合格者の声|振り返ってみると、あきらめずに取り組んだことが結果につながった 川瀬 真己さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由・契機
以前より建物管理の業務に携わりたいと考えており、高齢になってもできる仕事として考えたとき、あるいは不動産会社等への転職にも備えて、宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産建物管理士を取得しました。
不動産や建物管理の業務では、行政機関とのやり取りがあります。そこにプラスオンする資格として行政書士を目指したということもあります。
定年後のセカンドキャリアも見据えて取り組みました。
60歳での関連会社への移籍や定年延長という道もありますが、人に雇われて働くということには年齢という壁があって、それが次の道を狭めてしまっている現状があります。人に雇われずに開業ということも選択肢の1つとして考えたということもあります。
社内に目を向ければ、職位が上の人の意向や意見に流されているといった企業風土があり、法律系の資格を取得することによってそういう企業風土に対抗できるのではないかという想いもありました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
行政書士は難関資格であることに変わりはないので、市販のテキスト、過去問題集などによる独学での学習では太刀打ちできないので通信講座を利用してきました。
行政書士試験は平成29年に1回目を受験し、平成30年、令和2年と受験した際にはフォーサイトの通信講座を利用してきました。
令和2年には無謀にもマンション管理士も受験しましたが、どちらも合格に至りませんでした。試験範囲に重なる部分があるので、少なくともマンション管理士は合格できるのではないかというという目論見は外れてしまいました。
令和3年にアガルートを知り、令和3年はマンション管理士だけに絞ったところ、マンション管理士は合格に至りました。
その実績を元に令和4年に行政書士講座を再挑戦することにしました。その年の本試験では合格の手ごたえを感じましたが、結果は合格点に6点足らずした。3回目の受験まで利用した通信講座では点数がほとんど伸びませんでしたが、4回目の受験で20点ほど点数が伸びました。その頃、療養中の父の状況が思わしくなく、今までより勉強時間が確保できないのではないかということで、再挑戦するかどうか決めかねていました。
再挑戦するとして準備期間を長めに設けることを考えて、令和5年の行政書士試験は見送り、不動産関係の資格に賃貸不動産経営管理士の注目度が高まっていることを知り、民法や借地借家法など試験範囲で重なっているので、再挑戦に向けて下地作りをするという意味で令和5年はアガルートで賃貸不動産経営管理士試験を受講しました。
令和5年の賃貸不動産経営管理士試験の合格を受けた後に、令和6年に行政書士に再挑戦する決意をしました。
合格体験記・学習上の工夫
正直なところ、合格体験記についてはざっと目を通しただけに過ぎませんでした。
〇月の短期間で合格できたとか、1回目で合格できましたという体験談がありますが、法律系の学科の出身だとか、他資格での学習経験の有無などバックグラウンドが違うので、必ずしも数回受験が多い者が劣っているというふうに思わないようにした方がいいと思います。
途中で回り道をした私は5回目で合格に至りましたが、振り返ってみると、あきらめずに取り組んだことが結果につながったと感じています。
よく言われる名言ですが、挑戦し続けるものに負けはないということを改めて実感しました。その途中で思うような結果が出せないかもしれません。それは失敗ではなく経過ですので、あきらないで取り組んでいくことが大切です。
結果が出ないと、それまでに費やしたお金や時間が無駄だったのではと思ったこともあります。投げやりになって、もうやめようかとなったこともありました。1年に1回しかない試験だと再挑戦までの期間が長く、同じ試験を繰り返し受けるのは、精神的にダメージが大きいのかもしれないと感じます。私は、3回目までは間を開けずに受けましたが、関連性のある試験種に取り組んで回り道のようになってしまいましたが、それによって自身をつけた上で気持ちも入れ替えて再挑戦しました。
逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法
カリキュラムの中に逐条ローラーインプット講座が含まれていたことは目にしていましたが、一度も利用せずに終わってしまいました。正直なところ、テキストは開いてざっと見てはみました。
利用していれば、これまで学習してきたことや条文の再確認にもなったかもしれないと思うと、必要な部分だけでも利用しておくべきだったかもしれません。総合講義や過去問講座の中である程度必要な条文は六法を開いて解説していただきながら蛍光ペンでマークをしたりしてきました。正直なところ、学習時間も限られているし、過去に出題された問題や論点に関係した条文はある程度講義の中で取り入れていただいてはいると思いますが、一巡はしてもよかったのかもしれないと思いました。
文章理解対策講座のご感想・ご利用方法
他の通信講座を受講した際には、過去問を載せたテキストはありましたが、文書理解用としての解説講義はなく自主で取り組んでいました。最初に受験したのは平成29年であり、問題順に解いていったのですが、最後の方にある文書理解で時間が足りずに試験が終わってしまうという苦い経験があもます。文書理解は苦手な科目であり、講義でよく言われるのが3問中3問は正答できるようにとのことでしたが、私は3問中2問取れるのがやっとという状況でした。特に、並び替え問題が苦手でした。最近の試験では、以前より解きやすくなっているのではないかという印象があります。
模擬試験のご感想・ご利用方法
模試は、アガルートのカリキュラムフルに含まれている1回分の他、フォーサイトの模擬試験講座での2回分を利用しました。どこかの会場に出向いて受験する公開模試を受験すればなおよかったかと感じています。令和5年の本試験問題も模試の1つとして取り組みました。
模試に取り組む際、解答用紙はコピーし、各模試を2回取り組みました。その際には、問題用紙に書き込んだものはすべて消してからにしました。
解き順は、基本的に順番に行い、時間がかかりそうな問題と選択肢が絞り切れない問題は躊躇なく後から戻って取り組めるように問題番号に?マークを付け、マークミスがないように飛ばした問題番号とマークシートの位置を指で確認しながら進めました。
各模試ともおおむね2時間半くらいで解き終えました。
取り組んだ印象としては、意外にも令和5年の本試験問題がいちばん難しく感じました。
豊村ゼミのご感想・ご利用方法
過去3回の受験まで利用した通信講座では点数が伸びなかったので、これ以上の挑戦はやめようかと考えたこともありました。そんな状況の中で、点数が伸びたのは、この講座を受講してよかったと思っています。
まるで目の前で生の講義を聴いているようであり、講義を聴いているだけで前向きになり、理解が難しいと感じるところをかみ砕いて解説していただいたのは助かりました。
月1回のAWSOMEコンサルティングは利用しませんでした。
利用していれば、その時々の受講生の学習の進行状況や今後の課題とか取り組み方と自分自身との比較ができたはずでした。
4回目より5回目は、より多くの条文を意識した取り組みをしてきたことは結果につながりました。ありがとうございました。
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