社会保険労務士(社労士)として転職する場合、どの転職エージェントを利用すべきでしょうか。

企業内社労士としてキャリアアップしたい・実務未経験で他業種から社労士になりたいなど、方向性によって最適なエージェントは変わります。

当コラムでは、社労士におすすめの転職エージェントについてランキング形式で13社紹介します。

エージェントを選ぶ際のポイントについても併せて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

社労士の転職エージェントおすすめランキング13選

社労士の転職におすすめの転職エージェントは、以下の13社です。

  • アガルートキャリア
  • ヒビコレ
  • MA-Agent
  • ヒュープロ
  • BEET-AGNET
  • ジャスネットキャリア
  • ビズリーチ
  • リクルートエージェント
  • マイナビAGENT
  • doda
  • パソナキャリア
  • エリートネットワーク
  • type転職エージェント

アガルートキャリア

引用:アガルートキャリア
運営会社株式会社ファンオブライフ
料金無料
特徴・士業の転職支援に強みを持つ、専門特化型エージェント
・希少性の高い求人を保有
・非公開求人あり
サービス内容・ヒアリングと求人紹介
・履歴書や職務経歴書の添削
・面接対策やスケジュール管理
・面接結果のフィードバックやアドバイス
・条件交渉 など

アガルートキャリアは、法務や管理部門人材の転職支援に特化した専門型の転職エージェントです。

2020年スタートの比較的新しいサービスながら、専門性の高さやレア求人の豊富さによって年々存在感を増しています。

法律系資格取得に強みをもつ「アガルートアカデミー」と同じ運営元という点もポイント。

アガルートアカデミーで社労士資格を取得したら、アガルートキャリアで求人を提案してもらうといったワンストップなサポートを受けることも可能です。

さらに、取り扱い業種の専門性が高く、独自の業界ネットワークを構築している点もアガルートキャリアの魅力。

他社では見つからない求人もアガルートキャリアでなら見つかる可能性があります。

サポート内容も、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策、スケジュール管理と隙がありません。

年収などの待遇交渉も依頼可能。

すでに社労士として仕事をしている方はもちろん、実務未経験の方でも安心して転職に挑戦できるでしょう。

「リモートがいい」「副業したい」など、社風や勤務形態などの希望も反映可能です。

アガルートキャリアを利用して転職成功した人の口コミ

以下のとおりサポートしていただいた結果、複数社から内定をいただくことができました。

迅速かつ丁寧で安心できるご対応をしていただきましたので、友人等が転職活動を行う際には、是非ご紹介したいと思います。

(1)初回面談・職務経歴書等の添削

転職活動の軸・方向性について丁寧にヒアリングしていただいた結果、自分自身でも解像度が高まり、端的でクリアに言語化することができるようになりました。

また、履歴書・職務経歴書の書き方についてもご助言いただき、作成・ご共有後はスピーディーにコメントバックしていただきました。

(2)求人案内

転職活動の軸・方向性にマッチする求人を多数ご紹介いただくとともに、当該求人に関する私からの面倒な質問にも大変丁寧にご回答いただきました。

また、私にマッチしそうな求人企業に対し、私の簡単な経歴を匿名でお伝えいただき、カジュアル面談の機会を作っていただくなど、情報収集の機会を積極的にご提供いただきました。

(3)応募先企業との調整

応募後の応募先企業とのやりとりも、とてもスムーズに進めていただきました。

また、オファー条件に関する交渉を行っていただいた結果、当初の想定よりも良い条件でオファーをいただくことができました。

(4)その他

応募先企業の採用面接前に、別のご担当者様に模擬面接を実施していただきました。深掘りがお上手で、自分でも認識していなかったアピールポイントに気づくことができ、本番の面接でもその点をアピールすることができました。

また、(ファンオブライフ様にはメリットがないはずであるにも関わらず、)私が先んじて直接応募してしまっていた企業の選考に関してもアドバイスいただき、大変参考になりました。

