合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

新卒で入社した会社で5年間営業職を経験しましたが、業界自体が今後安泰ではなく現状維持が限界と考え、今後需要が見込まれる分野のスタートアップ企業に転職しました。しかし、企業規模の違いやマルチに業務を遂行しなければならない環境になかなか適応できない状況が続いており、自身のキャリアに悩んでいました。

そんな中、両親に悩みを打ち明けたところ、実家の相続の話が話題として出たことや、「地元に帰ってきてもいいんだよ。」と言われ、仮に、働き口が少ない地元に戻った時に場所や環境に縛られず一生涯使える資格やスキルは何かないだろうかと考えました。そこでたどり着いたのが独立開業もできる行政書士という仕事でした。チャレンジングな決断でしたが、行政書士になろうと決めた以上、仕事に悩みを抱えながら勉強をするよりも、いっそのこと業界に飛び込んで実務を学びながら試験合格を目指そうと思い、行政書士事務所を探し応募しました。そもそもの求人数が少なく、なおかつ業界未経験、無資格であることからなかなか面接まで辿り着くことが出来ませんでしたが、相続専門の行政書士事務所にご縁をいただいて、現在、補助者として金融機関とのやり取りや分割協議書の作成等の業務にあたっています。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

遠回りせずに正しい方法で結果を出すためには独学では難しいと思い、予備校探しから始めました。自分のペースで進められるオンライン予備校が良いなと思い、予備校のレビュー比較サイト等で情報収集をしていたところ、豊村先生の人気や評判を知り、実際にYoutubeで講義を視聴しました。豊村先生のわかりやすく熱意の伝わる講義を見て、法律に対して持っていた「堅苦しそう」というイメージが払拭されるとともに、この先生に教わりたいと思い受講を決意しました。また、合格者への返金制度もあり、一発合格へのモチベーションも上がりました。

合格体験記・学習上の工夫

<勉強時間の捻出>

・1.5倍速で視聴し1日の視聴動画数を増やしました
・平日は2時間~3時間勉強しました
・朝5時に起き朝食の準備までの1時間
・職場の昼休みに30分
・帰宅して夕食後に1~2時間(23時頃に就寝)
・休日は5時間を目安に勉強しました
・全力で飛ばしすぎると直前期で息切れしてしまうため、金曜日は勉強せずお酒を飲んだりして自由に過ごす、土日も遊びと勉強のメリハリをつけて無理はしないことにしていました
・仕事で金融機関に来店する際、手続き完了(30分~60分)の待ち時間中にテキストや過去問を解いていました

<時期ごとの主な学習内容>

・ゴールデンウィーク前まで
・テキストと過去問のジグザグ学習

・5月~

・テキスト2周目+過去問のジグザグ学習
・民法の他資格択一80
・逐条ローラーインプット講座

・7月~

下記内容を追加(テキストは確認事項がある場合に開くのみで基本は問題集に移行)

・他社の模試パック
・行政法の他資格択一80(追加で購入)

・8月~

下記内容を追加

・記述対策

・9月~(直前期)

下記内容をひたすら回す

・各科目の過去問
・他資格択一80
・逐条ローラー
・記述対策

前半は、この週は民法、翌週はまるまる行政法、といったように1週間ごとに科目を決めて、その科目にどっぷりと浸かる勉強スタイルでしたが、9月からの直前期からは、月曜日と火曜日は民法、水曜日は行政法といったように、記憶の忘却抑制やバランスを意識した勉強スタイルに切り替えました。

<解答の順番>

他社の模試パックが計7回あったため、3回目までは解答順番を試行錯誤し、①文章理解→②基礎知識→③基礎法学→④憲法→⑤行政法→⑥民法→⑦多肢選択→⑧記述の解答スタイルを確立しました。脳が最もフレッシュな状態で文章理解から解くことで良いスタートダッシュが切れるようになりました。

