受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義／入門カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

大学では機械工学を勉強し卒業後はエンジニアとして働いている完全に理系一筋の人生を歩んできたが、40台後半になって文系の人たちがどのような世界を見ているのか知りたくなった。自分の人生の視野をもっと広げようと思った。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

合格率が非常に高いこと。資格試験は何度でも挑戦できるとは言え、40代後半ということもあり、なるべく早く合格を掴み取りたい気持ちがあった。他社の口座よりも割高ではあったが、ここでケチって2年、3年、と受験を繰り返すことのほうが失うものが大きいと考えた。

合格体験記・学習上の工夫

2024年に宅建に合格し、その勢いでアガルートに申し込み。正直舞い上がっていました。ところがあまりの勉強範囲の広さに頓挫し、半年ほど勉強をやめてしまいました。5月末頃に2025年はせめて記念受験をしようと勉強を再開、8月頃に一度市販の模試を自宅で受けてみたところ、記述を甘く採点して140点でした。だめだこりゃ、と思いながらも過去問を回しながら何度か模試を解いていると、6回目に（これも記述をかなり甘く採点してですが）185点を取ることが出来ました。このときに、頭の中に「あれ、もしかして6回に1回は受かる確率があるのかも？」という考えがよぎりました。無理やりポジティブ思考なのですが、であれば記念受験とはいえ、これを5回に1回は受かる、そして4回に1回、そして3回に1回は受かる、のように確立を上げていけば案外可能性があるのでは、と思いました。この考え方が功を奏し、いきおい勉強のモチベーションが上がり、ぐんぐん記憶に定着するようになっていきました。ただ一点損をしたわけではないのですが、1ヶ月前に欲が出て商法、会社法に手を出してしまいました。というのも模試で当てずっぽうで選んだ選択肢が結構当たるので、わりと向いているのかな？と思ったからなのですが、本番試験ではなんと全問不正解でした。落ちたら今年も挑戦するつもりだったので試験終了後からもう一度ちゃんと商法、会社法を勉強していましたが、やはり2ヶ月はかけたほうがいいボリュームでした。直前期はやってないことに手を出さず、行政法を中心に勉強することをおすすめします。

総合講義のご感想・ご利用方法

学習の初動は大きく失敗した。一個動画を見ては自分なりにまとめてメモするなどしていたところ、膨大な動画の数の前にまったく進捗が感じられず、過去問を始めるタイミングを逃し、せっかく1年前に申し込んだのに半年近く勉強をやめてしまった。

半年ほどたってから、せっかくまとまったお金を使って申し込んだのだから、せめて記念受験でもいいから受けようと思い勉強を再開した。

そこからは、インプットは1.5倍の音声で歩いているとき等もすべて聞いていた。気づいたのが、このほうが自分の力で状況をイメージするため、記憶に残りやすいこと。豊村先生は絵も字も上手で見てるとスッと頭に入るような気持ちになるのだが、実はそのせいであとに残らないというデメリットもあった（豊村先生ごめんなさい）。

また、同時進行でアウトプットの過去問に入った。民法の中でも総則が終わったら総則の過去問、物件が終わったら物件の過去問、のように細かくアウトプットのターンを増やしていった。私の場合は結局のところアウトプットしなければ記憶に残らないことがわかった。インプとが無駄なわけではなく、インプットはガイダンスのような気持ちであまり繰り返さずサクッと聞いて、アウトプットを繰り返すことで記憶に焼き付けるのが向いていた。どうしても記憶に定着しない箇所があれば、その部分だけ動画を見直す、のようなインプットをおすすめしたい（特に憲法がそうでした）。

まとめると、インプットは1.5倍速の音声で1回。そこからはひたすら過去問。模試は市販のものを3冊購入して家で時間を測って解いた。一冊3回分なので計9回分だが、実力を試すと言うよりも、プロが予想する模試を9回分やるのは価値があると思った。実際、そのまま出題された問題もあった。予備校が実施する模試を1回受けるよりも安いし、最後の追い込みで一番効果が感じられた。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

豊村先生の癒やしの講義と、林先生のクールな解説のバランスがとてもいいです。インプットは正直相当な量の情報がありますが、過去問を見ることによってそのどの部分にスポットを当てるべきかが浮き彫りになってきます。過去問を解くことによって頭の中で散らかっていた情報がきれいに収納されていきます。インプットとアウトプットの組み合わせで初めて情報が自分のものになります。アガルートさんの過去問は過去10年ぶんですが、これを解いて解説動画を一通り見れば、市販の問題集を見たときに何を言ってるのかわからないということはなくなると思いますのでそこをスタートラインにするのが良いと思います。私はあまり時間がなかったので民法、行政法、憲法のみの過去問を解いて動画を見ました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

