受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験｜【2026年（令和8年度）合格目標】合格総合講義／一発合格カリキュラム／ダブル合格カリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

測量機の販売やレンタルの仕事をしており、土地家屋調査士の先生と関わりがあった。ほぼ一人で独立して仕事をしていること、また自分の技術や経験で仕事をするところ、測量をするところなどに憧れて、自分もその立場になりたいと思ったから。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

前年に測量士講座を受講しており、合格できたので、アガルートさんなら調査士も問題なく合格できるだろうと思ったから。また無駄な移動時間のない通信制が自分の環境にとって最適であり、合格特典も魅力的だったから。

合格体験記・学習上の工夫

途中転職を挟んでいるため、前職時を前半。引っ越し+転職後を後半に記載します。

前職では月に20～30時間程度の残業時間だったため、体力的にも時間的にも余裕がありました。基本は朝に1時間程度早く起きて、出勤前に択一と申請書例を少しというパターンが多かったです。（記述に入る前の2～3周間くらいは申請書例の時間で定規や計算練習をしていました。）帰社後は家事等全て終わらせてから記述を1問もしくは2問解くというように。とにかく日を空けずに続けることで問題文がスッと頭の中で咀嚼出来るようになり、また手も自然と動くようになりました。

休日には自習室を契約していたので、そこに通って昼前から夜まで勉強しか出来ない空間に身を置くことでサボらないようにしていました。

後半

4月から転職で地元を離れて補助者となりました。

職場がかなり残業が多く、また外仕事で体力の消耗も著しかったので、家に帰ってからの勉強が難しくなりました。そのため佐橋先生のアドバイスもあり、夜はもう諦めてすぐに寝て、朝少しでもやるというようにシフトしました。択一1年と記述を途中まででもいいからやるというようにしました。また家事やお風呂の際には講義動画を画面ごと録画してそれを繋げたものをスマホに入れて、流し見、聴きしながらやっていました。（趣味のランニング中に音声を流してみましたが、これは頭に入らなかったので断念）

【土地家屋調査士】導入講義のご感想・ご利用方法

合格インタビューを見ていたのでおおよその進め方は分かっていたつもりですが、改めて指針を示してくれるものだったかなと思います。

いかんせん覚えることが多いため、初見では圧倒されてしまう試験だと思うのですが、そこのアプローチのハードルを下げる手段としてありがたかったかと思います。とりあえずこう進めていけば良さそう･･･と分かるだけでも最初は助かるので。

自分の場合はあまり振り返ることはしませんでしたが、迷った時に導入を見ると、進み方を間違えずにすむのではないかなと思います。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

測量士の講座を少し前まで受けていたので、それと比べると多いな･･･と思ってしまったのが初見の感想でした。でも聞いてみると知らない単語だらけではあるものの、なんとなく分かる感覚がありました。とにかく1ヵ月以内で終わらせよう！と意気込んで、かつ学習上の工夫にも書きましたが、後々の自作教材として画面録画をしながら完走しました。このやり方は万人に薦められるものではありませんが、ひたすら次々と次の動画を視聴するため、理解の乏しい分からない時から深く考え込んで時間を浪費するということはなかったように思います。測量士の講座受講でも思いましたが、最初は講義を見てもなんとなくしか分かりません。でも後で択一等でアウトプットを重ねていくと、流し聞きでも内容が頭に入ってくるようになります。なので初回はとりあえず全部見る！理解は後回し！という感じでいいと思います。画面録画が結果的にその後押しをしてくれました。

少し異なる利用方法ですが、私の場合は録画したものを繋げて連続再生できるようにしたので、それを家事中やお風呂など書籍を持ち込めない場所でも見ることが出来るようにしました。こういった応用が利くのは通信制ならではの魅力化と思います。

過去問解説講座（択一・記述）のご感想・ご利用方法

一番多くの時間を費やした部分だと思います。多くの受験生がそうかもしれませんが。

私は初めて択一を解いたときは10問で90～120分、20問やるには3～4時間必要という状態でした。こんなの30分とかで解くの無理じゃないか・・・と思いましたが、これが1周、2周と重ねるごとに大きく短縮していくものでした。一度解いてみて解説講座を見て、また解く。分からなければ解説・テキストでその部分を見るというようにしていました。約20年分を5周ほどすると、ほとんど正解になり、解答時間も20問で1時間弱にまでなりました。そこからは講師のアドバイスもあって定規や計算練習をしてから記述に入ったのですが、これまた1問で2～3時間とかかりました。でも択一の時と同じように回数を重ねていくことでどんどん正答率が上がり、時間も短縮できるようになりました。最終的には択一は解説を読むの込みで30～40分、記述は年度にって大きく変わりますが1問30～50分程度で解けるようになりました。私は特別なやり方はしていませんが、とにかく量をこなすことで確実性と早さが身に付いたと思います。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

択一をある程度解けるようになった頃に、定期カウンセリングで記述に入りましょう！その前にこれを！と言われてからとりかかりました。記述問題を解くようになってからはこの講座に戻ることはなかったのですが、最初に使い方を丁寧に教えてくれるよい講座でした。テキストで紹介されている定規の裏に透明の絶縁テープ貼るというのが本当に効きます。またおススメされるボールペン等も非常に良いので、外部の学校を受講している人も参考になるのではないかなと思います。

