受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義／入門カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

大学卒業後に中国に渡り、日本に帰らないつもりで現地の大学院を卒業してそのまま現地で働いていましたが、2020年の感染症の流行やライフステージの変化に伴い、海外で暮らす心細さを感じるようになり、数年前から日本への帰国を意識し始めました。

ただ、直ぐに転職で本帰国をする勇気がなかったので、まずは日本で食っていける資格を取ってみようと考えました。元々は法学部だったのもあり、まずは行政書士試験に挑戦しようと思い受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1番最初のきっかけはYouTubeで合格者の方々のインタビューを見たことです。

私と同じように仕事をしながら合格された方のインタビューもあり、私でも続けられそうかな、と感じました。

そこでアガルートの行政書士講座について調べてみると、合格実績も明確な記載があり信頼できると感じました。

その後、アガルートに問い合せ、サンプル講義を申し込んでみたところ、講義にメリハリがあり面白かったので受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私が総合講義に申し込んだのは4月の中旬くらいでしたが、海外に住んでいる為、実家に教材を一旦送ってから再度現在の住所まで送る必要があり、実際に勉強を本格的に開始したのは5月初旬頃でした。なので勉強期間は約6ヶ月ほどてした。

仕事との両立をしながら6か月での合格を目指すにあたって、以下の3点を意識して勉強しました。三つとも行政書士試験の勉強においてよく言われることで、アガルートの先生方も講義の中で何度もおっしゃっていましたが、素直にアドバイスを聞いておいてよかったと思います。

1)時間を有効に使う（スキマ時間）

2)問題を解く

3)六法を引く

1) 最初の頃は、休みの日の空いている時間にとりあえず講義を見ていました。しかし、これでは到底講義を見終わることも問題を解き終えることもできないことに気が付き、朝出かける前の余った時間（15分）、通勤（片道1時間）、昼休み（40分）、寝る前の余った時間（30分）スキマ時間を活用する勉強に変更しました。これにより平日はだいたい2-3時間、土日祝日は3-5時間（若しくはそれ以上）の勉強時間を確保しました。結果的に試験までに450時間ほどの勉強することができました。

2)また、講義と同時に問題を解くことを意識しました。講義の内容の記憶があまり薄れないうちに、講義を見てからだいたい1週間以内には対応する問題を解くようにしていました。

総合講義が一通り終わってからは、試験前日までできる限り過去問を繰り返しました。実際に二週目からやっと問題を解けるレベルの知識が定着し始めたように感じました。

3)最後に、勉強の際にテキストや講義、問題で条文が出てくるたびにしつこく六法を引いていました。コツコツ積み重ねたことで本番までには条文知識を問う問題を得意な問題にすることができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義に関しては、まず一通り全てみて知識をザっと頭に入れ、全体像をつかむことに利用しました。一通り見終わった後は、問題を解いてみて知識があまり定着していない部分について二倍速でもう一度見るという使い方をしていました。

アガルートの講座に申し込む前に市販の行政書士試験のテキストを買ってみたことがありましたが、最初の方はぐんぐん読むことができていても、中間になるとだれてしまって最後まで読み続けることができませんでした。しかし、豊村先生の講義は、とてもメリハリがあって試験に出やすいところを強調して話してくださるだけでなく、とても面白く、最後まで集中してみることができました。さらに、判例についてテキストに書いてある部分は重要な部分だけでしたが、講義の中でより詳しく背景から説明してくださったことで、理解が深まりよく印象に残りました。

また、講義の1コマ1コマが10-30分前後で構成されていたのもとても良かったと思います。スキマ時間を使っての学習がしやすいだけではなく、まとまった時間があるときにもキリの良いところで休憩をとることができ、集中力を保ちやすかったです。問題集を解いてから戻ってきて確認したい時も、細かく分けられていることで該当箇所を探しやすかったです。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述過去問については、正直に言うと、時間があまりない中で最後の方ギリギリになって利用をしたため、全ての解説動画を見終えることができませんでした。しかし、やはり少しでも多く問題を解き、解説を聞いたことで合格へ更に一歩近づくことができたと思います。

記述過去問解説でも、総合講義や短答過去問と同じように試験に出やすいところや回答のポイント等が強調されていたのがとてもよかったです。記述問題に必要なの思考を鍛えることもできたと思います。

確かに同じ記述問題が今後出ることはないかもしれませんが、記述の過去問とその解説に取り組むことを通して、短答に出そうな知識もより強く頭に定着させることができました。

余裕をもって全ての問題を解き、解説動画を見ることができなかったことをとても勿体ないと感じています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試は自宅で受験可能であった点が便利でとても良かったです。確かに、臨場感がなく本番の気分を味わえないという欠点はありますが、私の場合は海外から受講していたので、自宅で自分のタイミングでもしを実施できて、採点も自分で行い、解説も家からすぐ聞ける形式の模試は非常に助かりました。

模試をやるときは、家に人がいない時間で、本番と同じ時間帯を選んで取り組みました。十分に模試の効果を得ることができたと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生、林先生、田島先生、その他アガルートの先生方、スタッフの皆様、おかげさまで2024年の行政書士試験、無事に合格することができました。ありがとうございました。先生方の講義の内容自体が素晴らしかったのはもちろんなのですが、講義の中で時々入る雑談で、ちょっとした小話や先生方の過去の勉強経験の話を聞いてモチベーションを高く保つことができました。オンライン講座なので、基本的には一人で頑張らなければならず、また海外にいて仲間を見つけるのが難しく、苦しい時もありましたが画面の中の先生方に励まされて試験まで勉強を続けることができました。

本当にお世話になりました。皆様の今後ますますのご活躍をお祈りしております！！！