のためでした。でも初回落ちたのがちょっと悔しくて、そこから徐々に目的が資格取得に傾いていた感じです(笑)

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2つありまして、
一つ目は値段、他には他社通信講座から変わった人の割引、あと「合格特典」が魅力的でした。
二つ目は映像による講義が分かりやすそうで、なおかつ講義時間がやや長めだったことで、細かいところまで説明してくれるのではないかと感じたからです。

合格体験記・学習上の工夫

私は集中力が続かないタイプで、1日1時間以上家で勉強することができません。その辺の勉強不足があって2回目も落ちました。なのでアガルートにしてからは、通勤時間に電車等に載っている時間(往復90分)を勉強タイムに当てました(過去問はテキストが小さめなので邪魔にならずおすすめです)。
基本スタイルは過去問で分からなかったものを、家でテキストを開いて見直す。仕事で遅くなることも多かったので家での勉強時間は少なかったですが、その分は通勤時間の勉強でカバーできたのかなと思っています。
あと、休みの日は適度の運動をしました。TVでやっていましたが軽い運動は脳の活性化につながるということだったので……真偽不明ですが。

テキストは、労働科目は2周、苦手の社会保険科目は3周しました。3周目でやっといろいろつながった感じでしたので、4周できたらもっと楽だったかなと感じています。過去問も労働科目で2周、社会保険科目は3周しました。
テキストには講義で聞いたものをすべてメモしていきました。他の方はお勧めしない方法かも知れませんが、そのメモは2、3周目の時にすごい力を発揮します。その代わりテキストがぼろぼろになってしまいますがこの方法が私の勉強法に合っていました。

基礎講義のご感想・ご利用方法

基礎講義は全体の内容をコンパクトにまとめた内容になっていて、3回目の受験であった私にとってはいい復習の教材となりました。
また、初めて講座を受ける方・初めて社労士を学ぶ方にとっては、各法の全体像をざっくりと把握できることができると思いますので、いい取っ掛かりになるのではないかと思います。
言葉やその定義が難しいので1回では分かりにくいかも知れませんが、総合講義で少しずつ分かってくることかと思いますので、気にせず講義を視聴していくことがベストだと考えます。

基本に立ち戻ることが大事なこともあります。総合講義で自分の勉強している部分・位置が分からなくなったとき、例えば、雇用保険の給付が多すぎて今は何の対象のものを勉強しているのか分からなくなって嫌になってきたとか、頭が混乱したとき、難しすぎて嫌になりそうなときはもう一度サクっと読んでみてはいかがでしょうか?
内容が簡単だと思えるはずです。そこでまたやる気が出ます!
冊子は総合講義よりはすごく薄いので、出かけるときや出勤のときに携帯して、暇なときや誰かと待ち合わせしているときに少し読み通してみるとかの使い方もいいかなと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は、1回目からじっくりと視聴。
1科目終了後は過去問を解いて復習。
3科目目の1回目を視聴する当たりから、1科目目の最初からテキストを読み始める流れを続けました。

テキストには視聴したときに引いた赤のアンダーライン。講義で聞いたものをすべて緑色でメモ。過去問で振り返った時、繰り返し読んだときに使った青のアンダーライン。テキストはゴチャゴチャして他の方はあまりお勧めしていないかも知れません。
でも、これがあとから見直したときに、視聴の動画がよみがえってきたり、過去問で読み直した部分が鮮明になりとても役立ちました。

アガルートのテキストは思っていた以上に分厚く講義のボリュームもかなり多めでした。はっきり言って健康保険法あたりからうんざりします。でも、その分丁寧な内容と難しい部分をより詳しく説明してくれるきめ細かい視聴講義があり、結果的にそれが本試験に役立つ内容だったりするので、あきらめずに視聴し続けて良かったと思います。
また、労働基準法は判例を数多く取り上げていて、その解説も講義で細かく取り上げられていたので、判例文にも慣れたし、法の理解度が深まったと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

