受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

不動産会社の太陽光の事務として勤務しており、営業とは程遠い存在だったのですが、ある日たまたま資格に関する情報をインターネットで目にし、これから自分が不動産業でステップアップしていくためにも資格が必要であると強く認識するようになりました。
それからyoutubeなどで勉強方法を確認し、みんほしの赤と黄を買って、独学で勉強するようになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

宅建は、独学で行けるとの認識があり、金銭的な負担も大きいことから、積極的な受講は考えておりませんでした。しかし、並行して進めていた行政書士の勉強の過程で、行政書士試験の合格特典のあるHPを拝見させていただき、行政書士試験の講座を申し込まさせていただきました。そこで宅建試験の講座のことも目にし、合格特典を享受するために併せて申し込みを行いました。

合格体験記・学習上の工夫

まず何といっても、日々の生活時間のコントロールに力を入れました。
同じ時間に寝、同じ時間に起きる。朝、夜を勉強し、車に乗る時の隙間時間も活用するなどです。宅建試験が最初の受験だったこともあり、日々の時間管理はなかなかうまくいきませんでした(今では夜12時、朝5時の生活が完全に板についています)
それに合わせて、一気に部屋を整理し、勉強に集中できる環境作りに専念しました。机・椅子・照明を買い、勉強で疲れた体をストレッチさせるグッズを買い、アロマなども取り入れました。
次に、日々の仕事で宅建取得するとどうなるかを強く意識し、業務の中で目にした重説や媒介契約書、契約書など食い入るように見るようにしました。また、店舗内の宅建業に関する表示などもよく見ていました。
社長からの依頼で、代金決済を行うこともしばしばあったので、登録免許税や公租公課の日割り計算も行い、税金関係も意識して勉強するようにしました。
加えて、物件調査の際には、都市計画法や建築基準法は毎回使うのでかなり意識して勉強しましたし、国土法届出や農転5-1の許可申請をよくやっていたので(なんと今年の2月に不動産会社に就職して、農地法や届出など全く知りませんでした)、実務の知識が勉強にかなり役に立ちました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

宅建の学習は早め(8月頭頃)に始めたものの、行政書士の学習に全力を挙げていたので、日々の勉強時間は専ら行政書士の学習に充てていました。その間FPの学習などもしていました。
本格的に、学習に取り掛かったのは2週間前のような気がします。
かなり時間がなくて、正直消化不良感は否めませんでした。
そんな中で、総合演習講義のインプットに時間をかけ、アウトプットはほとんどできなかったような気がします。
過去問は、配布のものを使う時間がなく、元から使っていたみんほし黄を一周した程度でした。
今思うと、まんべんなく学習しすぎていた気がします。もっと宅建業法の知識を固めておけばよかったと試験の時に痛感しました。税などの分野は、しっかりやっても記憶に定着しにくく、勉強していたところもほとんど出てきませんでした。
超短期合格のためには、勇気をもって捨てるという決意も大事だったように感じます。
その他、講座を受講してすごくよかったという点は、とにかく講義をみてわからなくても前に進んでいくということだと思いました。初めての学習というものは、何から何まで新しいので、重要なこととそうでないことのメリハリもわからないし、途中でつっかえて止まってしまうことも多々あると思います。それでも、動画にあせて学習し、よくわからないけど前に進んでいくという学習が大事なように感じました。
2回3回と繰り返すことで身につく知識というのは多々あると思うので、今後の勉強にもそのような姿勢を役立てたいと思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

こちらも時間がなく、すべて受講できなかったように思います。
とりわけ、民法などは総合講義の学習がほとんどできなかったので、こちらで学習させていただきました。内容がコパクトで持ち歩きやすく、極めて有意義であったように感じます。
宅建諸学の場合、都市計画法・税金などはすごくよくわからないですし、とにかく範囲が広いように感じます。そんな中、全体像を把握でき、何度も繰り返せるようになっているこの講座はとても有意義だったように感じます。
私も、試験日の電車の中でDLした音声で最後の学習をしていました。総まとめ講座は、マン管・管業でも同様にありましたが、直前期に一気に早まくりできるので非常に重宝し、また一通り確認したぞという安心感も持てました。

直前答練のご感想・ご利用方法

こちらは、超直前期に時間がなくパラパラと目を通しただけですが、紙面やマークシートの実戦形式が役に立ったと思います。また、統計問題や免除科目(建築構造など)をおさえるのにも役に立ちました。
特に、実際の試験の50問の構成が、どのような順番になっているのかを把握するのに有意義でしたし、実践的にどの問題から解くべきかを強く意識させられました。
私の場合、宅建業法はそれなりにやっていたのですが、過去問の演習がかなり甘く(ある意味簡単だから大丈夫、それより知らない知識を学習しようという傾向が強かった)ので、最悪の場合に備え、自分の得意な問題をはさみながら宅建業法の問題を解くようにしました。
まず、5問免除系の問題に目を通し、それから宅建業法を解きながら、疲れたら得意科目の民法をやったり、なじみのある法令制限の問題を解くなどの戦略を立てました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

こちらも時間がありませんでしたが、試験前日に利用し、時間配分等の確認に利用しました。あまり採点結果は良くなかったような気がします。直前の実戦で、どこが自分は不安なのかを洗い出し、そこを再度復習する目星をつけるのに活用したと思います。
ただし、私の場合に行けなかったのは、あれ税金がよくわからないぞと思い立ち、税金を頑張って勉強してしまったのは失策でした。直前期は、すべてを一通り確認するのではなく、出題頻度の高い問題/勉強時間のにあわせて部分的な補修をして、しっかりとした土台を作っていくのが大事なように感じました。
とりわけ宅建業法は、知っていればすぐに足が切れたりしますし、変なひっかけにも迷わず回答できるようになるので、そちらの知識を固める方が先だったと本試験で痛感しました。
あやふやな知識(理解度7割程度)は試験では全く役に立ちません。あやふやな知識の土台を過去問演習でしっかりと固め、ひっかけにも揺るがない知識(理解度9割程度)を数多く作ることがとにかく大事だと感じました。