引用:https://agaroot-career.jp/lawyer/5955/

アガルートキャリアはこんな人におすすめ

  • 専門型の転職エージェントを利用したい人
  • 質の高い求人と出会いたい人
  • 書類の添削・面接へのフィードバックなど、豊富なサポートを受けたい人
  • 年収などの交渉を代行してほしい人

ヒビコレ

引用: ヒビコレ
運営会社株式会社ヒビコレ
料金無料
特徴・社労士向けの転職に特化した求人広告サービス
・未経験者向け求人も豊富に掲載
サービス内容・求人掲載
・多様な就業先タイプから検索可能 など

ヒビコレは社労士の転職に特化した求人広告サービスです。

実務未経験者向けの求人を多数取り扱っているため、総合転職サイトでは求人が見つけにくいと感じる方におすすめ。

社労士事務所以外にも法律事務所やコンサルティング会社といった括りでも検索することができ、最適な求人とスムーズに出会えるでしょう。

社労士専門ということで、事務所や企業側も熱心に人材を探している可能性高め。

会員登録時に詳細なスキル登録を行うことで、企業側に法務人材としての魅力を伝えましょう。

就業規則作成など社労士ならではのスキルはもちろん、関連資格の保有やオフィスツールの操作スキルまで、詳しく登録しておくとよいでしょう。

マッチ度が高いと判断されれば、企業側からスカウトされることもあります。

ただし、ヒビコレはあくまで求人広告サービスのため、一般的な転職エージェントで受けられるようなサポートには希薄です。

応募書類の添削や面接対策、スケジュール管理なども行われないため、採用フローをサポートしてほしい方にはおすすめできません。

社労士の実務は未経験でも社会人としてある程度経験を積んでいる方であれば、自由度の高い転職サイトとして活用できるでしょう。

ヒビコレはこんな人におすすめ

  • 社労士向けの求人だけを探したい人
  • 社会人としてある程度経験を積んでいる人
  • サポートなどが不要で、自由度の高い転職活動をしたい人

MS-Agent

引用:MS-Agent

運営会社株式会社MS-Japan
料金無料
特徴・士業と管理部門の転職に特化した専門型エージェント
・転職支援実績35年超の老舗
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策
・座談会/セミナー など

MS-Agentは転職支援実績35年超の老舗エージェントです。

転職業界で長く運営されてきた分、上場企業とのコネクションも豊富。

士業・管理部門に向けた質の高い求人を多数取り扱っています。

MS-Japanでは、アドバイザーが求職者のキャリアプラン構想から伴走してくれます。

就業形態やキャリアパスなどの希望に応じて、最適な求人を選定。

登録されている求人の9割ほどが未公開求人のため、単純な検索では辿り着けない求人を提案してもらえる可能性もあります。

転職者向けの業界別座談会やセミナーも豊富に開催されており、情報収集の場としてもメリットあり。

本格的な転職活動を始める前に現状の不安を相談するといった活用が可能です。

特に社労士の実務未経験の場合は、最新の業界情報を仕入れたうえで対策を練るとよいでしょう。

希望すれば模擬面接も実施してもらえます。

本番で出そうな質問を想定しておきたい・面接スキルに不安があるといった場合は積極的に活用するとよいでしょう。

MS-Agentはこんな人におすすめ

  • 運営実績の長い転職エージェントを利用したい人
  • 非公開求人から転職先を探したい人
  • 業界の情報収集をしたい人

ヒュープロ

引用:ヒュープロ
運営会社株式会社ヒュープロ
料金無料
特徴・士業/管理部門の転職に強み
・社労士事務所の扱いが大きい
・ヒュープロ診断/web履歴書作成などのツール
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策
・条件交渉 など

