受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験｜【2026年（令和8年度）合格目標】合格総合講義／一発合格カリキュラム／ダブル合格カリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

実務において不動産を扱うことがあり、これまで土地家屋調査士の方と一緒に仕事をすることが何度かありました。かねてから不動産に興味があったこともあり、スキルアップしたいという思いからこの土地家屋調査士試験を受験することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

過去の試験問題を確認して本試験の特殊性を理解するにつれ、仕事や家庭とのバランスを確保するために、通信講座を利用して効率的に勉強して時短したいと思いました。複数の会社を比較し、隙間時間でインプットができそうで、オンライン質問サービスがある面等を総合的に評価し、アガルートアカデミーの講座を受講しようと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

1． 受験動機をしっかり持つこと

受験勉強は辛かったです。楽しいときがないとは言いませんが、私は基本的には辛かったです。例外としては、広い出題範囲の中から自分が興味を持っているところを勉強しているとき、きれいに製図できるようになったときや、模擬試験を解いて採点したら点数がよかったときは楽しかったですが、それ以外のだいたいは辛かったです。辛いものには違いないので、辛さと向き合いつつ、自分のモチベーションを保つ方法を知ることが大事だと思いました。私がとった方法は、あらかじめ勉強するメリットとデメリットを明確にして整理しておきました。辛いときにはこれを思い出して自分で自分を説得する材料に使います。メリデメの整理には受験動機がしっかりしている必要があるので、まずは自分の受験動機を煮詰めることが大事だと思います。

2． 周囲の方の理解を得ること

勉強をすることでこれまでと時間の割り当てが変わってしまうので、周囲の家族、友人等への影響は必ずあります。勉強を開始して軌道に乗っているときに、周囲から不満の声を聞いてしまうとモチベーションが激しく落ちてしまいます。勉強が辛い時期にこれを聞いてしまうと、勉強から逃げたい自分の逃げ道になってしまう恐れもあります。そのため、予め周囲の方の理解を得て、そのリスクをつぶしておく必要があると思います。

【土地家屋調査士】導入講義のご感想・ご利用方法

導入講義は最初の最初に一度見たきりなので詳細は記憶できていませんが、土地家屋調査士試験の初学者である私にとっては、試験やその対策の大枠を知る必要があり、それを効率的に知ることができたのは有意義だったと思います。いつまでにインプットを終えて、過去問の択一問題に入って、といった勉強スケジュールも説明していただいていたので、自分の勉強計画を立案するにあたり参考になりました。講師の熱意が伝わってきて、モチベーションを高くスタートダッシュすることができたと思います。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

読み応えのあるテキストの量と動画でしたが、動画が細分化されていたことによって、動画を見るハードルを下がり、ちょっとした隙間時間であっても見ようと思えましたし、「疲れているけれどももう一つだけ見よう」と思えるように作られていました。

さらに、動画ならではのメリットとして、既に身に着けている範囲については倍速や早送りで効率的に時間を使えることができました。逆になかなか頭に入らない分野や、集中がきれて聞き逃しが生じた際には、納得できるまで何度も聞き直しすることができ、ゆっくり聞いて理解を深めたいところは低速にして聞くことで理解を深めることができました。

出題を踏まえた内容となっていることから効率的に学ぶことができ、結果的に時短にもつながっていたと思います。

テキストは見やすく作られており、過去問で出題されたことがある項目はしっかり網羅して記載されていました。講義の内容に関しても、講師が熱意をもって試験対策を研究されているのがよくわかりましたし、内容に精通して自分の言葉で自信をもってご説明してくださっているので引き込まれるように聞くことができました。頻出テーマや疑義が生じやすい点についても先回りして説明されていましたし、滑舌がよく表情豊かにご説明していただいているので、印象に残りやすく退屈するようなことは少なかったように思います。

過去問解説講座（択一・記述）のご感想・ご利用方法

択一過去問は、とにかく数が多いのによく個別に動画を作成されたなと思います。試験年度が異なると類似の問題が重複することもありますが、そのたびに説明をしていただいていたので、何度も繰り返し聞くことができたので、記憶の定着につながったと思います。

