受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

契約に携わる事務を担当していることから、法律に関する資格を取りたいと思い、法律資格の登竜門である行政書士の受験を決めました。学生時代は法学部に所属していたものの、法解釈学に取り組んでいたわけでなかったので、本格的な実用法学を学ぶのはほぼ初めてでした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートのことを知ったのは親族からの口コミがきっかけでした。講座の価格も手頃で、かつ、教材の質も高いとのことでしたので、すぐに資料を取り寄せました。模擬講座の内容や合格体験記の内容を踏まえて、社会人である自分も続けられそうだと判断しました。

合格体験記・学習上の工夫

勉強を始めたのは23年の9月でした。いわゆるロケットスタート組に当たります。早期に勉強を開始した理由は、ながら勉強が苦手のため、短い時間でも毎日しっかりと机に向かって勉強する時間を確保したかったからです。毎日最低1.5時間から2.5時間を学習に充て、年内の4ヶ月使ってインプットを進めました。複数科目を同時並行して進めるのは難しいと感じていたので、行政法、民法、憲法、商法の順に、毎月1科目のペースで学習を進めました。テキストの分量で15〜20ページ、動画で2チャプター程度が毎日の学習量でした。1周目のインプット学習の際は、豊村先生のアドバイス通り、とにかく薄塗りを繰り返すこと、最初から完璧を目指さないことを意識しました。テキストで分からない箇所には付箋を貼り、疑問に思った事を都度、ノートに箇条書きしました。後になって見返した時に、なぜ、その箇所が分からなかったのかを明確にするためです。単なる暗記不足なのか、用語が分からなかったからなのか、それとも制度趣旨が理解できていなかったからなのかによって、復習の方法も変わってきます。もっとも、繰り返しになりますが重要なのは立ち止まらないことです。1周目のインプットでは不明点を明確にするに留め、2周目以降で理解すれば良いのだと割り切って学習を進めました。そして、2周目のインプットでは明らかになった疑問点を踏まえ、理解する学習へと切り替えていきました。特に法制度と条文の趣旨の視点から問題を理解するように心がけることで、疑問点がすっと理解できるようになりました。アガルートのテキストや講義動画は単なる暗記や詰め込みではなく、法制度や立法趣旨も解説してくれているので理解に厚みを持たせることができました。ゴールデンウイークの手前まで2周目のインプットを続けました。

総合講義のご感想・ご利用方法

動画の内容とも相まって、非常にメリハリを効かせつつテンポよく学習を進めることができるというのが感想です。妙な角度が付いていないのも受講しやすかった理由かと思います。私は学習するうえで理解することに重きを置くため、表面的な解説や解法テクニックだけだと満足できませんでしたが、この点、アガルートの講義は理解を重視した構成となっているので非常に満足度が高かったです。特に民法の範囲ではそう感じる場面が多かったです。学習の進め方としては、いわゆるジグザグ方式が知識の定着にうってつけです。もっとも、私は最初からジグザグ方式ができていた訳ではなく、当初はインプット偏重の学習スタイルでした。アガルートの講義は資格スクールの講座とは思えないほどによく作り込まれているので、ついインプット重視になってしまいました。ここは講師陣の方々本来の意図に反する部分でしたので、反省点の一つです。幸い、学習期間を長く取っていたので軌道修正ができましたが、これから学習される方は速やかにインプットの過程を終えて、後はジグザグ方式に移行された方が良いです。知識を習得するのが目的ではなく、試験に合格することが目標なので、その点を見誤らないように、学習に取り組んでください。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

ゴールデンウイーク明けから本格的に過去問に取り組み始めました。今振り返ると、もっと早い段階、1周目のインプットと並行して取り組むべきだったと思います。ここは反省点の一つです。過去問については一定時間考えて分からなかった場合は、すぐ付箋を貼るようにしていました。付箋は問題の重要度に応じて色を変え、選択肢レベルで貼るようにしていました。不明点は都度テキストに戻って確認する事を繰り返す、いわゆるジグザグ方式で解き進めました。明快な指導とコンパクトな教材のおかげで、ながら勉強が苦手な私も隙間時間を見つけては過去問を解くことができました。行民憲商の順に、比率は4:3:2:1の割合で力を配分して取り組みました。暗記ではなく理解をして、明確な根拠に基づいて回答できる精度まで高めることが重要です。過去問は解けて当たり前の精度まで仕上げることが重要かと思います。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

