合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2025年合格目標】中上級総合講義／中上級総合カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

私の父が行政書士事務所を営んでおり、それを継ぎたいと思ったことが試験を目指すきっかけでした。また、父の事務所に努める従業員の雇用を安定させること、顧客に継続して同じ以上の質のサービスを提供すること、そして何より、自分自身の収入を増やすことができるという構想があったことも、試験に挑む大きな原動力でした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

きっかけは、いろいろなスクールのなかで実績・講師の雰囲気・SNSでの評判などが一番良いと感じたからです。受講を決める前は、地元のスクールを回ったり、ネットで見つけたスクールに資料請求をしたりして、10社ほどを比較して検討していました。

合格体験記・学習上の工夫

私の行政書士試験の受験回数は3回目となりますが、初回はおためし受験、2回目は社会保険労務士の試験対策と並行しての学習で、行政書士試験対策のための期間は3か月ほどしかなかったので、実質の総勉強時間は、今期の9か月と合わせて12か月ほどだと思います。

実は令和6年3月中旬まで社会保険労務士の試験対策をしておりましたが、その時期に家族の事情がきっかけで行政書士試験の受験に切り替えることになりました。

そこから約9か月の学習で合格できたのは、アガルートの講義があったからだと確信しています。

基本的な学習の方法は、豊村講師がおっしゃったようにアウトプット・インプットを繰り返すというものでした。学習のスタートが遅れている分、アガルートが提示するスケジュール通りには行きませんでしたが、重要な科目や箇所を教えてくれたので、それを繰り返し学習できたことが合格の大きなきっかけになったと感じています。

特に商法・会社法・基礎知識などのように学習範囲は広いけど効率的な学習が難しい分野も、テキスト上でランクの割り振りをしていたり、講義で「ここは重要」ということをおっしゃってくれたりしたので、短い期間で必要な点数を取ることができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義でインプットを行って他資格セレクト問題集でアウトプットを行うのが私のルーティーンでした。

テキストはA4で書き込みやすいサイズ・材質でした。他スクールではサイズが小さすぎて開きにくかったり、材質がツヤツヤしすぎて鉛筆書きがしにくかったりなど不便を感じることがありましたが、そのような教材に対する不便は全くありませんでした。

またテキストの構成も、法令とそれに関連する判例まで掲載されていたので、頭の中で整理しやすいものでした。復習のときも、判例をテキストで見返すついでに、その基となる法令を見返すことができるので、自然と法令・判例どちらも身に着けられる構成だと感じました。

講義は豊村講師の話し方をとても気に入っておりました。思わず聞きこんでしまう話し方に、まるで知識が映画のように頭に入ってくるのを感じました。法令は何もないところから無機質に出来上がるのではなく、当時の状況を打開すべく様々な工夫がなされて誕生したものなのだと興味をもって学習することができました。

また短い時間で細切れになっていたり、速度を調整できたりするのは、復習の際にピンポイントかつ早く行うことができました。

問題集は、例えば行政法は195問掲載されている他資格セレクト問題集のすべてに対して解説講義があることに驚きました。もちろん民法や憲法、商法、基礎知識もすべて広い範囲で出題があり、ひとつひとつ丁寧に解説講義が用意されていました。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

短答過去問集は法令順に掲載されていたので、分野ごとの学習に非常に役立ちました。前回独学で学習していた際の過去問の解き方は、ただただ過去問の全範囲を1年ずつ解いていくことでした。それだと何回か前に解いた過去問を見返す際に、「あの問題はどこにあったっけ」と探すのに手間がかかりました。それに比べて、短答過去問解説講座で行う分野ごとの学習はより学習効率の向上につながったと考えています。

また、基本的な知識の定着は他資格セレクト問題集で行いましたが、そこにおいては行政書士試験の過去問はあまり登場しません。行政書士試験対策をしようとすると、やはり行政書士試験でよく出題される形式にも慣れる必要があると思いますが、この短答過去問解説講座はまさにそれに対応したものでした。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

