受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

昨年、転職をしたのですが思いの外、内定まで時間がかかり結構苦労しました。
そのため、今後に備えて何か資格を取得してスキルアップを図りたいと漠然と考えていました。
ちょうどその頃に職場の上司に受験を勧められました。
宅建試験はメジャーな資格ですし、今の職場は不動産業ではないのですが、学習内容が業務に多少関係することもありましたので、挑戦することに決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

まず働きながらの受験勉強になるので、スケジュールが組まれている通学は現実的に厳しいと思いました。
宅建の通信講座を開講している予備校をいくつかあたったところ、他と比べ価格が安く、サンプル講座・テキストがわかりやすそうだと感じたため、アガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

学習方法については、平日は仕事があるため、まとまった時間は取れないのでこまめに勉強するようにしました。
通勤の電車内ではテキストを読み返したり、朝の出勤前や就寝前などには過去問を解いたり、理解が不安な項目の講義動画をもう一回観るなど隙間時間を上手く使うようにしました。
学習時間は平均すると1日あたり30分~60分ぐらいかと思います。
時間が取れない時は、無理をしないようにしていました。
仕事が休みの週末は、ある程度まとまった時間が取れるので、講義動画を視聴していました。
こちらも予定がある日は、ある程度割り切って、過去問を解くだけにしたり、すでに学習済みの分野のテキストを振り返ったり、とメリハリをつけて取り組んでいました。
休日の学習時間は、1時間~3時間ぐらいだったと思います。
本当に忙しかったり気持ちが乗らない日は、全く勉強しない時もありました。
その分、次の日は多めにやることで調整しました。
学習を始めたのは年明けぐらいです。
カリキュラムの順番的に、本来は権利関係、宅建業法の順で進めるようでしたが、権利関係のテキストを少し進めたところ、法律用語にあまりにも拒否反応があったため、先に宅建業法に取り組みました。
ある程度宅建業法を進めて一段落して、理解できている分野が増えてきたら権利関係を進める、また苦しくなってきたら宅建業法に戻るのを繰り返していました。

5月の連休前に法令上の制限、税・その他の教材が届いた時も、馴染みがありそうで取りかかりやすいものから始めるようにしました。
私の場合は、税金関係はわりと取り組みやすかったので先に進めました。
法令上の制限もガイダンスのアドバイスを受け、テキストのページ順通り都市計画法から取り組むのではなく、農地法や国土利用計画法など、範囲が比較的狭いものから始めるようにしました。
「できる」を増やして自信をつけて、勉強に対して苦手意識を持たないように努めていました。
王道のやり方ではないかもしれませんが、自分には合っていたのかと思います。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートのテキストは、とてもコンパクトに作られており、大きさもA5サイズで持ち運びに重宝しました。
必要なことは盛り込まれているけど、情報量が多すぎないので、学習を進めるにあたり心理的ハードルが低く感じられました。
また、講義動画では時折、テキストに記載されていないことも説明してくださるので、余白にメモを取って自分専用のテキストを完成させていくイメージで取り組んでいました。
テキストには元々余白が多めに取られているので、書き込むのにとても便利でした。

講義動画は休日に視聴することが多かったのですが、1つずつがそれほど長くないので、平日でも夕食後など少し空いた時間に視聴することもできました。
講義では、事例や雑談も所々に挟んでいただいていたので、どういう事なのかイメージがわきやすかったですし、単調にならずに飽きることなく学習を続けられました。
雑談があったお陰で「あの時、こんな話をしていたところだ」と学習した内容を思い出すのにも役立ちました。
書く単元の初回にポイントを予め挙げてくれるのも、効率良い学習に繋がったと思います。
テキストには要所要所に図解が掲載されていますが、講師がより見やすくまとめたものを講義動画中に表示してくれるので、理解しやすかったです。
教室通学がある予備校のように、講義回数や学習内容が通信講座の方にも連動して事細かに組まれているわけではないので、自分のペースで学習を進められたのも良かったです。
カリキュラムで決められてしまうと、内容によっては時間内で習得しきれないこともあると思いますが、苦手な項目には時間をかける、すんなり理解できたところはサクッとやって次に進むことが出来たので勉強しやすかったです。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

最初のガイダンスで「過去問、過去問、過去問!」とアドバイスがあったのでとにかく繰り返し解くようにしました。
宅建試験は4択ですが、どの選択肢も正誤が判断出来るように学習しました。

解いて間違えたところ、迷ったところは解説を読むだけでなくテキストも確認するようにしました。
こちらの解説講義も、総合講義同様に事例を上げたり、雑談を織り混ぜながら話してくださるので、記憶に残りやすかったです。
過去問題集にも、テキストと同様にメモ書きをして使用しました。
また、問題解説の合間に解き方や問題文の読み方、注意するポイントも説明してくださるので、有り難かったです。
絶対落とせない問題、消去法でないと解きづらい問題なども教えてくださるので、徹底的に復習する、あまり深追いしないなどと優先順位をつけることができました。
進め方は時間の都合上、その単元が終わったらその範囲を動画解説があるものから優先的に解いていき、解説動画はまとめて視聴することが多かったです。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総合講義のテキスト自体が元々コンパクトにまとまっているのですが、更に最低限必要なもののみに集約されていて、まさに「総まとめ」にぴったりでした。
試験直前期の持ち運びに重宝しましたし、試験当日にも会場で直前の確認に役立ちました。
こちらの講座は、総合講義と講師の方が別でしたので、同じ項目を違う方の目線から解説、注意ポイントを聴けるのも良かったと思います。
総合講義で学習して、覚えたつもりになっていたこと、理解したつもりになっていたことにも気付くことができました。
また過去問を抜粋したものが○×形式で掲載されているので、インプットとアウトプットが同時に出来るのも便利でした。
動画自体は一単元ずつが短時間でまとめられていて、効率良く視聴することができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は9月の中旬ぐらいに解きました。
2時間の本番形式に慣れるには、もう少し早めのほうが良かったのかもしれません。
この時点では合格点には届いていなかったので、不安にもなりましたがどの科目の、どの内容が弱いのかがわかったので、開き直って追い込むことができました。
また解説動画では、予備校ごとに作り手の特色があるので、他の模擬試験も受けてみることをお勧めされました。
それまで他の予備校や市販の教材は一切使用しておりませんでしたが、そのアドバイス通り他の予備校の模擬試験も受験しました。
解いてみると確かに問題文の雰囲気や、突いてくる論点も異なっていました。
本番形式にも慣れることができたし、いろんな問題に触れることで自信に繋がるので良かったと思います。
他社の模擬試験を勧めるのは、なかなか出来ないアドバイスだと思いますが、それだけ受講生に寄り添ってくださっているのだと思いました。

自由記載欄

まさか、今回初受験で合格できるとは思っていませんでした。
アガルートの教材・講師の方々のおかげです。
他の予備校で大原を選択していますが、実際に利用したのは模擬試験のみで、99%はアガルートです。
アガルートを選んだことが、合格の大きな要因だと思っています。
本当にありがとうございました。