［中山式］複素数計算のご感想・ご利用方法

上の定規と同じ時期に取り掛かりました。関数電卓を触るのは初めてだったのですが、すごく簡単に習得出来ました。テキストもそうですが、記述の解説にも丁寧にボタンを押す順番が画像付きで載っているので、迷う事なく正しいやり方を誰でも習得できると思います。最初は慣れないかもいれませんが、2週間ほどでも毎日テキスト1周すればかなりスムーズに手が動くようになると思います。問題の量もそこまでないので、複素数計算に入ったら最初だけは毎日やることをお勧めします。

複素数以外で計算なんてとてもじゃないですが出来なくなるでしょう。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

書式ひな形も長くお世話になりました。

私は総合講義のテキストで申請書例をやっていたので、ひな形のテキストはあまり触りませんでしたが、申請書例は択一・記述の理解が深まる非常に大事な学習だと思います。軽視は出来ないなと。

またアガルートさんが配布している申請書のテンプレート（PDF)があるのですが、私はそれをiPad上で「GoodNote]というアプリで読み込んで、タブレットに直接書き込めるようにしました。いちいち印刷等せずに簡単に複写も出来るので、それ用にタブレットとペンを用意するのもいいと思います。投資する価値はあるかと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

答練は自分の現在の実力を確認することと、知らない問題を解く場合に制限時間内でどのくらい対応出来るか、またその時の自分の精神状態がどうなるのかを知ることが出来る貴重な機会だと思います。

過去問では択一は全て正解する、記述も短時間でほぼ完ぺきに出来る！という状態でも答練の初見の問題ではボロボロでした。択一は13問しか取れなかったり、記述の穴埋めが全然だったりと、築き上げた自信が一気に崩れました。でもそれがあったからこそ、まだまだ足りないんだ。ここで満足しているようじゃ駄目だったんだ。と気を引き締めることが出来ました。

一度解いてしまえば過去問と同じになるので、普段の周回に組み込んで回しました。（記述は特殊な問題だなと思ったところは穴埋めと問題把握までにしていましたが）

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正対策過去問解説講座は私はあまり活用できていなかったかなと思います。令和2年の問5？の肢が正解になるという部分や会社法人等番号の記載方法等は知れたのでそこは良かったかなと思います。

改正されたその部分を再度取りあげてもらうことで、印象に残るから覚えやすかったというのが一番メリットに感じたことでした。

どちらかと言えば過去に受講していた人がその部分を購入するという用途になるのではないかと思います。

直前予想模試のご感想・ご利用方法

直前予想模試も答練同様に、その時の実力を確認するいい材料となりました。答練とは異なって特殊な問題は無く、本当に最終確認という意味合いで臨みました。答練をやらないという人も、これだけは時間を計測してやるといいと思います。

実は試験直前はそれまで残業が非常に多くて勉強に集中できず、心が折れかかっていたのですが、これをやってみたら意外といい成績で、佐橋先生の励ましもあって、まだ諦めるには早い！と奮起出来た思い出があります。自信を付けるためでもよし、解けなくても最後まで気を引き締めるためでもよしの良いタイミングの模試だと思います。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

前職の時は時間の都合が付けられたので平日いろんな先生にお世話になりました。転職は休日のみになったため佐橋先生に一番お世話になりました。いつ記述を始めようか迷っていた時にアドバイスを下さったり、記述をやってみたら全然解けない・時間かかりすぎると思って凹んでいたら、そんなの普通だよ！むしろ早い方だよ！と励まして下さったり、転職して時間・体力・精神が追い込まれていた中でも出来るように勉強内容を提案してくださったりと、本当に申し込んで良かったです。一月に一回で10万と聞くと高い！と思われるかもしれませんが、十分価値があります。少なくとも私には救いになりました。おススメします。

合格ゼミのご感想・ご利用方法

転職後満足に勉強出来なかった頃に申し込みました。

正直なところ余裕が無くて、1回か2回程度しか参加できていません。

そのわずかな回での感想ですが、やはり実際に合格した方の生の声を聴けるのが良かったです。そういうやり方があるのか、という発見がありました。

講師へのメッセージ

本当にお世話になりました。アガルートを受講して良かったと心から思います。YouTubeの合格道場含め、通信で受講したら”はい、後は頑張ってね”で終わりではなく、ずっと歩んでくれるのが良いところだなと思います。

特に佐橋先生。私が合格できたのは先生のご助力があったことが一番大きいと思います。補助者として地元を離れて転職して、体力的にも精神的にも辛かった時に言ってくださった言葉、アドバイスがあったから夏場心折れかけても首の皮一枚残ってやれたと思います。8,9月？は申し込みもせずご心配をおかけしてすみません。試験直前のカウンセリングのおかげで最後まで足掻こう。やりきろう。と思って最後取り組めたから合格できたと思います。ありがとうございました。（実は10月のカウンセリングの後少し泣きました笑）なんやかんやとあの時と同じ職場で続けています。相変わらず残業は多いですが、少しずつ出来ることが増えて精神的に余裕が出てきました。将来の独立に向けてまだまだ勉強を頑張っていきたいと思います。