受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2025年合格目標】上級総合カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

私は勤めていた会社を早期退職し、時間ができたこと、そして以前、国際業務を専門とする行政書士の先生が運営する技能実習生の監理団体に勤務していた経験がきっかけで行政書士試験を目指しました。この経験を通じて、日本に来る外国人をサポートする行政書士の仕事に魅力を感じ、自分もその一員として貢献したいと考えました。また、新たな挑戦としてキャリアを再構築するため、資格取得を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私は今回、3回目（3年連続）の挑戦で合格しました。最初の試験対策として2021年12月から「入門総合カリキュラム（フル・豊村クラス）」を受講し、3回目の試験対策として2023年12月から「上級総合カリキュラム（フル）」を受講しました。それぞれの受講理由は以下の通りです。

入門総合カリキュラムの受講

法律の知識が全くなかったため、基礎からしっかり学べる講座が必要でした。YouTubeで豊村先生の講義を視聴し、その分かりやすさと親しみやすさに惹かれ、受講を決意しました。

上級総合カリキュラムの受講

2回目（2年目）の試験結果が振るわず、さらなるレベルアップが必要だと感じました。入門総合カリキュラムの充実した内容と講義に満足していたため、上級コースもアガルートを選択しました。また、中上級総合カリキュラムは入門コースと内容が重複する可能性があると考え、より実力向上を狙える上級総合カリキュラムを選びました。

合格体験記・学習上の工夫

4年前に会社を早期退職したため、学習時間には比較的余裕がありました。1日の学習時間は午前2時間、午後2時間の計4時間。土日や祝日は家族との時間を優先し、気分が乗らないときは無理せず休むことで、メリハリをつけました。

また、複数年にわたり勉強を続ける再チャレンジ組は、会社法や商法を重点的に学習し、得点源を増やすのが一般的だと思います。しかし、私は会社法や商法の基礎知識については2年目までの学習で勝負することを決め、3年目は配点の大きい憲法、民法、行政法の知識を固めることに集中しました。

学習方法の工夫としては、整理しにくい知識を一覧にして部屋の壁に貼り、常に目に入るようにしました。たとえば、「“重大な”過失が要件となる場合の要件と効果」「“善意のみ”で無過失が問われない場合の要件と効果」「行政手続法と行政事件訴訟法の相違点」などを視覚的に整理することで、理解を深めました。

また、問題集の解説に出てくる判例からテキストの該当箇所を探すのに時間がかかっていたため、効率よく見つけられるよう、自分で「判例→テキストのページ」が索引できる一覧を作成しました。アガルートさんのテキストにも、このような索引を付けていただけると助かります。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

入門総合カリキュラムの受講から1年以上が経過しており、全体の復習をする良い機会になりました。特に、本講座では重要なポイントが図表を用いて整理されており、視覚的に把握できました。文章だけで学ぶよりも、情報をコンパクトにまとめた図表を活用することで、効率的に知識を再確認でき、理解が深まるのを実感しました。また、以前学んだ内容を思い出しながら受講することで、自分の理解が進んでいるかを確認することができ、復習の重要性を再認識しました。個人的には、もう少し詳細な範囲まで拡げて、さらにボリュームのある内容にしても良かったかなと感じました。これからさらに深い理解を得るために、さらに応用的な内容も取り入れられたら素晴らしいと思います。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

指定されたテキストをすべて購入し、受講しました。入門総合カリキュラムのテキストには含まれていない判例の詳細について学べたことは非常に有益でした。特に、今回の本試験の記述で出題された『東京12チャンネル事件』についても、本講座でしっかりと取り上げられており、その記憶が頭の片隅に残っていたおかげで、本試験ではある程度記述できたと感じています。判例を深く掘り下げて学ぶことで、実際の試験問題に対する準備が整い、知識の定着度が高まりました。判例の細部にわたる理解が試験での応用力にもつながり、実際の問題に柔軟に対応できるようになったと思います。

