受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

不動産管理会社に勤める身として、役立つスキルを取得しておきたいと思ったからです。
2年前、会社からの要請を受けて、管理業務主任者とマンション管理士を取得しました。
仕事にも少し慣れてきたこのタイミングで、さらにスキルアップを図りたいと思い、宅建試験を受験することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

管理業務主任者とマンション管理士を受験した際に、初めてアガルートアカデミーの工藤先生の講座を受講しました。
そのとき、講義がとても分かりやすく、テキストや過去問も使いやすかったため、今回宅建試験を受験するにあたっては、迷わずアガルートアカデミーの講座の受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

アウトプット(過去問演習)に十分な時間を確保したいと思っていたので、インプット(講義の視聴)はスピーディーに終わらせるように意識して学習を進めました。
私の場合、「少しずつ」よりも「一気に」進めたいタイプなので、土日を有効活用し、講義はなるべくまとめて聴くようにしていました。
そうすることで、前後の知識を関連付けながら理解することができたように思います。
そして、平日の細かい隙間時間は、気になったところや不安箇所の復習や問題を解く時間に当てていました。
講義の映像は、細かく短時間で区切られているので、部分的に復習するときにも役立ちました。
アウトプット(過去問演習)では、初めのうちは大半の知識を忘れてしまっていて全然思うように解けないので、一単元ごとにテキストを復習しながら進めました。
テキストを見直して、即問題演習の繰り返しです。
一単元ごとであれば、直前に見たテキストの知識で解けるため、「解く」感覚を掴むことができ、モチベーションも高く維持できます。
これを繰り返していると、自然と選択肢の間違いパターンなども見えてくるようになり、一単元から徐々にボリュームを増やしても、過去問が解けるようになっていきました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

まず何よりも、先生の講義が分かりやすくてありがたかったです。
初めて講義を視聴するときには、先生の話し口調のまま、テキスト内にたくさんメモを取りました。
テキストは余白が多く取られているので、メモしやすいです。
一見するとボリュームのあるテキストの内容ですが、マーカーを引いた大事な部分とメモを見れば、それだけで講義の内容をある程度思い出すことができるようになりました。
特に法律系科目では、難しい表現やまどろっこしい表現が多いので、「要はこういうこと」と先生の分かりやすい言い回しで頭の中を整理していけたのが良かったです。
また、一つの単元が終わるたびに、復習のセクションが差し込まれているのも助かりました。
2回目以降や直前期には、この復習パートだけを視聴することで、短い時間で全体を振り返ることができました。
動画再生スピードも調整できるので、倍速で回していけば、スムーズに学習することができます。
過去問演習では、全ての問題に解説動画があるわけではありませんが、重要な問題について、一つひとつ選択肢のどこが間違っているかを解説して頂けるので、大変勉強になります。
他の問題を自分で解く際にも、単なる正解不正解の結果だけではなく、全ての選択肢に対して、どこが間違っているのかを説明できるように勉強することで、十分な学習の質と量を担保できたかなというように思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

試験のために重要なポイントが、ギュッと凝縮されていると思います。
私は、聞き慣れた講義内容の方が頭に染み込みやすいとの思いから、どちらかというと総合講義の復習セクションを中心に学習をしていましたが、総まとめ講座も全体を振り返るのにとても良い内容だと思います。
テキスト一冊に全ての内容が収まっているので、少し出かける際にテキストを持ち運びしやすいというところもポイントが高いです。
私は、ピンポイントで学習したい部分(暗記すべき数字などを表にまとめて頂いているページなど)を織り込んで目印を付けたりして、通勤時間や何かの待ち時間など、隙間時間にパッとテキストを開いて暗記チェックするというような使い方をしていました。

直前答練のご感想・ご利用方法

実際に時間を計って模擬試験のように使用することで、本番慣れすることができました。
私の場合、時間にそこまで追われることはなかったので、焦らず落ち着いて回答していけば大丈夫、という自信に繋げることができました。
一方、2時間ぶっ通しで問題を解き続けるのは想像以上に疲れ、そのことを体感できたのも大きなメリットでした。
途中から少しずつ集中力が途切れてきてしまう感覚、分からない問題や自信のない問題が続くと、そのことが気になって頭から離れず、目の前の問題に集中できなくなってしまうような感覚。
直前答練の中で事前に感じていたからこそ、本番は「そういうものだ」と割り切って、落ち着いて試験を受けることができたように思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

直前答練と同じような使い方をしたので、内容が重複してしまいますが、本番さながらの環境で利用するのがオススメです。
私は良い点数を取って自信に繋げたいという想いが強かったので、悪い点数を取るのが怖くてなかなか手を付けることができませんでした。
ただ、直前に残しすぎると、テンポ良く体系的に復習できない(問題を解くだけで2時間丸々取られる)のがストレスで、反省点となりました。
やはり直前期は、頭の中を整理する意味でも、テキストの順番通りに、スピード感をもって問題演習をしたいところです。
そのため、模擬試験はそこまで点数にこだわらず、自分の弱点を知るという意味でも早めに受験すれば良かったかな、と今となっては思います。