テンポよく説明してくださるので、もう一問分聞いてみようというモチベーション保持につながっていたと思います。

記述過去問は、択一との性質が異なることから丁寧に説明していただいていたので、テキストを読むだけでは理解しきれない点についてもご説明いただくことで理解を深めることにつながっていたと思います。

過去問の理解を深めるために、自分で調べてもなかなかわからない点はよく質問をさせていただいていました。即レスが多かったものモチベーション向上につながって大変感謝しています。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

実務ではパソコンを用いて製図するのが主流ですので、手書きで定規を使って製図をするのは学生以来で不安がありましたが、手先が器用かどうか等の個人差があるとは思いますがこの講座を見れば誰でも使い方がわかるだろうなと思える内容でした。学校で講義してもらったらいいのではないかと思うほどでした。道具についても検討に検討を重ねて推奨されているのだろうなと思います。奨めの通りに入手して使用感を確かめるとやはり間違いありませんでした。

［中山式］複素数計算のご感想・ご利用方法

テキストや動画では、交点計算をはじめ、試験で問われる様々な計算の方法を、懇切丁寧にわかりやすくご説明いただいていました。複素数は学生時代に学んだような気がする程度の記憶しかありませんでしたが、まさかこんなところで使用するとは思いませんでした。効率的で間違いにくい合理的な計算方法だと思いますので、編み出した方の名を冠するレベルの発想だと思います。本試験はとにかく時間が惜しいので、効率的に間違いにくい計算方法は非常に大きな武器になったと思います。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

非常に多くのパターンのひな形の対策が用意されていました。記述試験での出題の可能性がない図面の作成を要しないパターンについても記載されており、択一知識の蓄積につながりました。また、アドバンスという位置づけで非常にマニアックなパターンも用意されており、これらも理解を深めることに役立ったと感じています。私は登記申請書を記載するような実務に携わったことはありませんので、未知の範囲であったにも関わらず合格できたので丁寧な説明があったからだと思います。ただ、実務をやっていない立場からすると、Ｒ6の出題では少し変わった書きぶりを答える必要がある出題がありましたので、その点についてはアップデートされることを期待しています。

実践答練のご感想・ご利用方法

まず、本試験の様式の再現性が高い作りでした。アガルートアカデミーの答練で練習していたので、土地家屋調査士試験を初めて受けたにも関わらず、まったく違和感なく受験することができました。細かく感じる方もいるかもしれませんが、私は机のサイズも本番を想定し、使用できる範囲を限定して練習していたくらいだったので、回答用紙のサイズ感やレイアウトは練習の段階から同じものが使えるのはうれしかったです。

内容については、たしか本番の試験より少し難しく設定されていたのかと思いますが、それにより危機感を煽ることができ、試験直前の追い込みにつながったのではないかと思っています。少し難しいといっても、出題されても全くおかしくない内容で、記述についてもあり得るけれども出題されたら困るなという妙なリアルさがあったころが、より危機感を煽るのに効果があったのではないかと思います。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

民法、不動産登記法で改正があったかと思いますが、テキストの差し替えや、改正講座はわかりやすく工夫されていました。改正講座では、改正の背景からご説明いただいていたので、自らリサーチする必要はほとんどありませんでした。会社法人等番号を記載するようになった改正がありましたが、それのために書式ひな形対策のパターンが用意されており、これでもかというくらいに会社法人等番号のパターンが盛り込まれていて入念に対策できるように用意してくれているなと思いました。今回の法改正と結果的に出題された内容については、アガルートアカデミーのテキスト、講座だけで十分対応できたと思います。

直前予想模試のご感想・ご利用方法

直前予想模試は、実践答練に比べてさらに本試験に近いレベル感で作られていたように思います。実践答練で緊張感を持たせて危機感を煽っておき、最後は自信をもって本試験に臨めるように配慮をしていただいているのだろうなと思います。私の場合は直前予想模試でも満足のいく点数ではなかったので、最後までに危機感ももって準備を継続していましたが、最後は自信をもって受験の望めた方が自分の力を出し切ることができる可能性が高まるのでそのような設定をされていることは良いことだと思います。