非常にボリュームのある講座なので途中で挫折しそうになりましたが、一通り受講してよかったと思います。

行政書士試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

令和2年までの過去問題集は入門総合カリキュラムのものを使用し、基本的な知識を固めました。その後、令和3年・4年の過去問題は新たに本問題集で学習し、直近の試験傾向を把握しました。過去問は厳選された問題であり、試験に出やすいテーマや重要ポイントが凝縮されているため、効率的に学習を進めることができました。繰り返し解くことで理解が深まり、試験の解答スピードや正確性が向上。自信を持って本試験に臨むことができました。

他資格試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

行政書士試験の過去問題を15回以上解いていたため、徐々にマンネリ化していましたが、新たな問題に触れることで新鮮な気持ちで学習を進めることができました。過去問題集を解く際には、〇×の正誤だけでなく、その理由までしっかり理解することを意識し、深い学びを目指しました。本試験の半年くらい前からは、間違えやすい選択肢や〇×の理由が曖昧な選択肢のみに焦点を当て、繰り返し学習を行いました。この方法で、理解が不十分な部分を確実に克服し、試験に向けた準備を着実に進めました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

数回繰り返して学習を進める中で、単に解答例を覚えるのではなく、周辺知識の理解を深めながら取り組みました。特に、覚えにくい単語やフレーズに赤線を引き、強調することで、視覚的にも記憶に残りやすくなり、効率的に覚えることができました。この方法を取り入れることで、知識の定着度が向上しました。本試験の1か月くらい前からは、記述対策を中心に取り組み、本講座のテキストと豊村先生、田島先生が講座内で記述試験に出る可能性があると言った箇所を自分でまとめたものを繰り返し学習しました。本記述問題の学習を重ねることで、記述の文言の暗記、理解のみならず、その周辺の知識も復習することができ、この記述問題の繰り返し学習が成果につながったと感じています。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

入門総合カリキュラムの受講から1年以上経過していたため、条文全体の復習を行い、さらに条文の理解を深めるために非常に役立ちました。特に、条文の細かい改正点を確認することができ、最新の法改正についても十分に把握できました。法律の条文に対する理解が深まり、正確な知識を身につけることができました。また、田島先生の雑談がうまく挟まれており、リラックスしながら学習を続けられたことも大きなポイントでした。気分転換ができることで、長時間の学習も苦にならず、集中力を保ちながら取り組むことができました。繰り返し学習を行い、条文の構造や内容を確実に記憶に定着させることができ、試験に自信を持って臨む準備が整いました。この講座は、法知識をしっかりと身につけるために非常に有効だったと感じています。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解は過去の本試験や模試で正解率が高かったため、本講座を1回視聴するだけで、それ以上の対策は行いませんでした。しかし、文書理解が苦手な方にとって、この講座は非常に有効だと感じます。講座では、文書の読み方や論理的な構造を理解するための基本的なアプローチを学べ、文章の要点を素早く掴む力が養われるため、難しい問題にも自信を持って取り組めるようになるでしょう。この講座を受けることで、文章理解に対する苦手意識が克服でき、試験対策を効率的に進めることができると考えています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

提供されたオリジナル問題の模試は、実際の試験に近い形式で問題を解く貴重な機会となりました。詳細な解説が付いており、間違えた部分について深く理解を進めることができ、特に自分の弱点をしっかりと把握することができました。模試を受けることで、試験の時間配分や問題の傾向をつかみ、実践的な対策を進めることができました。また、解説が非常にわかりやすく、間違えた理由を明確に理解できたため、その後の学習に生かすことができました。この模試を通じて、試験への自信が深まり、本番の試験に向けた準備が着実に整ったと感じています。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

豊村先生の講座には入門総合カリキュラムと上級総合カリキュラムの両方でお世話になり、どちらも非常に有益で長い講座でしたが完走できました。解説がとても分かりやすく、専門的な内容も噛み砕いて教えてくださるため、難しいテーマも理解しやすかったです。特に、専門的な理論や難解な箇所を視覚的な例や実際の事例を交えて説明してくださるので、理解が深まりました。また、先生自身が親しみやすく、堅苦しさがない風貌が、リラックスして学べる環境を作り出していて良かったです。豊村先生の講座は、知識を得るだけでなく、学習意欲も高めてくれる魅力的な内容でした。試験に向けた自信を養う手助けにもなり、学習に対するモチベーションを高めてくれました。