合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2025年合格目標】上級総合カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

行政書士試験を目指したきっかけは、父の一言でした。

何気ない会話の中で資格の話になったとき、「手に職をつけるなら、行政書士試験を受けてみたらどうだ？」と言われたのが始まりです。

父は美容関係の仕事をしており、補助金や開業の際に行政書士のお世話になることがあったため、行政書士が身近な存在だったようです。

当時の私は、行政書士の仕事についてほとんど知らず、「書類を作成する仕事かな？ 一生ものの資格なら取ってみてもいいかも」と軽い気持ちで返事をしました。

まさか、それが2年半に渡る決して短くない受験生活につながるとは、その時はまったく想像していませんでした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートは、2度目の試験不合格になった日に申し込みをしました。きっかけはズバリ、合格特典です。

予備校の料金というと、10万越えは当たり前という世界です。

もちろん行政書士試験に合格した後のことを考えると、十分投資するに値する額なのですが、お世辞にも裕福な生活を送っているとは言えない私でしたので、合格してしかもお金も返ってくるというのは、私にとってとても魅力的なところでした。

2年目までは独学で勉強をしていましたが、2年目で176点だったこともあり、3年目は必ず合格する、知識をもっと深く掘り下げて確実に合格したいと思ったことも理由の一つです。

合格体験記・学習上の工夫

今回は3年目の受験となったわけですが、1、2年目の敗因は、インプットに時間をかけすぎたことと、アウトプットを多少おざなりにしてしまったことにあると考えました。

また、過去問中心で勉強をしていたため、昨今の現場思考的な問題や、問われ方を変えられると途端に解けなくなる、といったことも不合格の原因の一つと分析しました。

よって3年目は、1、2年目で集中的に時間をつかっていたインプットの割合を減らしアウトプットの時間を増やすこと、過去問をただ漫然と解くのではなく、その問題が何を聞きたいのかや、関連する条文について調べることを意識しようと思いました。

とはいえ私も社会人ですので、まとまった時間はなかなか取れません。そこで、通勤時間や昼休みを利用してアガルートの講義動画を視聴したり、スマホアプリを使って問題を解いたりしていました。

出勤前は脳がリフレッシュされていますので、新しい用語や論点を覚え、退勤後はそれに関連する問題を解く、なども行っていました。

休日は図書館に籠りっきりで勉強をしていたので、平日は3～5時間、休日は8時間ほど勉強していたと思います。

私自身のやる気につなげるために、スマホアプリで勉強時間の測定をして、今日は何時間やったからあしたはもっと頑張ろう、という風に気持ちを盛り上げたりもしていました。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

図表まとめ講座は、2年目の不合格が分かった後、2、3月で主に受講していました。

1、2年目である程度のインプットは終わらせていたので、この講座はざっと目を通すくらいにしようと思っていました。

しかし、豊村先生の講義中何度も「え、それ知らなかった」ということが多々あったので、だいたい1か月ほどこの講座に要してしまいました。

内容に関しては、図や表がカラーで掲載されており、非常にわかりやすかったです。アウトプット中に疑問点が出てきた時も、パッと出せてすぐ確認できたこともとてもよかったと思います。

ただ、この講座に時間をかけすぎていると、後に控えている講座を十分に受けられなくなる可能性があるので、この講座にはサッと終わらせられるのがベストだと思います。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

この講座は、知識の深堀りをする上でたいへん有意義な講座でした。

START UP 判例の書籍自体は別で購入しなければならないのですが、その手間も全く問題にならないくらいいい講座だと思います。

まず、有名判例1つ1つをここまで詳細に解説している書籍というだけでも価値があるのですが、それに肉付けする講座の詳細な解説にもとても価値がありました。

普段問題で何気なく見ている判例も、どういう経緯でその裁判が起こったのか、それによってどういう理由でどういう判決が下されたのかなど、この講座と書籍を見ていなければわからなかったことが詰まっているように感じました。