<合格の決め手>

精神論になってしまいますが、最後の最後は「絶対に合格するぞ!」という強い気持ちを持つことだと思います。

私自身、試験当日に大ピンチが訪れました。試験会場が暑く、後半90分くらい、民法、多肢選択、記述の3つを残した状態で頭痛とめまいが生じ、文章を読んではいるものの全く内容が頭に入ってこない状況に陥りました。今年の合格を諦めそうになりましたが、「この1年間の努力をここで終わらせるわけにはいかない、絶対合格するんだ」と自身を鼓舞し、気持ちを切り替える手段として、蛍光ペンを使って文章をマーキングするようにしました。その結果、多少思考がクリアになり、なんとか試験自体は乗り越えることが出来ました。記述待ちのボーダー状態だったため、合格発表日までの約3か月間は、気が気でない日々が続きましたが、蓋を開けてみるとギリギリではあるものの無事合格することが出来ました。ピンチに陥った時、絶望タイムのままの状態だったら合格を勝ち取ることはできなかったため、今までの勉強はもちろんのこと、最後には、どれだけ足掻けるか、諦めない心を維持できるかが重要であることを痛感しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

初回に送られてきたテキストの数や分厚さに驚くとともに、本当にこの1年でやりきることが出来るのだろうかと不安になりましたが、講義を視聴し始めてからはそのような不安も払拭され、早く次の講義を見たい、次、次というように毎日楽しく学習を進められました。1単元が比較的短い時間で区切られていたため、集中力を保って無理なく視聴できました。

初学者として学習するにあたって心がけていたこととして、特に民法は現時点では理解しきれないことでも、全体を学習することで、ああそういうことだったのかと理解できるタイミングがやってくるとのことだったため、理解しきれていない気がする内容でも立ち止まらずに、まずは一通り学習を済ませることを念頭に進めていました。

豊村先生のおっしゃっていた理想のスケジュール通りにまずは1周終わらせることを心がけ、ゴールデンウィークが始まる前までには1周し終わりました。5月からはテキストの2周目をしましたが、講義動画の視聴は、テキストを読んだだけでは理解がいまいちだと感じた項目のみ視聴しました。2周目は、試験全体に占める得点の比率が高い民法と行政法を重点的に復習し、商法は1周目の時点では講義は全部視聴したものの、出題数が少なく範囲も広いことから、本番では1問でも正解できればいいなと思い、2周目からは思い切って捨てることにしました。また、一般知識は個人情報保護法、情報通信関係、令和6年度から新たに出題される行政書士法等の諸法令を重点的に学習しました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

テキストの講義を視聴した後に該当箇所の過去問を解き、解説講座を視聴するという流れで講座を活用していました。講義視聴後にすぐに問題を解くことで理解度の向上や知識の定着化につながったと思います。豊村先生がよくおっしゃっているように、テキスト、六法との相互リンクを貼ることで復習がしやすい問題集を作ることも心がけていました。

間違えた問題や悩まずに解答できなかった問題には付箋を貼り、完璧に理解したら付箋を剥がすようにし、試験当日までには付箋が1枚も貼られていない問題集を目指して復習に取り組みました。また、解説に掲載されている条文は必ず読むようにしていました。

この講義で印象的だったことは、覚えなければならないこと、覚える必要がない、捨ててもよいことを林先生がはっきりと示していただけたことです。重点的に理解、復習しなければならない問題とそうでない問題を明確に分けることができ、効率的に学習できたと思います。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

解法のパターンを身に着けるために視聴しました。択一問題を中心に勉強を進める中、模試の記述問題で問いに対して求められているキーワードや論点を過不足なく40文字にまとめることができていないことや、点数の浮き沈みが大きく安定して得点できていないことから焦りを感じ、8月から記述対策を開始しました。講義、問題集を1周した後は、市販の出題予想問題集を購入し解法パターンに基づいて解答する練習をしました。また、条文内容を理解できていないと点数につながらないと思い、逐条ローラーインプット講座のテキストや六法での条文確認は欠かさず行いました。