ヒュープロは士業・管理部門の転職に特化した専門型の転職エージェントです。

士業系の中でも社労士事務所の扱いが大きいため、有資格者であれば求人を検索しやすいでしょう。

ヒュープロは士業や管理部門人材が多忙な業務のかたわらでも転職活動がしやすいサービス設計をウリにしています。

利用開始時は、わずか10分で現状の市場価値を測定。

所属アドバイザーの専門性が高いため、短時間でも適切に求職者のスキルや業界内の需要などを診断できます。

さらに、便利なツールやサービスも充実。

希望条件から最適な求人を診断してもらえる「ヒュープロ診断」・入力情報から応募書類を作成できる「web履歴書」などが挙げられます。

転職に集中できない方でも、短時間で必要な活動が進められるでしょう。

企業側からスカウトが来た場合は、まず選考に関係なく気軽に先方と話ができる「カジュアル面談」も実装されています。

選考フローに進む前に企業側の雰囲気を知りたいという方には特におすすめです。

ヒュープロはこんな人におすすめ

  • 専門型のエージェントを利用したい人
  • 効率よく転職活動を進めたい人
  • 選考フローに進む前に気楽に話せる場がほしい人

BEET-AGNET

引用:BEET-AGENT
運営会社株式会社アシロ
料金無料
特徴・管理部門のリーダー/ミドルクラスの支援に特化
・求職者の強みや志向性、可能性の発見に寄与
・「両手型」サポートで一貫した支援が可能
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策
・条件交渉 など

BEET-AGENTは管理部門やバックオフィスのリーダークラス・ミドルクラス向けの支援に特化した転職エージェントです。

求職者への対応と各企業への対応を同じ担当者が行う「両手型」のサポートが特徴。

一貫した支援体制によって、求職者・企業双方の希望を踏まえて精度の高いマッチングが可能となっています。

担当アドバイザーが企業への対応も行うため、書類の添削や面談対策では志望先に合わせて内容を最適化。

各企業の評価基準に合わせた対策をサポートしてもらうことで、選考フローを効率よく突破することができるでしょう。

就業形態や年収などの交渉代行にも対応しています。

リーダー・ミドルクラス人材が対象の求人を専門に扱っているため、すでに社労士としてある程度経験を積んでいる方のキャリアアップに最適。

一方、実務未経験の方や社会人経験が浅い方にはミスマッチの可能性が高いです。

BEET-AGNETはこんな人におすすめ

  • 社労士としてある程度実務経験を積んでいる人
  • 両手型の転職エージェントを利用したい人
  • 志望先の評価基準に最適化した対策をしたい人

ジャスネットキャリア

引用:ジャスネットキャリア

運営会社ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
料金無料
特徴・財務系資格の転職に強み
・7,000社以上の取引実績
・独立サポートあり
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策
・条件交渉 など

ジャスネットキャリアは、税理士や公認会計士など財務系資格の転職支援に強みをもつ転職エージェントです。

経理をはじめ、会計監査や経営企画といった求人が豊富な点が特徴。

ダブルライセンスで財務系の資格を保有している方や、社労士として経理や会計関連の部署に就業したい方には特におすすめです。

ジャスネットキャリアでは、通常の転職サポートのほかに独立開業を目指す方に向けたサポートも実施しています。

仕事の紹介だけでなく、書籍の出版も支援。

事務所を効果的にブランディングしたいといった場合は活用してみるとよいでしょう。

登録しなくても利用できる年収診断や働き方診断などのツールも公開されています。

本格的な相談を始める前に現在の市場価値や最適な働き方をある程度分析しておきたいという方はぜひ挑戦してみてください。

ジャスネットキャリアはこんな人におすすめ

  • 社労士と税理士など、財務系資格とのダブルライセンスをもっている人
  • 財務や会計関連の部署・企業に就業したい人
  • 独立開業を目指している人

ビズリーチ

引用:ビズリーチ
運営会社株式会社ビズリーチ
料金スタンダードステージ:無料
プレミアムステージ:5,478円(税込)/30日間
特徴・国内最大級のハイクラス転職プラットフォーム
・有料プランの利用ですべての求人を閲覧可能
・「スカウト」を経由して各企業やヘッドハンターとコンタクト
サービス内容・求人掲載
・スカウト機能 など

