合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士補試験｜【2026年合格目標】合格カリキュラム（フル・ライト）

測量士補試験を目指した理由・契機

私は昨年4月から、測量機のメンテナンスをする職に従事しています。

仕事をしていく中で、これらの機械が現場でどのように使われているのかを知っておかないと点検の各種工程に何の意味があるかを理解しづらいと感じるようになり、社長に相談したところ「測量士補を受けてみたら」と言ってもらえたため勉強することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

独学では勉強が進まないなと感じた頃にインターネットで検索をし、合格率の高さからアガルートに興味を持ち、授業のサンプル動画を見させていただきました。

先生のハキハキとした喋りと、要点がわかりやすい内容に、これならば出来そうだと感じてすぐに申し込みをしました。

合格体験記・学習上の工夫

どんなテキストでも、最初に基礎となる数学の勉強から始まります。

自分は数学が苦手なので、独学で進める方法では基礎から理解に詰まってしまい、次第にテキストを開かなくなっていました。

このままでは意欲を失ってしまうと思い、自分に火を着けなおそうと受講を決意しました。

試験まで半年を切っている状態でのスタートで焦りはありましたが、私の受講スタイルとしてはやみくもに受講を進めるのではなく、内容を理解して記憶するまで次に進まないじっくりスタイルで腰を据えて取り組みました。

はじめは、自分に呆れるほど三角関数やラジアンの計算に苦しみました。同じ説明を何度も聞いて、基礎数学の章を終えるまでにまる1か月ほど時間を費やしたのを覚えています。

しかし苦しんだ甲斐あってか先の章での計算問題は詰まることなく進めていくことが出来たので、以降の勉強はかなり楽しみながらスムーズにやれたと思います。

学習を終えて過去問を解き始めると、苦戦すると思っていた計算問題よりも語句の問題の方が間違えることが多かったので、むしろ調子に乗ってテキストを進めるスピードを速くしすぎていたのかもしれません。

そのような反省を踏まえて受講は問題集と並行しながらの2周目に入り、最終的には過去問集も2周していました。

総合講義のご感想・ご利用方法

仕事をしながらの学習だったため、当初は平日の帰宅後に少しでもいいからやるという進め方をしていました。

自分は数学が苦手であったため、たった15ページの第一章にまる一か月ほど時間を費やして理屈の理解とそれの定着に費やしたのを覚えています。

一つ後悔しているのは、最初のチャプターで先生がそうすることをオススメしますと仰っていたにも関わらず、以後の章では講義と問題集を並行して進めることをしなかったことです。

講座に申し込みをしたのが1月中頃で既にあまり時間がないと焦っていたので、問題集の厚さにビビッてしまいとりあえず講義を全部受け切ってしまおうという考えだったのですが、結果的にはその後問題集を解く中で記憶から抜けている内容があまりにも多く、失敗でした。

当然受講は2周目に入るのですが、残された時間は2か月と少しという短い期間であったため、土日も休まず長時間勉強するという追い込みがその頃から始まりました。

感想としては、先生の明るさが素晴らしかったです。学習を始めるときの気の重さが晴れるようでした。また、学習の順番、ポイント、覚えやすくするためのコツなどもかなり質が高いように感じていたので、試験本番に向けての不安は最後にはほぼありませんでした。

3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

3時間で押さえると銘打っているだけあるので、滞りなく1回で全チャプターを通し見できそうな自信がついてから利用させていただきました。

こうして学習内容を1問ずつ振り返ると、もう心配ないだろうという内容と苦手意識が残っている内容とに別れているということがかなりハッキリと分かりました。

また、意外なことに、一番ややこしいと感じたのが計算らしい計算のないセミ・ダイナミック補正に関する問題で、もっと手間のかかる計算問題はほとんどすんなり解くことができており自信にもつながりました。

これまで講義を受けた時間や過去問集の厚さを考えると全部覚えているか不安だという気持ちがありましたが、まとめれば36問でおおむね網羅できるんだと実感できたことの安心感も得られて大変心強かったです。

3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

計算問題とは違い、要点をまとめた問題集でもかなりの数があったので何回かに分けてじっくり目の復習に利用させていただきました。

その中でもとりわけ重要なものがどこなのかが分かるように星が並んでいるのが使いやすくてよかったです。

実際のところ、重要度の高い内容はこれまでの学習の過程でも重視されていたためしっかり覚えられていることが多く、どちらかといえば星の少ない内容を最後に詰め込むといった効果の方が大きかったように感じます。

本番の試験の話になりますが、計算問題よりも語句の問題の方が解答に悩むことが多かったので、やりこみが足りていなかったなと思っています。講義と違い出題される内容のみが詰まってるからこそ、なおさら改めて蛍光ペンでマークする必要があったなと少し後悔が残りました。

実力診断模試のご感想・ご利用方法

直前ということもあり、本番のような緊張感を感じながらできるように会社で時間を作って問題を解きました。

結果的には9割程度の得点率で合格基準点に達していましたが、完全初見の問題が並んでいて、学習したはずの内容でも択で迷ったり、分からない問題に直面した際の恐怖、またその問題を一度飛ばす選択をする勇気を持てるかどうかまでを大学受験ぶりに体験できました。

これ以前にも国土地理院が公開している過去問を解いたことがありましたが、その際はところどころに講義テキストと同じ問題があったおかげで心に余裕があり、結果的に、少なからず本番に対する油断が生じてたみたいだ、と気づいて、学習のラストスパートの気付けに一役担ってもらえたなと感じています。

講師へのメッセージ

先生が勉強した際にしていた工夫など、ご自身の体験に基づいたトークも入れながらいつも分かりやすい授業を展開してくださったおかげで、なんとか一発合格することが出来ました。ありがとうございました！