受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

合格体験記・学習上の工夫

講座を申し込んだのは昨年2月。子供はまだ生後6ヶ月くらいだったので、なかなかまとめて時間を作ることは難しい状況でした。不動産関係の知識が全くないなかで始めたので、最初は講義を聞いても日本語なのに全然わからず戸惑いました。

「とにかく過去問」ということを小林講師が言っていましたが、理解することができないのに問題なんて解けない!とずっと講義ばかり見ていて過去問を解いていなかったことは、後々後悔することになりました。試験までかなり時間があったことや初めての子育てでなかなかリズムが掴めず、結局夏頃までだらだらと講義動画を見るだけの状況になっていて、気がつくと試験の申込締切が差し迫っていました。

もう諦めてしまおうかと思いましたが、夫からせっかく少しでも勉強したんだから試験は受けるだけ受けてみたらと提案され申込み、運良く?12月の試験となりました。

受験手続きを済ませると、申し込んだからには合格したいと元来の負けず嫌いな性格に火が付き、子どもも1歳を迎え生活にリズムができていたので、昼寝時間に約2時間、夜寝かしつけ後に2時間くらい毎日勉強に励みました。寝かしつけ時にも講義動画の音声を聞いていました。

学生時代から、とにかく質より量の勉強方法だったので、一通り講義動画を見終わったあとは、ひたすら問題集を繰り返し解き、間違えたところは覚えるべき点を問題集の解答ページに書き込むことで、問題を通して頭の中を整理し定着させていきました。

11月に入ってからはどのくらいの点数を取れるか確認するために年度ごとの試験問題を10年間分取り組み、35点前後という状態。10年間の問題は問題集で見たことのあるものも含まれているので、なかなか合格は難しいかもしれないと不安になりました。ただこの状況で出題頻度の低い難問に手を広げるよりも、これまで勉強してきた内容を確実にする方が、もし不合格となっても悔いが残らないだろうと考え、それまで通りの勉強を繰り返しました。

本試験当日は、マスク着用のせいか緊張のせいか、集中力が途切れ朦朧とするなかで、なんとか必死に問題を解き、終わった時にはもうフラフラでした。

しかし自己採点してみると、過去問で解いたどの試験問題よりも高得点の44点を取ることができていて、自分でも信じられなかったです。

振り返ると9月半ばからTwitterで今日の勉強報告を始めたところ、同じく宅建試験合格を目指す仲間ができたことは心の支えになったと思います。

今日は勉強したくないと思った日も、活動報告ツイートをすることをモチベーションに勉強したり。コロナの育休中でとにかく1人の時間が長く孤独な戦いになりがちでしたが、やはり諦めないこと、ひたすら繰り返すこと、モチベーションを保つ工夫をすることは大切だなと改めて感じました。

総合講義のご感想・ご利用方法

小林講師の講義はとても楽しかったです。不動産関係の知識がゼロだったので、最初は正直よくわからないこともあったのですが、話し方やテンポが良く、難しくてもう無理!とはならずに試聴できて、勉強開始当初からすっかりファンでした。

似たような用語が多く理解できないことは、ノートに表のように書き出してまとめてみたりもしましたが、ここに時間を使いすぎてしまうと結局問題が解けないという事態になってしまうので、ある程度までにとどめておくことが必要だと感じました。

ひとつ残念だったのは、講義の内容は最新になっていて試験に出そうな法改正のポイント等にも触れられていましたが、各章の終わりにある確認テストが必ずしもアップデートされていなかったことです。

Facebookのコミュニティを通して質問しましたが、そのことに気づいていないのか、そもそも調べるつもりもないような様子で「それは●●の問題です、ご確認ください」といった回答。そして私がもしかしたら法改正前はこの答えだったのではと気付いてコメント返信すると、「その認識であってます」というような、誠実とは思えない対応でした。試験が迫ってきて自分の理解が正しいか確認したいというのは自然な感情ですし、質問対応は元々プランに含まれていたはずなのに…と悲しい気持ちになりました。

過去問解析講座のご感想・ご利用方法

全ての過去問集を通しで3回解き、間違えた問題のみを抽出して解き直しました。正解は選べても、他の選択肢のどこが間違っているのかがわからない問題は不正解とし、自分で解説できるようになることで正解にするなど、選択肢ひとつひとつを丁寧に確認しました。

そして覚えるべきポイントは解説ページの空いているところにメモをし、何度も問題を解いたあとも、そのメモだけを見れば知識を定着できるようにしておき、何度も見直しました。

問題ページの裏に解答解説ページがあるつくりは、外出時にもサッとバッグから出して確認ができるのでとても使いやすかったです。

解説動画は解説ページに載ってる内容とほとんど変わらなかったので試聴しませんでした。もしかしたら私が見た動画がたまたまそうだっただけかもしれませんが、文字情報以上のわかりやすい捕捉があると理解が進んで良いのではないかと感じます。

模擬試験のご感想・ご利用方法

過去の本試験は宅建.comを利用して10年分解いていました。ただ過去問集で既に解いていた問題も多数含まれていたので、純粋な実力試しのためにアガルートのヤマ当て模試は前日に解きました。

そんなの知らないよ!という意地悪な問題はなく基本に忠実な内容で、とても解きやすく得点は45点でした。どの過去問や他の予備校の模擬試験でも40点以上取ったことはなかったので、自信がつきました。実際の本試験でも44点だったので、問題は違えど点数予想としては当たっていました。

最近はYouTubeで無料で、10月の試験を受けて12月試験の問題の傾向やヤマ当てを公開されている方も多く見られるので、受験生のフォローアップとして今後ご検討いただけると、周りの宅建試験にチャレンジしたいという友達にも勧めやすいなと感じました。

受講されていたカリキュラム