ビズリーチは国内最大級のハイクラス転職プラットフォームで、一般的な転職エージェントとは一線を画する支援形態を提供しています。

ビズリーチの基本的な利用方法は、登録した職務経歴書を経由して「スカウト」を受け取ること。

各企業の担当者・外部転職エージェントに所属する「ヘッドハンター」と求職者をつなぐ窓口的なサービスといえます。

情報を登録することで企業やエージェント間の枠を超えてスカウトを受け取れるため、どの転職エージェントを利用するか迷っている方にもおすすめできます。

もちろん、求職者がみずから企業に応募することも可能。

すべての求人を閲覧するためには有料プランに登録する必要があるなどデメリットもありますが、独自の使用感はメリットも大きいです。

より多くの求人にアプローチしたい方は最初に登録するサイトとして検討して損はないでしょう。

ただし、ビズリーチ単体では書類の添削や面接対策、日程調整などのサービスは実施していません。

ヘッドハンター経由でスカウトを受ける場合はヘッドハンターが所属する転職エージェントでサポートを受ける形になります。

みずから企業に応募する場合はすべての選考フローを自分でこなす必要があるため、サポートがほしい場合は注意しましょう。

ビズリーチはこんな人におすすめ

  • 自主的に転職活動をしたい人
  • より広い範囲の求人に触れたい人
  • 応募だけじゃなく、スカウトも受けたい人

リクルートエージェント

引用:リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート
料金無料
特徴・非公開求人30万件超
・転職のプロが求職者ごとの強みを分析
・平日夜間/土日も面談に対応
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策
・日程調整
・条件交渉/退職交渉 など

リクルートエージェントは、多数の業界の求人を取り扱う総合型の転職エージェントです。

多くの業界に精通した転職のプロが求職者ごとの強みを分析。

経歴や希望に応じて最適な求人を提案してもらえるため、実務未経験の方や士業以外の業界にも目を向けたい方におすすめです。

社労士はどのような企業にとっても需要が高い資格のため、思いがけない業界から声がかかる可能性も高くなります。

非公開求人だけで30万件以上の登録がある点は大規模な総合エージェントならではのメリットです。

また、在職中の求職者がスムーズに転職活動を進められる工夫も完備。

例えば、アドバイザーとの面談は平日の夜や土日にもセッティング可能です。

転職先に内定が決まったら、在職中の会社との退職交渉も依頼することができます。

転職活動の詳細は、会社には伝えにくいもの。

円満に退職したいがどう切り出したらいいかわからないといった場合は、アドバイスをもらうとよいでしょう。

リクルートエージェントはこんな人におすすめ

  • 豊富な求人に出会える転職エージェントを利用したい人
  • 業界を超えた自分の強みを知りたい人
  • 退職交渉を依頼したい人

マイナビAGENT

引用:マイナビAGENT
運営会社株式会社マイナビ
料金無料
特徴・全国に拠点があり、対面での面談も可能
・休日の面談にも対応
・退職交渉/入社日交渉など、内定後のアフターフォローが充実
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策
・日程調整
・条件交渉 など

