受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

結婚後、家庭の都合で離職期間が長くなっており、社会復帰する際に何か資格があったほうが自信になると思っておりました。
数年前にFPの資格を取っていたので、少し関連があるもので資格を取りたかったことと、何度か引越しの経験があったので、単純に不動産業界に興味を持ったことが受験のきっかけになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

過去受験した際に、あと1点が足りないという状況が続き、宅建業法や法令上の制限等は暗記でどうにかなるかもしれないと思っていましたが、民法にとても苦手意識が強くありました。
これを克服できないと、次も同じ結果になるだろう、と受験をするか迷っていました。
駆け込みで受験の申し込みをして、独学以外で挑戦してみようと決めてからは、ネット等でいろいろな情報を集めました。
合格率が他と比べて高く、オンラインで学べるというところがポイントでした。
サンプル動画を視聴し、民法に拒否反応がある私でも、すんなり入り込めた講義内容が受講の決め手になりました。

合格体験記・学習上の工夫

過去の受験で自分の弱点が民法だと思っていたので、宅建では民法の深入りは禁物と聞いていましたが、少しでも苦手意識を改善させたいと思い民法から学習を始めました。
サンプル動画でも、とても分かりやすく入り込みやすかった工藤先生の民法の講義は、動画視聴、テキストへの重要点の書き込み、音声データとフルに活用しました。
もう先生の言い回しを覚えてしまうくらい、視聴速度を上げたりしながら何度も民法の音声データを聴いていました。
隙間時間を使って何度も暗記するつもりで聴き続けたのが、とても役に立ちました。
実際、本試験の時には、私の頭の中で工藤先生の講義が流れることが何度もありました。
講義は、ライブ動画ではないので一方通行な講義を想像していましたが、まるで実際に授業を受けているような身近さがあったのも苦手な民法を続けられた秘訣だと思います。
1講義20分前後というのも、1日1講義は視聴するという目標をクリアしやすかったです。
「ここは全部大事です!」、「宅建ではここまでは問われることはないと思います。」というように、やるべきところのメリハリをつけられたのが、数十年ぶりの塾のようで学生気分になり、試験勉強は厳しいと思いつつも楽しい時間でもありました。
なかなか覚えられない場合についての先生のアドバイスのとおり、とにかくどこでも覚えられるように、暗記したいところは携帯で写真を撮りました。
いつでも見られるようにするのは、宅建業法の35条、37条の細かい違いや、法令上の制限などの暗記ものでは、とても役に立ちました。
9月に入り、本格的に過去問を始めましたが、少し前に講義を視聴したところなのに記憶は抜け落ちていて焦るばかりでした。
過去問は問題が見開きページ、解答は必ず次のページを開くと見えるようになっているので、地味ながら、ストレスフリーでした。
年ごと50問ではなく、単元ごと1問ずつ構成されていたので、効率良く、じっくりと問題に取り組めました。

過去問で間違えた箇所はきちんと解説を読んで、演習総合講義で確認。
2巡目も間違えた問題は再度演習総合講義視聴、演習総合講義テキストの参照箇所を過去問の解説にメモ、3巡目はABランクの問題だけ1肢ごとに解くつもりで解答し、間違い問題の正解肢、間違い肢、不安な肢だけ書き出してまとめてテキストに自分の間違いの癖を書き込みました。
その後は、宅建業法のABランク問題のみ、法令上の制限のABランク問題のみ、1回以上間違った問題、息抜きを兼ねてCランク問題といろんなテーマを決めて過去問を解き、演習総合講義を倍速で視聴、民法はいつでも空いた時間に演習総合講義を観たり聞いたりしていました。
過去問はできるだけ多く回数をこなそうと思いましたが、実際には何となく問題と解答を覚えてしまっている感じもあったので、過去問を解くことよりも丁寧にインプットの見直しを心がけていたことが、初見の問題を解くことに役立ちました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

1番苦手意識のある民法から始めました。
8月からスタートしてあまり時間の余裕がなかったため、まずはオンライン講義を順番に視聴し、工藤先生の板書で重要な部分をテキストに書き込んで、演習問題まで終えたところで、理解できない部分は1.5倍速で再度講義を視聴しました。