完全解答することが理想ではありますが、部分点を取りこぼさないことを心がけ、解いた問題は模範解答を一言一句丸々暗記するのではなく、問いに対する的確なキーワードを想起し書き出せているかを重要視していました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

5月頃から受講を開始しました。テキストや問題を解くときに必ず条文を読むようにしていましたが、どこか表面的な部分をなぞるだけで本質を理解できていない気がしていました。しかし、この講座を受講してから条文の素読に意欲的に取り組めるようになりました。

田島先生によるランク分け、条文一つ一つに対する丁寧な解説、オリジナルレジュメによる図解や語呂合わせが非常にわかりやすく、この講座を受講する前と後では条文に対する理解の深さが明らかに違うと感じました。

六法は別に持っていましたが、テキストが薄く持ち運びに便利だったこともあり、民法と行政法に関しては逐条ローラーインプット講座のテキストを六法代わりとして使用していました。表紙はボロボロになり、テープで補強するくらい使い込みました。

講義の合間に田島先生ご自身のお話や受講生への応援メッセージをいただけたこともモチベーションの維持につながり、受講した講座の中で一番のお気に入り講座です。より効果のある学習を進めるためにも、是非早めに取り組んだ方が良いと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

学生時代、センター試験の現代文で2択まで絞れるものの、最後の最後で間違えてしまうことがあり、文章理解に対して苦手意識が強くありました。6月頃から、3日に1問のペースで解くようにし、朝起きてすぐ、1日のうちで最も頭が冴えているタイミングで解くことでその日1日の勉強のリズムを作っていました。

テキストをすべて終えた後は、特段他のテキストや問題集を解くことはしていませんが、解法テクニックを身に着けることで模試では安定して得点できるようになり、自信がつきました。

また、模試で問題を解く順番を模索していた中で、脳がフレッシュな状態で解く方が試験全体のリズムを作るのに適していたことから、まずは文章理解から解き始めるというスタイルを確立し、本番でもそのスタイルは一貫していました。

『他資格択一80』解説講座のご感想・ご利用方法

民法は過去問だけでは対応しきれないため、こちらの問題集で不足知識を補うことができました。単なる過去問演習ではなく、テキストの内容を漏れなくアウトプットするためのツールとして行政書士の過去問と他資格択一80をセットで取り組みました。

はじめのうちは、行政書士の過去問では解けた問題、同じ論点でも、出題のスタイルが異なるだけで、難易度がこんなにも変わるものなのかと実感させられましたが、間違えた問題に付箋をつけ、繰り返し解くうちに付箋の数も減っていき、知識が定着していくことを実感しました。

また、行政法も別途解説講座を申し込み、行政書士の過去問と並行して解くことで様々な角度からの問われ方にも対応できるように繰り返し取り組みました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

他社の模試も受けており、アガルートの模試は9月に受けました。結果は合格点にわずかに届きませんでした。模試の結果については一喜一憂せず、自身の弱点を把握するためのツールとして、また多くの問題に触れることで知識の引き出しを増やすツールとして活用することを意識していました。

復習方法は、全問題の解説を見るにはかなりの時間を要するため、不正解だった問題や理解が不十分な問題に関してだけ解説を視聴しました。また、重要度の高い問題を中心に条文の確認、間違えた問題はテキストの該当箇所に戻って確認しました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生、林先生、田島先生、行政書士講座に携わっていただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで一発合格することができました。合格できるか不安な日々を過ごしていたこともあり、合格者一覧に自身の受験番号が掲載されていることを確認したときは、思わず涙が溢れました。合格できたことに対する安堵感もありますが、家族や友人、職場の方等、受験をすると決めたときから応援、支えてくれていた周りの人たちに合格の報告が出来たことが何よりも嬉しく思っています。

現在、行政書士登録に向けた準備を進めており、4月から行政書士としてのキャリアをスタート予定です。この1年間の日々を糧に相続専門の行政書士としてお客様のお役に立てる行政書士になれるよう精進してまいります。

改めまして、ありがとうございました。

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