マイナビAGENTは、職業紹介分野大手のマイナビが運営する総合型の転職エージェントです。

全国に拠点があり、WEBや電話以外にも対面でアドバイザーと面談可能。

端末の操作が不安・同じ空間で話を聞いてもらいたいといった場合におすすめです。

面談は休日にもセッティングしてもらうことができます。

最初にしっかりと面談の時間を取って経歴や希望について分析を行えば、最適な求人とのマッチ率を上げられるでしょう。

書類の添削や面接対策などのサポートが揃っているだけでなく、実際の面接後は評価ポイントを企業側に確認してもらえる点がポイントです。

結果を問わず面接の印象がフィードバックされるため、仮に不採用だった場合も次回に活かすことができるでしょう。

さらに、内定後の入社日の調整や在職中の会社への退職交渉など、採用後のアフターフォローも万全です。

転職は初めてで不安・二社への手続きが面倒という場合は特におすすめできる転職エージェントといえるでしょう。

マイナビAGENTはこんな人におすすめ

  • 初めて転職活動をする人
  • アドバイザーと対面で面談したい人
  • 企業からの面接のフィードバックがほしい人

doda

引用:doda
運営会社パーソルキャリア株式会社
料金無料
特徴・土曜日の面談にも対応
・書類作成ツールが豊富
・アドバイザーとLINEでもやり取りできる
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策
・日程調整
・入社日/退職交渉 など

dodaは、パーソルキャリアが運営する総合型の転職エージェントです。

職業紹介の優良事業者として認定された実績があり、転職エージェントを初めて利用する方にもおすすめできます。

土曜日にもアドバイザーとの面談が可能・LINEで相談できるなど利便性の高いシステムがdudaの特徴です。

特に、応募書類の作成サポートは充実。

自動作成ツールを利用できるだけでなく、業界別に133種類のテンプレートをダウンロードすることもできます。

もちろん、アドバイザーに添削してもらうことも可能です。

内定後は入社日の調整や退職交渉なども代行してもらえるため、煩雑な手続きを一任したい方におすすめです。

サイト内にはアドバイザー監修の転職応援コンテンツが公開されており、最新の転職求人倍率や市場予測などを参考にできます。

社労士は業界を問わず需要のある資格のため、好調な業界を狙って売り込みをかけるといった戦略を立ててみてもよいでしょう。

dodaはこんな人におすすめ

  • 信頼性の高い転職エージェントを利用したい人
  • LINEを使って気軽に相談したい人
  • 応募書類をしっかり仕上げたい人

パソナキャリア

引用:パソナキャリア
運営会社株式会社パソナ
料金無料
特徴・累計支援実績59万人超
・約半数の求人がハイクラス求人
・スカウトサービスに登録できる
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策
・交渉代行 など

パソナは、管理部門向けの転職に強みをもつ総合型の転職エージェントです。

登録求人の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人である点がパソナの特徴。

社労士として経験を積み、キャリアアップを目指す方に特におすすめです。

在職中で転職活動の時間が取りにくい場合は、スカウトサービスに登録することも可能。

登録しておくだけでも、経歴や希望の条件などをもとに最適な求人を提案してもらえます。

非公開求人を含めて紹介してもらえるため、本格的な転職活動の前に自分の市場価値を調査したい場合に利用してもよいでしょう。

管理部門向けの求人を多く扱っている分、社会人経験が浅い方にはややミスマッチの可能性が高いです。

社労士資格を取得したばかりで未経験可の求人に応募したいといった場合は、別のエージェントを利用した方がよいでしょう。

パソナキャリアはこんな人におすすめ

  • 社労士としてある程度経験を積んでいる人
  • ハイクラス求人を探している人
  • スカウトサービスを利用したい人

エリートネットワーク

引用:エリートネットワーク
運営会社株式会社エリートネットワーク
料金無料
特徴・正社員の求人に特化
・企業担当とアドバイザーを分業しない両手型運営
・企業風土とのマッチングに重点
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策
・日程調整
・条件交渉
・入社日/退職交渉 など

