受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2025年合格目標】中上級総合講義／中上級総合カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

6年前に本屋の参考書コーナーで行政書士のテキストを見かけ、その時に初めて行政書士という職業があることを知りました。

その時に興味は持ったものの、すっかり忘れて過ごしていたのですが、1年半前に将来について考えるタイミングがあり、ふと行政書士の存在を思い出しました。

何か新しいことに挑戦してみたいと思っていたタイミングだったので、行政書士試験の合格を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

初年度は独学で受験したのですが、勉強方法に不安があったので、2年目は予備校を利用しようと考えていました。

いくつかの予備校を比較しましたが、アガルートのサンプル講義を視聴し、豊村先生の講義が非常に分かりやすく面白かったので受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

初年度の試験日以降まったく学習をしていなかったのですが、2月初旬にアガルートからテキストが届き、3ヶ月振りに学習を再開しました。

全体像は初年度である程度掴めていたので、まずは苦手科目を重点的に取り組もうと決意し、スケジュールを組みました。

2月から5月は苦手意識が強かった民法を徹底的に学習し、6月からは行政法と憲法の学習を並行して取り組み始めました。

民法と行政法は、学習初期の頃から条文学習を取り入れていましたが、8月に逐条ローラーインプット講座を視聴したことで、これまで学習してきた知識が頭の中でカチッとハマった感覚がありました。

記述対策を始めたのは、9月に入ってからです。少し遅いかもしれませんが、逐条ローラーインプット講座を視聴し、頭の中が整理できてから取り組んだことで、わりとスムーズに記述対策を始めることができたように思います。

9月からは、商法会社法や基礎知識の学習も始めました。

会社法や基礎知識は、深堀しすぎると他の法令科目の学習が手薄になってしまうと思ったので、範囲を絞って学習しました。（会社法は「設立」だけやる、基礎知識は「個人情報保護法」と「諸法令」だけやるなど）

試験日が近づくにつれて、これまでの学習方法は本当に合っているのかなど不安は大きくなりましたが、できるだけ余計なことは考えずにコツコツと目の前のことをこなすようにしました。

アガルート以外の参考書は使わないと決めていたので、とにかく他資格試験セレクト問題集と過去問集での演習を繰り返すこと、重要ランクの条文を頭に叩き込むこと、テキストに記載されている判例を読み込むことの3点を徹底して行ったことが合格に繋がったと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

民法は、初年度の受験の時から苦手意識があったので、まず総合講義の視聴をしてから他資格試験セレクト問題集での問題演習をするようにしました。

行政法と憲法は、講義を視聴せず、初めに他資格試験セレクト問題集を解き、テキストを確認する、それでも理解ができていないと感じた論点のみ、講義を視聴しました。

初年度の受験の時はひたすら過去問だけを繰り返し解くスタイルで、テキストを読むことさえほとんどしていなかったので、過去に出題のない論点や知識はまったく答えられないという状態でした。

その反省を生かし、他資格試験セレクト問題集での問題演習と並行して、条文や判例の読み込みをするなどインプットの量を増やし、過去問で問われていない論点についてもカバーできるように取り組みました。

特にまだ出題実績のない民法の改正点や、判例の多い行政法総論はテキストでの学習に力を入れました。

総合講義の内容が分かりやすいのはもちろん、全ての問題に豊村先生の分かりやすい解説講義が付いているので、苦手な論点を苦手のまま終わらせないことができたと思います。

おかげで、初年度は半分も取れなかった民法の点数ですが、2年目では満点を取ることができました。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

学習中盤から過去問集を使用し始めました。

繰り返し解くことを中心にしつつ、解説を読んでも理解できなかったところのみ、解説の講座を視聴しました。

特に行政法は過去問が重要と言われているので合計8周しましたが、他資格試験セレクト問題集のほうが難易度が高く、問題を解いていて実力が付いている感覚もあったので、最終的には苦手論点の確認用として使用していました。

他資格試験セレクト問題集よりもコンパクトで軽いので、移動中や寝る前などのちょっとした時間に取り組みやすいのが良かったです。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