はじめて記述式を見たときは、一体何を書けばいいのかわからず、真っ白になりました。ただしそれはマークシートと記述式は全く別物ということを知り、思考方法や答えの導き方さえわかればいいのだ、ということを記述過去問解説動画で理解しました。まず問題を見て確実に書くべきキーワードを抽出、それから問いに対する端的な文章の作成、最後に文字数調整。この段取りを身に着けてしまえば、問題を見たときに「これは20点ねらえるな」とか「これは部分点ねらいだな」など、なんとなくですが得点圏が見えてきます。逆に問われている論点が全くわからずキーワードが一つも浮かばない場合はさっさと次の問題へ進んだほうがいいと思いました。市販の模試を解いているときですが、飛ばして進んでいるうちに、あ！あれか！と気づくことが結構ありました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

私は夜お酒を飲むときにYOUTUBEの動画をよく見るのですが、試験期間中は逐条ローラーインプット講座を見ていました。正直言って酔っ払っているので頭にはあまり入ってこないのですが、皆が勉強している中でお酒を飲みながらYOUTUBE動画を見ているという罪悪感から逃れるというか、メンタルを安定させるという意味では意味がありました。また、私はかなりアウトプットに重心をおいた勉強をしていたため、インプットはこのくらい浅めでも十分だという開き直りもありました。受験生の中にはまじめに条文を読み込んでいる人もいるとは思うのですが、私には全く不向きでした。そういう方には、移動中や食事中、あるいは私のように晩酌しながらくらいがちょうどいいのではないかと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解はわりと得意な方だ、と思ってこの講座を受けて膝から崩れ落ちた人は結構いるのではないかと思います。嘘みたいに文章の内容が理解できない、回答の選択肢の違いがわからない・・・。私はこの講座を受けて大いに焦りました。ただ、この講座を全て通してやった結果、「これ以上難しい問題は絶対に出ない」という確信を持つことができるようになりました。つまり、この講座をやりきった私が解けないような文章理解問題が出たとしたら、めちゃくちゃに試験が荒れるぞ、ぐらいに思えるようになりました。いくら年々軟化が進んでいる文章理解とは言え、一つでも落としてはならない基礎知識の生命線となるカテゴリーです。知恵熱を出しても講座をやりきれば、文章理解を落とすことは100％無いと言えるでしょう。

『他資格択一80』解説講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験の後も他の法律試験を考えている人にとっては、他資格択一80はその様子見というか、肌感覚を見るうえで役に立つかもしれません。正直に言ってしまうと、私はこちらの講座はわりと飛ばし飛ばしで見ることに始めから決めて、実際そのように利用しました。というのも、やはり行政書士試験は、行政書士試験の過去問出題傾向を知るのが最優先だと思ったからです。だからちょっとした「ふろく」のような位置づけで見ることにしていました。なので逐条ローラーインプット講座もそうだったのですが、夜お酒を飲みながらYOUTUBEの動画代わりにみる、という利用の仕方でした。肩の力を抜いてちょっとした気分転換に見るくらいの位置づけがいいような気がします。

模擬試験のご感想・ご利用方法

私は市販の模試を3冊、計9回分の模試を受けたのですが、アガルートさんの模擬試験は一番最後に受けたこともありいい点数が取れ、その自信をもって本番に挑みました。やはり市販テキストの字面の解説よりは豊村先生の解説は頭に入ってきますね。ただ、過去問で見慣れていた林先生も登場していただけたらもっとありがたかったです（私の中でインプットは豊村先生、アウトプットは林先生と固定化されてしまっていたので）。アガルートさんの模試で合格点に届いた私が実際に本番で合格できたので、基準にしてもいいのかもしれません。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

試験期間中は音楽を聞くのをやめてすべて豊村先生の講義を1.5倍速で聞いていたのですが、豊村先生の講義は耳心地が良く、試験日が近づくに連れ、もうすぐ豊村先生の声を聞く必要がなくなるのか、と寂しさを感じるほどになっていました。結果的には通ったかどうか不安だったので試験終了後も聞き続けていましたが。合格した今、豊村先生の講義の音声を聞く必要はなくなったのですが、いつかお会いしてお話したいという気持ちになっています。おそらく講義を受けた人の中の大多数がそんな気持ちになっているのではないかと思うと、色んな意味で豊村先生は大変だなあと思います。行政書士試験は難しいですが、それを何も難しい事は言ってないよ、と繰り返す先生の語り口は初学者にはとても助けになりました。