思ったより時間がかかってしまい、意思表示、時効、相殺、保証、区分所有法、不動産登記、借地借家、相続など頻出分野を優先的に音声データのダウンロードをして、移動中に聴いていました。
工藤先生の親しみやすく丁寧な解説に飽きずに何度でも視聴したおかげで、なんとか民法の問題を解くときは図を描けるようになりました!
最初の私は、民法の理解には簡単に図を描けるように!というおススメ学習すら四苦八苦していたので、講義を視聴しながら図を描けるようになる頃には、ほんの少し民法の手応えを感じることができました。
宅建試験でのハイライトである宅建業法は、肝心の35条、37条の細かい違いに大いに悩まされました。諦めずに講義を視聴し、何度もテキストでまさに一字一句追うように間違いやすい部分を何度も読んで、ある日突然開けた感じがありました。
そうなると本当に得意分野になると思います。
法令上の制限は工藤先生がおっしゃるとおり、回数をこなせば慣れます!
どの科目も演習総合講義でのインプット、アウトプットの繰返しが重要でした。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は、演習総合講義を一巡してから使い始めました。
演習総合講義を終え、過去問を解き始めたら、思いの外解けず、焦りを感じていました。
そんな時に、隙間の時間で気分転換も兼ねて講義を視聴し始めました。
林先生の淡々とした解説と「ここはこれで十分です」などのアドバイスで、学習範囲の取捨選択が明確になりました。
膨大な学習範囲と試験日までの日数を思い焦り始めていた私には、かなりの安心材料になりました。

テキストはとてもコンパクトにまとめられていて、ちょっとした記憶の確認にとても助かりました。
特に、民法での暗記でカバーできる部分、宅建業法の35条、37条の区別をしにくい部分、税その他などコンパクトにまとめられていて助かりました。
また、自分の学習の抜けも確認できて、知識が曖昧な点は再度演習総合講義の視聴に戻って、とまさにジグザク学習のきっかけになりました。

直前答練のご感想・ご利用方法

9月中旬、過去問を2巡したところで直前答練を使いました。
過去問をベースにした内容だったせいか、予想以上の高得点を取ることができて驚きました。
なかなか手応えがない日々が続いていたので、直前答練での結果でモチベーションを上げることができました。
これまで、過去問を解き続けていると、問題と解答を無意識のうちに記憶してしまっている印象がありました。
同じ学習方法では合格できない気がしたので、問題の選択肢ごとに一つ一つ解答を精読しました。

消去法でなんとなく正解を出している問題でも、一つ一つ解いていくと記憶の曖昧さが出てきて、再度確認することにより自分の不得意な部分が判明しました。
また、本試験と同じ問題数となっているので、もう一つの模擬試験として使うことができました。
時間の配分の練習に非常に役立ちました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

演習総合講義、過去問、直前答練の後の最後の腕試しとして9月下旬に挑戦しました。
本番で初見の問題を解く場合、どうしても1問1問に時間をかけてしまうので、そんな状況でも、きちんと時間配分を守るトレーニングにとても有効に使えました。

前回の試験でも、ついつい諦めが悪く一つの問題に固執してしまって時間配分の大切さは痛切に感じていました。
林先生の解説動画では、試験のテクニックがたくさん詰め込まれていました。
「こういう問題は、場合によっては飛ばしても良いです。」などかなり大胆なアドバイス、追い込みに向けてメリハリの利いている中でも、励ましの言葉も散りばめられていてとても勇気づけられました。

また、模擬テストについては、各予備校、先生のカラーや好みが出ているので、余裕があれば他社さんの予想問題も挑戦してみるのも良いというアドバイスどおり、深入りしない程度で利用することは有意義でした。
なんとなくパターンを読めた問題に対しての解答と、初見問題に対する対応では大きく違いました。
もちろん、初見問題やちょっと意地悪い問題に慣れるのは大事ですが、あくまでも、基本は演習総合講義と過去問で基本に忠実に!!!
まさにそのとおりでした。

自由記載欄

工藤先生、林先生、横田先生、本当にありがとうございました!
質問制度を利用させていただき、非常に参考になりました。
ホームルームはちょっとした息抜きになりました。
学習スタートが遅かった私には、その月の話題に追い付かず焦ることもありましたが、学習のポイントや、不安解消、演習総合講義には載っていない解説もズバリ本試験で出題され、どれも無駄にならないものでした。
通信講座にもかかわらず、こんなに叱咤激励された気分になるとは思いませんでした。

2か月半と学習時間を集中できたのは、過不足ないテキストと工藤先生、林先生の講義の賜物だったと思います。
もう講義を視聴できないので少し寂しいくらいです。
本当にありがとうございました!