受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義／入門カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

50代に入り、今後の仕事人生を考えるようになりました。私にはこれという武器がなく、若い頃から手に職をつけたいとの思いがありました。この資格であれば定年なく働けること、独立できることに魅力を感じ、目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

元々独学では厳しいと感じていたため、通信講座での学習を考えていました。数社に資料請求を行い、テキストの内容や講義動画を見て比較検討しました。

特に、豊村先生の講義の雰囲気に惹かれ、アガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

学習を開始し、科目数の多さ、試験範囲の広さに驚きました。仕事をしながらの学習となることから、学習時間の捻出を第一に考え、隙間時間を最大限に活用して学習に取り組むことを意識しました。

例えば、起床して出勤の身支度の時から、講義音声を倍速で聞き始め、そのまま通勤時間、会社に到着するまで、連続で２時間聞き続けました。とにかく少しの空いた時間があれば、イヤホンを装着することが習慣となりました。活字があまり得意ではない私にとって、「耳勉」はとても有意義だったと感じました。また、覚えられない項目は写メを取り、スマホでいつでも見られるようにし、常に隙間時間に学習できるようにしました。

次に意識したことは、「ノートをつくらないこと」です。学習開始の頃は、理解できない項目が出てくると、できない部分をどうしてもノートにまとめたくなりがちです。しかし、これを繰り返していては、時間がかかり過ぎてしまうと感じ、その後は一切ノートづくりをやめました。あまり細かいことに囚われず、とにかく各科目を周回することを目標にしました。その後、過去問を何度も繰り返すなかで、自分の不得意分野や曖昧な項目のみ、本試験１ヶ月前に集中してスマホにまとめました。

また、息抜きとして、日曜日は趣味の野球でほぼ学習をしないことにしたことも、よい気分転換になりました。

総合講義のご感想・ご利用方法

講義を通して、豊村先生を信じ、説明どおりに学習を進めていきました。オリエンテーションや講義のなかで、逐一学習方法を教えていただけました。また、AWESOMEコンサルティングでも何度か質問させて頂きましたが、豊村先生の教えに実直に従ったことが、合格に繋がったと思います。

豊村先生の説明は、丁寧でとても分かりやすいものでした。オンライン講義は、孤独で単調になりがちなイメージがありましたが、生講義を受講しているような語り口調で、飽きることなく学習を続けることができました。講義数が膨大であったため、初めから講義を理解をすることより、できるだけ早く全科目を一周し、全体像を把握することを目標に取り組み始めました。

２週目は理解をすることを心掛けながらも、倍速でどんどん聞き続けました。不明な項目はピンポイントで分かるまで何度も試聴し、徐々に理解を深めていきました。もちろん過去問を解くことも非常に大切だと思いますが、アウトプット偏重ではなく、定期的にインプットをすることで、過去問の正誤判断がより高まると感じました。今回の行政書士試験の学習のなかで、何度も行った講義動画の試聴は私の核となりました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私は、全科目を1周だけしかしませんでした。というのも、豊村先生の動画のなかで、「過去問を読み物にする」との学習法を試聴し、共感したからです。初めは当然解けませんし、試験ではどういう問われ方をし、どこの部分が狙われるのかを把握したいと考えたからです。また、初めてのアウトプットはかなり時間を費やすだろうとの理由から、そのうちに理解すれば良いと割り切り、自分の参考書をつくる感覚で、講義を試聴しました。

林先生の解説を聞きながら、豊村先生の教えどおりに、◯✕をつけ、間違いの部分に正解を記入していきました。出来上がったものを参考書としてパラパラと読み進めることで、出題傾向を知ることに役立てました。

そのため、市販の肢別問題集、５肢択一問題集を購入する必要がありましたが、効率的にインプットからアウトプットに移行できたと感じています。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

６月頃から記述対策を開始しました。林先生の講義により、記述対策の着眼点、記述の仕方の基礎的なことを学ぶことができました。一通りの講義を終了した後は、市販の記述対策本を購入し、何度も予想問題の演習を繰り返しました。本試験では、１問完答、２問は部分点狙いの30～40点を目標に学習を継続しました。初めのうちは模擬試験で20点取れない状態でしたが、徐々に点数が伸び始め、30点中盤から40点を越えるようになってきました。しかし本試験においては、１問も完答できず、１問は全く点数がつかない散々たる結果となりました。記述問題は60点の高配点のため、もっと時間を費やすべきだったと反省する結果となってしまいました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

逐条ローラーインプット講座は、体系的に条文を理解するうえで、とても役立ちました。私はケータイ六法を購入していましたが、講義動画や過去問で出てきた条文をその都度確認をすることをしませんでした。過去問の解説に載っている条文には当然目を通しますが、それを六法でひくことは疎かにしていました。

条文を意識し始めたのは、ある程度基礎力がつき、過去問演習に集中するようになってからです。似通っている条文の差違が曖昧であったために、自信をもって正誤の判断ができないと感じた時に、条文を読む大切さを痛感しました。そのため、逐条ローラーのテキストを六法代わりとし、定期的に素読をすることで、基礎を固めることができました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

私は大学受験時代、現代文が大の苦手科目であり、克服できずに終わった経験があります。そのため、少しアレルギーを持ちながらの学習となりました。基本しか問われないとのことで、講義を嫌々ながら受けました。

過去問にも取り組みましたが、半分出来るかどうかの状態でした。とはいえ、足切りもあり、基礎知識の得点源のため、無理のない範囲で取り組みました。豊村先生よりアドバイス頂いた、公務員試験の過去問を定期的に解きました。

本試験では、ケアレスミスが１問ありましたが、２問とれて安心しました。

『他資格択一80』解説講座のご感想・ご利用方法

公務員試験や他資格の民法の過去問を横断的にまとめてあり、本試験レベルにプラスαをする意識で取り組みました。模擬試験である程度の得点が取れるようになり、今後更に伸ばすためには何を学習するか悩んでいました。AWESOMEコンサルティングで質問した際に、豊村先生から勧められたのがきっかけになり取り組み始めました。問題演習をするなかで感じたことは、問題の問われ方の違いや若干行政書士試験よりも難易度が高めという印象をもちました。結果的には、時間的余裕がなく、半分程しか手を着けることができませんでしたが、違う視点から問題にあたることを学びました。豊村先生がおっしゃっていたように、この講座はプラスαをするものであり、むやみに手を出さず、基礎固めを優先すべきだと感じました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、LEC模試7回、アガルート模試1回の計8回受験をしました。今回が初受験だったため、試験の傾向を掴むのに役立ちました。特に解く順番を毎回受験する度に検討し、自分に合うものに調整をしていけたことが何より為になりました。本試験では記述、多肢選択が難しく、順番通りには回答できませんでしたが、臨機応変な対応ができました。

時間を稼ぐため、全て自宅受験にしました。また、直前期は暗記の時間、総ざらいをする時間を確保したかったため、届くと同時に前倒しで受験していきました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生、林先生、田島先生、この一年間大変お世話になりました。独学では学習の方向性が分からずに、途中で頓挫していたと思います。先生方の熱いご指導がなければ、合格を掴み取ることはできませんでした。ありがとうございました。