私は、よく判例が問われる憲法と行政法を、アウトプット期間中に受講したのですが、その後の問題の理解度が段違いになったのを覚えています。

自分に足りなかったものを認識し習得できた講座でした。

行政書士試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

こちらもアウトプット期間中に使用していました。

今までは、こういった過去問集はただ解いては次、解いては次だったのですが、その問題に関連する条文や判例を確認するということを重視しました。

2週目以降は、1週目で間違っていた問題、あってはいるが理解が足らないと感じる問題を重点的に解き、知識をより詳細に理解するように心がけました。

そのうちに、何度も間違えてしまう問題の傾向が分析でき、知識の穴をなくすことができました。

他資格試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

このカリキュラムの中で一番驚き、そして感動した講座です。

アガルートを受講する前は、他資格の問題を解いたことはありませんでした。

他資格の中には、行政書士より難易度の高い資格もあり、試験科目も被っていたりもしていますが、難易度の異なる他資格の試験問題を解くことが、はたして行政書士試験の力になるのだろうかと懐疑的だったからです。

そして、自力で他資格の問題を集める労力があるなら、その時間を別なことに向けたい、というのもありました。

この過去問集は、その悩みや不信感を払拭してくれました。

アガルート選りすぐりの講師たちが、他資格の問題を分析して掲載してくれているので、質のいい良問がそろっていました。

そしてそれらを解いていると、たしかに難易度の高い問題もありますが、行政書士試験レベルであれば解けなくてはならないと感じました。

私はこちらも4周以上回して、知識を自分のものにしていきました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

私が苦手な記述の講座ということもあり、8月以降大変お世話になりました。

最近の行政書士試験の記述は、現場で考えさせられる問題や問題文に解答の指示がある問題が多いと見受けられます。

この講座はそれらをかなりカバーしているなと感じました。

実際令和6年度の試験でも、現場で考えさせられる問題が出題されたため、その力はこの講座で身についたのかなと思っています。

かなりコアなところを聞いている問題もありましたが、私はそれが同時に択一の勉強にもなると思ったのと、その場で問題を考えるという練習にもなったため、意味が薄いとは思いませんでした。

市販のテキストはたくさんありますが、この講座とテキストを購入して実施していればそれだけで十分だと思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

私が一番おざなりだったといっても過言ではない講座内容でした。

そして、私が一番、アガルートでよかったと思った講座でもあります。

2年目までの私は、六法は購入しましたが、問題の解説で関連条文を引くくらいで、あまり見てはいませんでした。というか、意識的に避けていた面もあると思っています。

行政書士試験を受験する前は、条文などほとんど読んだことがなかったため、読むのに非常に抵抗があったのです。

小さい文字、長い文章、その条文に準用があるとその条文も引かなければ理解できない・・・などで、正直嫌いでした。

この講座を見るのも気が重かったのですが、試験合格には条文はやはり必須だろうと視聴し始めました。

だいたい4月くらいの時期から見始めたと思います。

まず、条文をチェックペンやマーカーで色分けすることで、視覚的に条文の内容が頭に入ってくるのがよかったです。

冊子の文字も、条文にしては大きかった（通常のテキスト程度）ので、抵抗なく進められ、余白も書き込むのに便利でした。

そして、田島先生の詳細で丁寧な説明で、今まで抵抗があった条文の全体像が見えて、講義が終わるころには、条文がおもしろいということと、やはり試験には条文が必要不可欠であることが再認識できました。

たまにある雑談も私はとてもはまり、民法・行政法ともに最後まで楽しく視聴できました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解は、模試や1、2年目の試験でもほぼ満点だったため受講しませんでした。

しかし、本試験では文章理解は得点源で、絶対に落としてはならない部分ですので、この対策が少しでも不十分と感じる人は必ず受講したほうがいいと思います。

ですが、文章理解自体はそこまでがっつり対策ができなくても、例年9割くらい正解率がありますので、苦手意識のある方がその意識払拭のために受講する、などでもいいかもしれないと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

9月ごろに受講しました。

他ではあまりみないような冊子タイプの模擬試験で驚いたのを覚えています。

正直本試験タイプの出題形式のほうが、本番！という感じで性に合ってる気はしましたが、模試の内容は本試験並みの難易度だったため、1問1問を細かく見ていくときには冊子タイプのほうがとても便利でした。

9月に受けて記述ざっくり配点で170点だったため、かなり焦ったのを覚えています。しかしここで合格点をとれていたら、私の性格上慢心してしまったかもしれないので、合格点未満でよかったとも思いました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生、田島先生のおかげで本試験では190点といういままでにない点数を取ることができました。

最初は合格特典がきっかけでしたが、今ではアガルートの講座を受けて本当に良かったと思います。

これから開業してバリバリこの資格を生かしていきたいと思います。

ありがとうございました！