以前、使っていた過去問のテキストは過去5年分で、その年の問題の年順に載っていたものを解いていましたが、アガルートの過去問は過去10年分が載っています。
しかも、各科目の項目順(例えば、労働基準法総則平成○年、適用令和○年……)なので集中してその項目の勉強ができて復習にピッタリだと思います。また1問1答形式なのでとても理解がすすみます。

池田講師の「語呂合わせビジュアル暗記法」最高でした。最初に見た語呂あわせが確か……「老国家が火事で同居する」でしたっけ? 語呂合わせは自分で考えたほうが覚えやすいそうなのですが、池田講師の「語呂合わせビジュアル暗記法」にはとてもお世話になりました。また、丁寧な解説も良かったです。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

今まで、科目横断という形式で勉強したこともなく、ノートにまとめたこともありませんでした。総合講義中も「科目横断で取り上げます」とのコメントも多く、その重要性はなんとなく理解しながら学習してきました。
実際に、やってみての感想ですが、内容的にはとてもよくまとめられた復習用の参考書といった感じです。忘れていた記憶を取り戻すことができたのと、比較することによって各科目で非常に整理できたということでした。

テキストは薄めなので、通勤用に持ち歩き条文の比較を中心に何度も繰り返し読んでチェックしていました。
また、本試験会場にも持参し、勉強というよりかは安心を得るために会場入りから本試験開始まで眺めていました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

「法改正事項はとても試験対策上重要である」と総合講義でもそう伝えられていましたし、今年の本試験でも択一式で取り上げられていたので、とても重要であると思いました。

通常、総合講義が終わったあとにするのですが、意外と厚めなテキストにちょっと引きました。
でも、重要度を★の数で表し、講義も★多めのものを中心に進めていたので、視聴自体は3~4日くらいで終わった記憶がありますし、総合講義にすでに含まれているものも多かったので、法改正重点勉強とあわせて、直前期のいい復習にもなりました。

今後、社労士として仕事をしていくためには、この法改正事項がさらに重要度が増すものだと、意識をしながら勉強を進めていけばいいかなと思います。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策講座の講義は視聴はせずに、ざっくりと傾向を掴むつもりで読み始めました。あくまでも深みにはまらず感覚を掴む感じで。高齢者はこんなにいるんだ~とか失業増えたな~という感じです。
講座内にあった〇×問題は良かったです。読んだだけではでは全くあてにならないことを改めて実感した瞬間でした。
あまり時間がなかったのと白書はどこが出るのかそれとも出ないのかも分からないので、全体でも3時間も使っていないと思いますが、2周くらいは読みました。
本試験に出たと思いますが、何となく感覚で覚えていたので取ることができました。貴重な1点でした。
正確な数字も大事ですが、白書に限っては傾向を押さえておけばなんとかなるかなと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験の問題は、本来、本番と同じ時間でセットしなければならないとは思いましたが、結局、時間が取れず、選択と択一をそれぞれ分割し、それぞれ解答時間を設定し取り組みました。択一で1問2~3分はしびれますが、文字数の少ないところから○×を付けていきました。時間の感覚は模擬試験でなんとなく掴めました。

合格点には至りませんでしたが、「本番前に分からない部分が判明したのは良かった」と前向きに考えることにして、基礎講座や総合講義のテキストで復習しました。

勝手に思っていますが、模擬試験の内容は多少難しく設定してあるのかもしれません。そのおかげで、重要な部分の復習ができたのだと思いますし、本番でも落ちついて取り組めたような気がします。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

昨年落ちたときは、絶対受かりっこないのではないかと思いましたが、社労士試験は努力次第で必ず受かる試験なのだと思います。諦める諦めないは個人の自由ですが、もし目指すならそういう気持ちで挑めば合格すると思います。

講師へのメッセージ等

直接メッセージを送ってやり取りはしたことはないのですが、あの分厚いテキストが多い総合講義をすべて説明してくれた竹田講師、ビジュアル語呂合わせで楽しませてくれつつ分かりやすい過去問解説をしてくれた池田講師、ありがとうございました!