行政書士試験といえば記述式問題の出題がやはり点数やメンタルの大きな障壁になると思います。記述過去問解説講座ではその解き方を手取り足取り教えてくれました。

前回の試験では記述式において2点しか獲得できませんでした。その大きな原因となったのが、「テーマのずれ」でした。問題文が問おうとしていることに対して全くあさっての方向の内容を書いていました。

書くべきテーマを意識するようになったのは記述過去問解説講座がきっかけでした。

まずは書くべきテーマを考えて、それからキーワードを紡いで解答を作成していくという風に、自分の解答のクセを修正することができました。また、下書きの方法や字数の調整の仕方なども学習でき、本番で安心して記述式に挑むことができました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

問題集を解いていたら、毎回間違えてしまう選択肢に出会うことがときどきあります。それがそこまで難しくないはずの問題であった場合、毎回自信を失くしたり悔しくなったりします。

例えば私の場合は行政法の各法における義務／努力義務の区別がそのひとつの例でした。3周くらい問題集を回しているはずなのにまだ間違える…となったときに役立ったのが総まくり択一1000肢攻略講座でした。

私は、とにかくそのよく間違える選択肢をピックアップして、それだけを定期的に解くという方法で総まくり択一1000肢攻略講座を活用していました。

問題集を3周すれば、上に書いたように何度も間違える問題はそもそも少なくなっていくので、スパンをあけた定期的な復習と、試験直前におさらいをする程度でも効果があると私は思いました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

私が独学時代からずっと不安だったのがまさに記述式への対策でした。まず独学時代に2点しか取れなかったことへの恐怖が先行していたとは思いますが…ある程度過去問を解いたとしても、試験本番ではどのような問題が出るかという不安がとても大きかったことを覚えています。

総まくり記述80問攻略講座では、予想問題が各分野から数問か出題されるので、「これだけ解けば大丈夫でしょう」というメンタル的な対策ができたことが私にとってプラスにはたらいたと感じています。

また、豊村講師がおっしゃった「まずテーマを考えること」を意識する習慣をつけるようになったことも、本試験を受けるうえでとても重要なものになりました。記述式対策はこれまでの知識をおさらいすることができるので、ある程度後半になって活用すると復習に役立てられるかなと感じました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

法律には単語が難しく、構造が分かりづらい条文があります。また、単に覚える勉強法だと無味乾燥でつまらなく、定着しにくいことが多いと過去の勉強で感じていました。

私の独学時代の学習法では、教科書や問題集ででてきた条文をその都度チェックしてまた教科書や問題集に戻る…逆に言えばチェックするだけであって意味を理解することまではしていませんでした。単語や構造がわからない箇所があってもそれを放置し、そのまま試験に臨んでいました。

逐条ローラーインプット講座では理解中心の学習をしていくため、単に六法を読み込む作業とは全く異なる作業をすることになります。

法律が色味を帯び、当初堅いと感じていた文字の羅列が手に取るようにわかるという感覚でした。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

私はあまり他の法律関連の試験を知りませんが、いわゆる「国語」の問題が出るのは行政書士試験のひとつの特徴なのではないでしょうか。このような問題は、私の感覚からすると昔からずっと本を読み続けてきたり、文章に触れる機会が多かったりする人がしか解けないものだと感じていました。

しかし、文章理解対策講座は試験を解くにあたって必要な解答方法を解説しているので、本講座を通せば十分な点を稼ぐのに必要十分だと感じました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

様々な問題集で学習を進めていって、やはり気になるのは現時点でどれくらい点数がとれるのかということでした。独学時代は「きちんと教科書・問題集を通した後に、ある程度問題が解けるようになったら模擬試験を解こう」と考えた結果、試験月である11月に入ってから一気に3回分の模擬試験を解いて定着できずに試験日がきたことを思い出します。

今回はそのように模擬試験を解くのを後回しにすることなく、たとえ知識が定着していない段階でも解くことにしました。その結果、自分が意外と苦手としていたテーマが見つかったりなどしたので、十分に活用できたと感じています。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

素晴らしいテキストと素敵な講師のもとで勉強できたことを嬉しく思います。合格まで導いていただきありがとうございました。