受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士補試験｜【2026年合格目標】合格カリキュラム（フル・ライト）

測量士補試験を目指した理由・契機

一昨年、宅地建物取引士を取得し、さらに知識の幅を広げるために何か別の資格を取得したいと考えていました。また、勤務先は測量業ではないものの、業務で地積測量図や、境界確定関係の資料を見ることが多いので、役に立つかもしれないと思い学習することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

まず、市販のテキストを探しましたが扱っている書店が少なく、あっても種類が無くて選べませんでした。さらに学習内容を確認したところ、高校で習う数学の分野があり、文系出身で長いこと数学の勉強から離れていたため、独学では厳しいように思いました。そこで通信講座の受講を検討し、アガルートは一昨年、宅地建物取引士講座を受講して講義もテキストも大変わかりやすかったので、測量士補講座も受講しようと決めました。

合格体験記・学習上の工夫

ゆとりを持って学習を進めたかったので、受験前年の10月後半ごろから学習を開始しました。平日は仕事があるので、あまり無理をせずに平均で20～30分ほど学習していました。休日は、まとまって時間が取れるので1～2時間ほど学習していました。外出の予定がある日や、疲れている日は思い切って何もせずに、後日調整するようにしていました。試験日までの学習時間は合計約130時間です。学習の進め方は、王道にテキストを読みながら講義動画を観て、該当する過去問を解くというものです。ただ、最初の単元が「測量に関する数学」で、正直に言って最初は全く理解できませんでした。最後に数学の勉強をしたのは十数年前です。三角関数・相似などはきれいに忘れており、かなり苦戦しました。テキストを読んでも、動画を繰り返し観ても完全に理解しきれなかったので、あえて測量分野の単元に進み、暗記ものを先に進めるようにしました。随時出てくる計算問題は、とりあえず解き方を覚えてしまうことにして、「このパターンなら、この公式」と条件反射で解けるようにしました。ある程度解けるようになってから、テキストの「測量に関する数学」のページに戻るとストンと頭に入ってきました。また、計算問題には小数点以下の桁数がある掛け算、割り算も出てくるので、時間が取れないときは電卓を使い、余裕のある時に自分で筆算をして計算に慣れるように学習を進めていました。理解した上で解けるようになってくると、計算問題を解くのが楽しくなりました。できるところから進めたり、取れる時間によってやるところを調整したり、自分に合った進め方ができたのはよかったと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

まずテキストですが、フルカラー印刷ですべて1冊にまとまっているので見やすく、携帯性にも優れています。絵や図解が多いので、実務に携わったことがない人や、初めて学習する人にも理解しやすく作られていると思います。さらに、巻末に学習した範囲に該当する過去問題が問題集のページ付きで一覧で掲載されています。自分で問題集を見て該当する問題を探す手間がかからないので、効率よく復習することができました。講義動画は1コマが数分から長くても20分以内に構成されています。短いので集中力も保ちやすいですし、今日は疲れているから1コマだけはやろうなどと、勉強するハードルを下げることができました。気軽に取り組めることで継続しやすくなりました。動画の内容も丁寧な解説ではあるけども堅苦しくなく、所々に雑学的な話が入るので飽きずに続けられます。よく出るところや重要なところなどをメリハリつけて解説してくれるので、印象深くて頭に定着しやすかったです。また、計算問題の解き方などは、どのような図を描いてどこから解けばいいのかなどを動画の中で実際に描いて説明してくれました。とても分かりやすく、学習前は数学への苦手意識がありましたが、終わってみれば取り越し苦労でした。

3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

この講義は3月後半ごろから学習を始めて、テキストは直前期まで使用しました。総合講義で学習してきた計算問題の全パターンが抜粋されていて、問題のみで構成されています。計算問題だけを総復習したいときに役立ちました。測量士補試験はどの分野も計算問題が含まれているので、分厚い過去問題集から該当のページを探して復習するのは、割と面倒なのでこちらのテキストは重宝しました。講義動画もすべての問題に付いており、総合講義のときに学習していたけど改めて視聴すると忘れていたこともあったので、受講してよかったと思います。テキスト自体は非常にコンパクトにまとまっているので、持ち運びにも便利でした。試験当日も会場に持参し直前まで計算パターンを確認するのに使用しました。

3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

こちらの講座も3月後半から学習を始めました。テキストはすべて文章問題の選択肢が一問一答形式になっているので、短い時間で復習するのに最適でした。実際に通勤途中などの隙間時間に重宝しました。過去問題集では、複数の選択肢の中から回答する選択肢を見つけた時点で他の選択肢を見なくなってしまいがちだったので、一問一答で選択肢一つ一つの正誤判断する形式は良かったと思います。ただ、このテキストを読んでいると、他の確認したい箇所、関連した個所が次々と出てくるので、総合講義のテキストと併用することが多かったです。講義動画では、総合講義の際に聞き逃してしまっていたり、少し言い回しを変えて説明されていたりした箇所があったので、理解を深めるのに役立ちました。

実力診断模試のご感想・ご利用方法

こちらは5月の連休に実施しました。過去問をある程度回してから取り組みたかったのですが、総合講義を終わらせるのに思いのほか、時間がかかってしまったため、この時期になりました。模試は合格点に達していたので、一先ず安心でした。どの分野が理解しきれていないのか、ミスをしやすいのかが客観的に分かったので良かったです。過去問を繰り返し解いていると、いつの間にか見慣れて何となく正解を覚えてしまっている問題もあったので、新しい問題を解くことは大事だと思いました。ただ、それまで28問（試験1回分の問題量）を一度に解くことをしてこなかったので、集中力を保つのが難しかったです。もう少し早いうちから問題量に慣れる練習をしておく必要があったかと思います。

講師へのメッセージ

アガルートの中山先生のおかげで1発合格することができました。独学では不安だったので、アガルートを選んでよかったと思います。本当にありがとうございました。