受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義／入門カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

とりあえず今の自分の現状を変えたい、と思ったことがきっかけです。大学受験に失敗して以来、頑張ることや失敗することが怖くなり、就活もサッと終わらせてしまいました。その負い目もあってか、このまま何もせず人生を終えたくないという気持ちが芽生え、資格を取ることを決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

やはり合格特典の全額返金制度です。夏休みの宿題を最終日にまとめて終わらせるような人間なので、「勉強できてないし来年でいいか」と後回しにするのではと懸念していました。アガルートを受講すれば一発合格しないといけない理由が生じるため、モチベーションを保つことができると考えました。

合格体験記・学習上の工夫

私は今まで法律について勉強したことがなく、大学の頃に他学部授業として商法総則の講義を受けたことがあるだけでした。学んだ内容はほとんど覚えていませんでしたが、当時購入した古いポケット六法が手元にあったので、勉強を始めやすかったと思います。

4月から勉強に着手するという遅めのスタートになってしまったため、焦って必死に詰め込みました。総合講義を倍速で進め、とにかく1周終わらせることを目標に追い込んでいました。しかしその熱量が続くはずもなく。早くも6月には力尽きてしまい、勉強机に向かうと胃がキリキリと痛むようになりました。ここで無理に続けても頭に入らないと悟り、6月は全く勉強せず好きなことをして過ごしました。その甲斐あってか、7月からは気持ちを切り替えて再スタートすることができました。それも合格特典の返金制度があったからだと思います。その頃から毎日スケジュールを立てて勉強するようになりました。総合講義を聞いた後に短答過去問を解き、翌日と1週間後、1ヶ月後に復習をするというエビングハウスの忘却曲線に従って頭に叩き込みました。いつどの範囲を勉強したか記録することにより抜け漏れを防ぐことができ、全体的にカバーできたと実感しています。

また、8月頃に逐条ローラーインプット講座で勉強を始めたことが、自分にとって転機になったと感じています。それまで条文は開けても参考程度に眺めるだけでしたが、これをベースに学び直したことで解像度がグンと上がりました。理解が深まると学びが楽しくなり、最後まで走り切ることができたのだと思います。

辛く険しい道のりでしたが、やりきったという達成感はこれから生きていく上で必ず財産になると確信しています。長期間必死に勉強したという経験だけでも、自分は頑張れる人間だという自信に繋がりました。

総合講義のご感想・ご利用方法

豊村先生の総合講義を受講していました。当時は勉強のスタートが遅く焦っていたこともあり、あまり熟考することなく人気講師ならば、と選ばせていただきました。受けてみてすぐこの選択は間違いではないことがわかり、安心したのを覚えています。豊村先生は優しい言葉遣いで教えてくださり、勉強を続けられるか、合格までやり遂げられるか不安だった私にとってはとてもありがたい存在でした。難しい法律用語や判例も俗っぽい言葉で言い換えてくださったり、初学者でも非常にわかりやすい講義です。

私はインプット教材として主に利用しており、全ての講義を1.5倍から2倍の速度で聞いて進めていました。最初から最後まで捨てる科目を作るつもりがなかったからです。幸い昔から字を書くスピードが早かったため、ペンだこを作りながら必死にテキストに書き込みをしていました。丁寧とはかけ離れたものが出来上がりましたが、自分さえわかれば十分だと思っています。2周する時間がなかったので基本的に1周のみですが、直前期に復習として未だに理解が浅い単元の講義を聞き直したりしていました。主に民法の抵当権や先取特権などです。

個人的に豊村先生の面白いTシャツや衣装が楽しみの1つでした。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義で勉強途中に一度記述過去問を開けたことがあるのですが、当時は一文字も出てこずパニックになった記憶があります。その時に、このままではいけない、と勉強に火がつきました。

初回は時間をかけて悩まず、パッと見て何もわからなかったら潔く諦めて、テキストを振り返りながら一旦回答を作ってみる。この方法で解いていきました。これはアウトプットの力をつけるというよりも、集めた情報を上手く字数制限内に収める練習になったと思います。回答を作ったら解説を聞き、この単語が来たらコレを思い出す、といった解き方を学びました。これは解説文だけでは汲み取りきれない情報なので、私がこの講義を受けて良かったと思う最大の理由です。

同じ問題が出る訳ではないので、過去問の回答を諳んずる必要はないと思いますが、択一の練習にもなると考えて行うのが良いと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

勉強自体を始めるのが遅くギリギリの状態で進めていたため、本試験の一ヶ月半前にこちらの模擬試験を受けました。その時は確か130点くらいしか取れず、今の実力を可視化する良いきっかけになったと思います。あと50点も伸ばさないといけないという焦りが自分の心に火を付け、気合を入れ直すことが出来ました。

過去問や肢別問題集だと周回するうちに覚えてしまい、やってる感じはあるのに勉強になってないということが多々あります。しかし直前期の模擬試験は初見の問題に出会えるので、自分の苦手分野が明確になっていきました。資格試験はいかに自分の知識レベルや何が足りてないかを把握できるかが肝になります。そのためにも模擬試験や予想問題は早めにたくさん受けておくべきだと痛感しました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

数ヶ月間大変お世話になりました。初学者で一発合格できたのもアガルートを選んだからだと思っています。また別資格等で機会があれば、その時はよろしくお願いいたします。