エリートネットワークは総合型の転職エージェントで、取り扱う求人を「正社員」に限定している点が特徴的です。

短期や派遣求人の紹介は行っていないため、転職を機にアルバイトやパートタイムからキャリアアップしたい方には特におすすめ。

また、子育てなどを理由に一旦現場を離れていた女性社労士の方がキャリアを再開させるきっかけに活用することもできるでしょう。

エリートネットワークの転職サポートは、求職者に対応するアドバイザーと企業に対応するリクルーターを分業しない両手型で行われます。

企業・求職者のニーズの双方を「一次ソース」として選考フローを進めることで、高いマッチング精度を実現しています。

社風や企業風土を重視して求人提案が行われる点もエリートネットワークのメリットです。

転職活動時は業務内容に気を取られがちですが、長く働くためには職場の雰囲気が非常に重要です。

エリートネットワーク経由で内定が決まれば、就業後に職場の独自ルールや人間関係でミスマッチが起こる可能性は比較的低いでしょう。

ただし、正社員求人をメインにしているエージェントのため、パートタイムやアルバイトを希望する方は別のエージェントを利用しましょう。

エリートネットワークはこんな人におすすめ

  • 正社員として就業したい人
  • 求職段階で職場の雰囲気を把握したい人

type転職エージェント

引用:type転職エージェント
運営会社株式会社キャリアデザインデンター
料金無料
特徴・転職後の定着率97%超
・求人票に記載のない独自情報も伝達
・転職座談会が充実
サービス内容・求人提案
・書類添削
・面接対策/日程調整
・条件交渉 など

type転職エージェントは、キャリアデザインセンターが運営する総合型の転職エージェントです。

アドバイザーは求職者の適性や志向を踏まえつつ、求人票に記載のない部分もしっかり伝達。

転職時点から社風や条件などを詳しく把握することで入社後のギャップが起こりにくく、転職者の定着率は実に97%超という実績があります。

納得感のある転職活動を進めるため、選考対策は求職者ごとに最適化されたものを実施。

書類選考が通過できない・面接がうまくできないなど苦手分野を重点的に克服することで、自信をもって選考フローに参加できるようになるでしょう。

業種や就業形態、年代などによって転職座談会も多数開催されており、参加することでアドバイザーと一対一でキャリア相談ができます。

オンラインだけでなく電話でも参加できるため、空いた時間に気軽にセッティングできる点がポイントです。

本格的に転職活動を始める前に自分の市場価値を知りたいといった場合は、まず座談会に参加してみるとよいでしょう。

type転職エージェントはこんな人におすすめ

  • 就業後の定着率が高い転職エージェントを利用したい人
  • 選考フローの苦手な部分を積極的に対策したい人
  • 転職活動に進む前に座談会で相談したい人

【失敗しない】社労士が転職エージェントを選ぶ4つのポイント 

社労士が転職エージェントを選ぶ際のポイントは、以下の4点です。

  • 特化型エージェントを選ぶ
  • 担当アドバイザーとの相性と社労士の理解度をチェック
  • サポート体制が手厚いかどうか
  • 利用者の実績と評判を確認する