条文学習と並行して記述対策も進めました。ただ、記述に関しては過去問講座だけでは対策が足りないのではないかと若干の不安を感じていました。というのも、条文学習を疎かにしていたため、明確に要件効果が書けず、論点までは絞り込めても、そこで思考がストップしてしまうということが解いてる中で頻繁にあったからです。また、記述の勉強方法が講座だけでは見えてこなかったというのが正直な感想でした。そのため、一通り講座を受講した後は、別途、総まくり記述80問攻略講座を受講しました。本番では総まくり講座の範囲からの直接の出題はありませんでしたが、記述の学習方法が凝縮されていたので個人的には大変助かりました。記述に不安を感じている方は、受講を検討してみるのもよいでしょう。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

長期間勉強していると幾度かスランプに陥ることがあります。私は問題を解くことに執着するあまり、全体像を見失ってしまい、市販の予想問題を解いても100点を超えるのがやっとの時期がありました。法律は体系的に構成されているので、一箇所への過度な深入りや、ぶつ切りの学習してしまうと同様のスランプに陥りやすいと思います。六法を引いていなかったことも大きな原因でした。都度、六法を引いて目次と章立てを確認し、自分が学習している箇所を明確にしておくことが重要かと思います。ここも反省点です。スランプからの脱出の糸口となったのが、逐条ローラーインプット講義です。実用法学である以上、制度や趣旨の理解だけでなく、それを反映した条文の理解がなにより重要で、両者が結びついた時に真価を発揮すると感じました。そして、徹底的に条文学習を進めた結果、過去問や模試の正答率がぐっと向上していきました。特に威力を発揮したのは行政法の準用の部分です。闇雲な条文学習ではなく、ランク付けによるメリハリのある講義がとても効果的だったと感じています。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解が基礎知識突破の鍵と聞いていましたので、基礎知識の中では一番力を入れました。講座の中でアドバイスがあった通り公務員試験の問題集を購入し、講座の問題と併せて毎日1題コツコツと解き進めました。講座では解法のポイントが非常に明快に示されていましたので、それに慣れることができれば最低でも2問は正解することができるかと思います。アガルートの講座は決して付け焼き刃や小手先の技術を詰め込むようなものではないので、どっしりと腰を据えて文書理解にも取り組めたというのが印象です。

『他資格択一80』解説講座のご感想・ご利用方法

私は本講座を受講をすることを敢えて避けました。というのも、あまり手を広げすぎることに不安があったからです。取り組む時間的な余裕はありましたが、あれもこれもと手を広げすぎた結果、結局合格できなかったという声は多く聞かれます。また、用意されていた科目も限定的だったので、それほど効果があるとは考えられなかったのも理由です。勿論、勉強していると視野狭窄に陥ることがありますので、別角度からの視点も必要だとは思いますが、行政書士試験においては決して必須とまでは言えないかと思います。むしろ、過去問を高い精度まで仕上げることを優先した方が良いでしょう。そのうえで、時間的にも余裕がある方は取り組まれても良いのではないでしょうか。

模擬試験のご感想・ご利用方法

9月〜超直前期は毎週模試を受験しました。合計9回、全て試験会場での受験です。講座で用意されている模試は自宅での腕試し程度と考えていた方が良いでしょう。私は緊張して雰囲気に飲まれがちなので、場慣れをする意味で多めの回数を会場で受験しました(出題形式の変更があったので、その分析も兼ねて)。問題を解く順番や時間感覚を考えるためにも模試は実地で受ける事をおすすめします。一日トータルでの時間の使い方を考えるのも重要と感じました。LECの模試パックと伊藤塾の公開模試が個人的にはおすすめです。模擬試験に関しては他社の力も借りた方が良いでしょう。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

試験本番では択一のみで合格点を超え、個人的な目標ラインにも到達していたので学習の成果は出すことができたと感じています。総括としては、行政書士の試験は範囲が広いので、ヤマを張るよりも穴を作らない方が良い、ということです。学習時間を設けられない人は別としても、とにかく満遍なく基礎を押さえたうえで、出題傾向に即して重点強化していくというかたちが望ましいと思います。ですので、特定科目(たとえば商法)を捨てるといったことはお勧めしません。速報会でも言及がありましたが、今年の試験は商法に取り組んで欲しいといという出題者サイドの意図を感じる作りでした。今回の試験のように、出題者の意図によってその構成が変わる以上、捨て科目、捨て分野を作ることはお勧めしません。この点、アガルートの教材と講義は基本を抑えつつもメリハリの効いた学習を進められるように構成されているのでとても助かりました。

末筆ではありますが、諸先生方、並びに受験を応援してくれたすべての方々にこの場を借りて御礼申し上げます。本合格体験記が、これから行政書士の合格を目指す方々にとって少しでも参考になれば幸いです。

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