受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

コロナ禍で自宅にいる時間が多くなりました。
外出できず、旅行などにも行けなくなり、せっかくの時間を無駄に過ごすのではなく、有意義に活用したいと思いました。そこで何か資格を取ろうと思い、行政書士を取得しました。
勉強して他の資格にも興味がわき、内容が重なる宅建試験に挑戦することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

以前、行政書士試験に挑戦中に、豊村先生の記述講座をとって非常に満足していました。
アガルートさんに対しての信頼もあり、宅建講座もラインナップがあったので申し込みました。価格も安く、合格実績も高いので、独学でやるより、合格する確率が上がるし、一発合格を目指したからです。

合格体験記・学習上の工夫

まず合格するための得点取得戦略を立てました。
私は3月から勉強をスタートして、約7カ月というわりと長い期間がありました。権利関係の民法は行政書士試験の貯金があったので重視すべきは宅建業法でした。宅建業法の目標は18点に設定し、少しずつテキストと過去問を合わせて学習しました。
4月と5月は会社が忙しかったので、ひととおり終わったのが6月ぐらいだったと思います。
それから宅建業法をまわしつつ、権利関係、法令上の制限、税を学習し、全範囲を網羅したのが、確か7月ぐらいだったです。それから模擬試験を行い、総まとめ講座をまわし始めたのが9月ぐらいだったです。実は賃貸不動産経営管理士試験の学習も、8月末からアガルートさんの講座で学習しており、大変でした。そうした中でしたが隙間時間を有効に活用し、過去問中心に学習しました。
分からない論点はテキストで該当箇所を探して確認しました。そういったことを繰り返していくうちに力がついてきたと思います。
私は会社員でテレワークがないので出社前、朝に勉強していました。夜はどうしても疲れて眠くなるので遅くまで勉強していませんでした。
朝型ですが、人によると思います。総学習時間約450時間でコツコツ毎日勉強を続けて合格しました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

小林先生の講義内容がコンパクトで非常に良かったです。
宅建業法の学習から始めましたが、必要のないことは言わずに、過去に出題された論点を中心に説明されて分かり易かったです。
よく講義でテキストの説明をしたあとにすぐに過去問を解きなさいとおっしゃっていたのが印象的です。
まずは過去問を解く、そしてテキストに戻る。必要があれば再び講義を聞く。こういったサイクルを繰り返したことが知識の構築につながっていきました。また、アガルートさんのテキストは薄く、大きさもコンパクトで持ち運びに便利でした。本当に絶妙な大きさで、カバンにすっぽり入ります。私はよく持ち歩いて外でカフェや図書館で隙間時間を見つけて勉強していました。
テキストはフルカラーで見やすいのでよいです。白黒だと読む気が失せるのでよかったです。
さらに小林先生の講義で印象的なのは難解な論点をまとめるのが上手いことです。法令上の制限で用途地域があるのですがパワーポイントを活用されスッキリまとめていただき、覚えやすかったです。語呂合わせも暗記には必須で何個かありますが、じゅんこが商う料理店などいろいろありよかったです。
隙間時間といえば音声をダウンロードして流して通勤中に聴いていました。自然に耳に入ってよかったです。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問集は私の学習のメインに使用していました。最初は分からなくてもとにかく解いてみることを重視しました。まずは一通り終わらすことを目標に進めていきました。
何回か繰り返してようやく3回転ぐらいに論点が頭に浮かぶといったところでした。さらに回転して6回ぐらい回すころには一つの問題まで正誤判断がつけれるまでになりました。間違ってしまう問題には付箋をつけていき、最終的にはそれが取れるまで繰り返しました。
分からない問題はfacebookの質問を何回か活用しました。1日以内に回答があり、非常にありがたかったです。
林先生の説明も難解な言葉を敢えて言わずくだけて説明されているのが良かったです。やはり宅建試験は過去問を固めていくことは王道だと思いました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は試験会場に持参した唯一の教材で、試験開始のギリギリまで見ていました。試験学習期の終盤にメインとさせていただきました。
この教材は非常に良かったです。何より薄いのが良い!本当に必要な論点をまとめられて私の合格に大きく貢献していると思います。
私は過去問中心の学習でしたが、何回も間違う論点をこの総まとめ講義のテキストに書き込み、情報の集約を一元的に行いました。
科目ごとに分かれるのは何か集中できないと思います。とにかく何か分からない論点があれば書き込み、これを見るようにすればなんとかなるようにしたかったのです。試験超直前期にはこちらばかり見ていました。
外に手軽に持ち運びできるので、隙間時間にパッと開いてよく重要事項説明35条を見ていました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートさんの模擬試験は9月に本番を想定した形で行いました。時間も午後1時から3時まで設定して行い、飲み物も飲まずに鉛筆でマークシートを塗るというような文字どおり本番のシミュレーションです。
やはり試験慣れすることは必要条件です。解く順番も決めていました。宅建業法、免除科目、権利関係、法令上の制限、税金といった順番です。模擬試験は課題を設定し、1時間40分以内に解く、マークミスをしない、問題のマルペケを勘違いしないことでした。こういった意識を本番前にすることは大事です。おそらく、本試験でもマークミスやケアレスミスはなかったはずです。
模試の問題であやふやなものに印をつけてその論点を全般的に見直すことはしましたが、論点が浮かぶ問題は特に何もしませんでした。
苦手分野を洗い出すといったことを目的にし、アウトプットは過去問でした。