受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

行政書士事務所として関与先のお客様が、新たに宅建業の許可申請を希望されて、その業務を受任したことを契機として、宅建士の資格や知識に大変興味が湧き、行政書士受験生の時に培った民法の知識も受験上のアドバンテージになるのではないかと思い受験しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士の試験勉強の時に、アガルートの豊村講師の講義がとてもわかりやすく、面白くて飽きなく、記憶にも残りやすい内容であったため、行政書士の合格は、アガルートアカデミー様のおかげと思っており、アガルートアカデミー様には、絶大の信頼があるため、受講しました。

合格体験記・学習上の工夫

仕事時間と学習時間の兼ね合いをまず最初に考えました。1日の確保できる学習時間を割り出して、アガルートのボリュームのあるカリキュラムからできるものと、できないものをよくよく吟味して取捨選択しました。

宅建試験の近年の出題傾向の情報から、過去問題集をひたすら回す学習方法では、合格点は取れないと思っていましたが、一度も過去問を解かないのもまずいと思い、宅建業法と5問免除科目に絞って過去問を1回転だけさせました。

権利関係は、特に民法10問は過去問からの出題はあまりないので、過去問は回さずに、テキスト知識の記憶一本にしました。過去問全てよりテキストのほうが、知識を網羅しているからです。行政書士試験でもそうなんですが、毎年の出題数が9問とか10問だと、条文数や判例の多い民法範囲を過去問だけではカバーしきれず、未出知識はテキストで勉強するほうがよいと考えました。

宅建業法は、肢が聞いている知識は同じでも、問われ方が変わると解けなくなる弊害を排除するために、過去問は一度解きましたが回すことはしませんでした。法令上の制限・税その他は、暗記科目のイメージがあったので、直前で詰め込んでなんとかなりました。5問免除科目は、免除者が既に5点を獲得しているので、1点でも落とすと大きいので5点を目指して勉強しました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

ご担当の工藤講師は、私が行政書士試験に合格した年くらいに、アガルートアカデミーの講師に就かれたと思います。とても緊張されていた印象で林講師が保護者のようにフォローしていたような記憶があります。数年後に宅建でお世話になるとは、その時は思っていませんでした。

講義の時の声が聞き取りやすく、重要ポイントは何度も何度も強調して説明されるので、記憶に残りやすかったです。

テキストの説明している箇所を、なぞってからすぐに消えるペンで説明するかたちで、毎回講義が進行しますが、最初はあの消える感じに慣れなくて、年のせいか少し頭がクラクラしていましたが、すぐに慣れていきました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

私の総まとめ講座の利用方法は、机に座って勉強するかたちではなく、再生速度を上げて、部屋でBGMのように流す利用の仕方でした。

本試験の当日に正解率60%以上の問題を何問かは落としても、ほぼほぼ正解することができれば試験には合格すると思いますが、正解率60%ということは、基礎知識を問う問題がほとんどだと思います。

総まとめ講座は、その基礎知識の総ざらいですので直前期にとても効果的な教材だと思います。模試などで成績がよくても本試験で失敗するパターンでは、直前期に基本知識がどんどん抜けていって記憶があいまいになっていき、失敗する受験生も多いと思います。

総まとめ講座で、ながら勉強ではありましたが、基礎確認ができました。

直前答練のご感想・ご利用方法

直前答練に関しましては、第1回と第2回と合計で2回分の教材提供となっておりますが、問題形式がいずれも50問で、出題構成も問題の順番も本試験と同じ内容になっていますので、アガルート宅建のカリキュラムは、模擬試験が3つあると思ってよいと思います。

特筆すべき点としましては、今回の令和5年の本試験にて、正答率の低い問題がなんと的中していたことです。これはとてもすごいことです。

まず、第1回直前答練、問48統計問題です。本試験では宅地建物取引業者数の12万9千人という数字を記憶していないと正解できないという出題傾向を変える問題が出ましたが、見事的中です。

第2回直前答練では、本試験の抵当順位が変更された時の配当額の計算問題も見事的中。2年連続の印紙税の出題も当てていました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験につきまして、まず民法ですが、相殺・意思表示・抵当権のオーソドックスなテーマ・不法行為・相続・共有の出題は、私も確実に押さえておかなければならないところだと思っていましたので、とてもよい構成だと思いました。税その他は、直前答練2回分も含めて不動産取得税と不動産鑑定評価をひたすら推してる方針がさすがでした。(的中しました)

景品表示法は一棟リノベーションが、土地は後背湿地が的中しました。

宅建業法については、行政書士試験の行政法と同じで、ヤマを張る科目ではないと思いますので、まんべんなく学習する科目だと思います。

市販の模試は、古い問題の使い回しの場合が多いと思いますが、アガルートの模試は、試験傾向を考えて出題されていると思いますので、知識の定着度合を知り、自分の知識の穴を見つけるには最適の模試だと思います。