受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義／入門カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

60歳の定年を前に、数年前から目標としていた不動産関連の資格を取得して来ました。その時点で一旦資格取得をお休みしようとは思いましたが、やはり会社等に所属して働くよりも独立の可能性のある行政書士の資格を取得したいと考えて思い切ってチャレンジすることにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

すでに不動産関係の資格取得でアガルートさんの講座を受けて合格をしましたので、テキストや講義内容の充実さには信頼をおいていましたので、今回もこのままアガルートさんの講座でいくぞ！という気合いと勢いで受講を来ました。

合格体験記・学習上の工夫

仕事を終えて帰宅してから「必ずこの時間（21時～23時）は勉強するぞ」でなく、「この勉強を毎日継続して勉強に使えれば合格に近づける」というくらいの気持ちで、変にプレッシャーをかけずに続けてきたことが10ヵ月継続して勉強時間を確保できたように考えています。とにかく継続して勉強習慣を生活の中に組み入れてしまうことが必要だと思います。

勉強しなければやることがないっていうくらいの生活リズムができれば、合格への環境が整ったといえるのではないかと思います。

特に今までの私が受験してきた資格試験の科目になかった「行政法」については、テキストや講義の1周目は気持ちが悪いくらいに理解があやふやで、こんな調子で試験に間に合うのだろうかという不安を感じました。

しかし、講義2周目になってくると、驚くほどにいろんなことがスッキリとして、頭の中の霧が少しずつ晴れていくような感覚を覚えるようになっていきました。もちろん、まだまだ過去問はスラスラはとけないレベルですが、テキストや講義をとにかく前に進めていくことで確実に積み重ねができているんだと信じて、また楽しんで毎日継続していくことが大事だと思います。

また、講義の音声をスマホにダウンロードして、通勤しながら聴くのも効果があったと思います。音声講義を聴きながら、テキストの内容を頭の中で再現して講義を聴くようにすると、意外に視覚という情報がない中で考えるということで理解が進むということもあった気がします。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義については、まずは通しで先に進むことを第一に考えて勉強しました。講義の順番としては、まずは行政法、民法、憲法という順序でやることにしました。これはやはり自分がこれまで行政法というものを勉強したことがなかったためで、まずは行政法に十分な時間を使いたいと考えたからです。

勉強をしていく中で、今ひとつ理解ができにくいところでも、豊村先生の「法律的な表現ではないけど」と、それを簡単な言葉に置き換えて説明をしていただいたのが大変助かりました。

講義の1周目は通常速度で、2周目、3周目では速度を速めて講義を「流して」聴くという気持ちで取り組みました。

講義を聴いてある意程度理解できていれば、速度を速めても頭の中に入るもので、逆に早い速度で聴いていて「どうだっただろう」と感じたところが理解が不足している部分だと思うようにして、理解不足の部分のあぶり出しという方法としても利用しました。

また、試験を終えて感じたことは、総合講義のテキストの内容は必要にして十分な情報量が組み込まれているということでした。私自身、10ヵ月という短い時間の中で、総合講義以外のものに手を出す時間も余裕もなく、試験直前にはこれで大丈夫なのだろうかという不安があったものの、実際に本試験を受けたところ、そんな不安はまったく感じませんでした。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

短答過去問問題講座については、回答して何度も不正解だった問題でその理由が理解できていないものを中心に講義を聞くようにしました。

講義の中で、いわゆる奇問・難問について、「この問題は重要視しなくてもいい」とか、「これは後回しで大丈夫です」といった先生のアドバイスは、問題の優先順位をつけ、効率よく過去問を勉強するのに役立ちました。

性格的にどうしてもできなかった問題にこだわってしまうところが自分の中にあるだけに、講義の中のアドバイスが大変助かりました。

また、全問題について丁寧に解説をしていただけており、わからない問題の解説がなかったということがないのは大きな安心につながりました。文字だけの解説ではやはりなかなか理解しきれないものがあるのでよかったと思います。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述過去問題解説講座については、なかなかじっくりと取り組む時間がなく、十分活用ができなかったと反省をしております。

しかし、文意を損なわずに限られた文字数でどのように表現し、記述をしていくかという点について、十分勉強になりました。

記述問題については、やはり初めての受験者にとっては、具体的にはどのように学習をすすめていくのかがわかりにくく、単純に過去問をみて記述をして正誤をみるというだけの学習では本試験ではむずかしかったという感想をもちました。

問題に対して、どのような切り口で、そのように思考を組み立てて、それをどういう風に文章化していくかの訓練はすごくむずかしいと感じました。

できれば、総合講義の講義のようなレベルでの学習講義ができると助かるのではと感じました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

逐条ローラーはマラソンの一緒に駆け抜けるようなものでした。こんなにじっくりと全条文を読み込んだ経験はなく、非常によい経験をしました。

条文をじっくり読むことに対して、当初「退屈」なものというイメージをいただいていましたが、田島先生のユニークな解説や、時折はいる息抜き的な世間話（？）がいい味付けになっており、むしろ長さを感じずに民法、行政法と読み進めた気がしました。

やはり条文をじっくりと読み込むことでみえてくる全体像や条文の位置から読み取れる趣旨など、新たな発見を通して総合講義で学習したことを別の角度から整理し直すことができた内容だった思います。

逐条ローラー講座は、受講して損はないし、むしろ今までにない角度で勉強ができる新鮮さを感じられる内容だったと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解の対策については、出題形式の分類によって異なる回答手順や回答テクニックがわかりやすく説明されており、本試験においても十分武器になったと思います。

特に足切りから逃れるためには、文章理解の問題は落とせないものであるだけに、解法テクニックはとても参考になりました。

特に大学受験から年数が経ち、試験問題に出るような文章問題に縁遠い身には久し振りに取り組む問題形式に最初は手間取っていただけに、かなり重宝致しました。

『他資格択一80』解説講座のご感想・ご利用方法

本試験直前期において取り組みましたが、じっくりと取り組み時間的な余裕がなく、民法を中心にしか活用ができませんでした。

内容的にもなかなかむずかしいものが多かったような気が致します。

従って、実際のところは、3分の1程度しか活用ができなかったように思います。もう少し時間があればいろいろな問題に取り組めれば、本試験で見たことがない問題がでてきても慌てることなく取り組む練習ができかもしれないと反省しました。

試験まで10ヵ月しか時間がなかったことを考えると、他資格問題まで手を広げるのはなかなか時間的に厳しいのではないかと思います。そのため、やはり総合講義をメインにして手を広げすぎずにまずは足元を固める作戦が結果的にはよかったと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

文字試験については、教材として受けたもの以外に、LECの模擬試験（5回）を受験しました。従って、模擬試験は６回受けたました。

すべてを通して、なかなか思ったような点数がとれず、厳しい結果が続きました。特に記述問題については、最後まで十分に対策ができず、不安な状態で本試験に挑むということになってしまいました。

記述は試験範囲がひろく、どこから出題されるのかがわからず、本当にどのような準備をすべきか悩んだまま本試験となってしまいました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、そして今回の行政書士と、大変お世話になりました。お陰様で目標としていた資格を全部取得することができました。

アガルートの教材に出会え、効率よく勉強ができたことを感謝致します。

ありがとうございました。