記述対策自体は、主に「総まくり記述80問攻略講座」を使用しており、こちらの記述過去問集は過去に出題されたテーマを把握するために一読しました。

記述式は一度出題されたテーマは出ないと言われることも多いので、こちらに記載されているものは全て、総合講義のテキストと逐条ローラーインプット講座のテキストに過去に出題済みであることが分かるように印を付けていました。

また、過去問を確認することで問われ方の傾向を知ることもできたので良かったです。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000肢攻略講座は、隙間時間に読み物として使用した程度でほとんど活用できませんでした。

コンパクトで持ち運びなどに便利なサイズ感のテキストですが、私は机に向かっての学習が中心だったことと、使用教材を増やすことで全てが中途半端になってしまうことが怖かったこともあり、他資格試験セレクト問題集と過去問集を繰り返すことを優先しました。

ただ、本腰を入れて勉強する気が起きない時などには、気軽に取り組めるので良かったです。その際も全体を通して回すというよりは、苦手な論点の部分だけをちょっとした確認用として使っていました。

移動中や隙間時間での学習が多い方には、使いやすい教材だろうと思いました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

9月から記述対策を始めて、最終的にこちらのテキストを7周しました。

最初に取り組んだ時は、何を書けばいいのかさっぱり分からない状態だったので、先に解説動画を視聴し、2周目から問題を解くようにしました。

初年度は市販のテキストの解答を丸々暗記して挑むような形でしたが、2年目はテーマの把握やキーワードを洗い出す練習を重ねることで、徐々に記述式への苦手意識が和らいでいく感覚がありました。

解説も非常に詳しく記載されているので、解答例を見て覚えるだけでなく、解説部分で出題されてもよさそうなキーワードなども印を付けて暗記するように心掛けていました。

直前期は、ヤマ当てフェスなどで記述予想されている重要度の高いテーマを中心に繰り返しました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

8月から9月にかけて一通り講義を視聴しました。

講義視聴は1周のみでしたが、重要な条文をランクごとに振り分けていただけるので、重要度の高い条文を中心に試験当日まで何度も素読しました。

特につい後回しにしがちな地方自治法はなかなか頭に入らず困っていたのですが、大事なポイントを絞って説明してくださるので苦手意識を払拭することができたように思います。

また、逐条ローラーインプット講座のテキストはサイズが大きく余白がたくさんあるので、テキストの読み込みや問題演習をするなかで必要と感じた情報を余白に書き込んでいました。

民法と行政法に関しては、最終的にこちらのテキストに情報を集約していたので、試験当日も会場に持っていきました。

一番思い入れのある大好きなテキストです。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

もともと国語に苦手意識はなかったので文章理解の対策は特に必要ないと思っていましたが、直前期になって急に足切りの不安を感じ、10月に入ってから講義を1回視聴しました。

これまではなんとなくで解いていたので、「正解はできるが時間がかかる」といった状態だったのですが、答えを導き出すためのプロセスを知ることで、文章を読むスピードが上がったように思います。

試験本番では文章理解にかける時間を極力減らしたかったので、やはり一度講義を視聴して良かったと思います。

また、「対策したからきっと大丈夫だ」という安心感を得られたのも大きかったです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

7月から10月まで他校の模試を受けていたので、アガルートの模試は試験の2週間前に実力試しのつもりで解きました。

これまでの模試で安定して点数が取れていたので、今回も大丈夫だろうと思っていたのですが、思った以上に結果が良くなく焦りました。

最後まで緊張感のある状態で勉強を継続することができたので、ある意味で良かったかもしれません。

模試で解けなかったところは、試験直前まで何度も繰り返しました。

超直前期だからと諦めず、最後までやり遂げたことで、より理解が深まったように思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生、いつも楽しく分かりやすい講義をありがとうございました。

試験当日の会場で先生の顔写真入りのブラックサンダーと応援メッセージをいただき、緊張が一気にほぐれました。

豊村先生を信じて勉強してきて本当に良かったです。ありがとうございました。

田島先生、逐条ローラーインプット講座を視聴したことで条文学習への苦手意識がなくなり、最後まで楽しみながら学習を続けることができました。

直前期の時事テーマ出題予想も最高でした。ありがとうございました。