特化型エージェントを選ぶ

すでに志望業界や職種が定まっている場合は、特化型・専門型のエージェントを選びましょう。

特化型のエージェントには特定の業界に精通したアドバイザーや専門性の高い求人が期待できるため、希望にマッチする求人と出会う確率を高められます。

社労士を含む士業特化・正社員特化など、エージェントによって特化している分野はさまざまです。

エージェントによっては、厳選された公開求人とは別に各エージェント限定の非公開求人が登録されていることもあります。

有資格者であることが紹介条件になる優良求人を提案してもらえる可能性もあるでしょう。

担当アドバイザーとの相性と社労士の理解度をチェック

担当アドバイザーとの相性や、社労士への理解度はしっかりとチェックしましょう。

転職エージェントでは、通常担当アドバイザーと二人三脚で選考フローを進めます。

書類添削や面接対策、条件交渉まで一任する存在として、相性のいいアドバイザーを選ぶことは非常に重要です。

初回面談時の雰囲気などから、自分に合うアドバイザーかどうかを見極めましょう。

さらに、性格的に相性のよいアドバイザーだったとしても、社労士業界への理解度が低い人では意味がありません。

社労士業界の動向や専門用語の把握度、業界内の企業情報を説明できるかどうかなどがポイントになります。

サポート体制が手厚いかどうか

サポート体制が手厚いかどうかは重要なポイントになります。

転職エージェントでは、以下のようなサポートが提供されていることが一般的です。

  • 書類添削
  • 面接対策
  • 条件交渉 など

求人を紹介するだけでなく、選考フローごとにサポートを入れてもらえることが転職サイトにはないエージェントの強みです。

履歴書や職務経歴書の雛形がダウンロードできたり、面接後に企業側からのフィードバックを伝えてくれたりするエージェントもあります。

エージェントによっては、内定後のフォローアップや在職中の職場を円満退職するためのアドバイスなどをしてくれることもあります。

自分が必要とするサポートが受けられるエージェントかどうかはよく確認しておくとよいでしょう。

利用者の実績と評判を確認する

利用するエージェントを迷っている場合、転職の実績や利用者からの評判を確認する方法があります。

SNSや口コミサイトなどで検討中の転職エージェントを検索し、評価を参考にしてみましょう。

公式サイトからではわからないサービスの実態やサポート内容などが、口コミから読み取れる可能性もあります。

収集した情報から「合う」と感じたエージェント候補を絞り、登録を検討するとよいでしょう。

社労士が転職エージェントを最大限に活用する方法 

社労士が転職エージェントを最大限に活用する方法として、以下の5点を実践してみてください。

  • 転職先の希望条件を具体的に伝える
  • キャリアプランを明確にして相談する
  • 担当者とは密にコミュニケーションを取る
  • 書類添削や面接対策を積極的に活用する
  • 複数の転職エージェントを併用する

転職先の希望条件を具体的に伝える

転職先の希望条件は具体的に伝えましょう。

譲れない条件・妥協できる条件について事前に整理しておけば、アドバイザー側でもよりマッチング率の高い求人を選定しやすくなります。

キャリアアドバイザーは面接官ではありません。

就業条件について企業側と交渉してくれるエージェントも多いため、年収や勤務時間、就業形態など、希望は正直に伝えることが大切です。

キャリアプランを明確にして相談する

キャリアプランは明確にして相談しましょう。

過去のキャリア・今後のキャリア希望などを踏まえつつ、現状でどのようなキャリアパスを考えているかをアドバイザーに伝えましょう。

社労士であれば企業内で雇用されるだけでなく独立開業の道もあり、どちらを志望するかによって応募すべき求人が変わってきます。

将来の目標から逆算して求人を選ぶことで、より効率的な転職活動ができるでしょう。

士業特化型のエージェントの中には、サポートの一環として独立支援を実施している会社もあります。

担当者とは密にコミュニケーションを取る

担当アドバイザーとは密にコミュニケーションを取るよう心がけましょう。

アドバイザーからの連絡を放置しないことはもちろん、定期的に連絡を取る姿勢が大切です。

お互いの信頼度アップ・選考フローの進捗確認がスムーズになるなど、メリットは多いでしょう。

連絡を怠らないことで転職への意欲が評価されれば、アドバイザー側も優先的なサポートを入れやすくなります。

「やる気がある」アピールはアドバイザーの意欲を誘発するだけでなく、社会人として信頼できる相手であることの証明になります。

応募先企業へ安心して推薦できる人材として、優良求人を紹介してもらえる可能性が高まるでしょう。

書類添削や面接対策を積極的に活用する

書類添削や面接対策といったサポートは積極的に活用しましょう。

履歴書などの応募書類や面接の出来は、本人にはなかなか判断しにくいもの。

エージェントのサポートを利用することで、自覚できていない不備や改善すべきポイントが第三者視点から見つかる可能性もあります。

転職エージェントでは、企業ごとの質問傾向や面接官の特徴、求職者へのニーズなどが分析されています。

アドバイザーのプロとしての視点や企業データを積極的に取り入れ、最適化された書類や面接スキルで内定を目指しましょう。

複数の転職エージェントを併用する

いち早く内定を獲得するため、複数の転職エージェントを併用することは有効な戦略です。

転職エージェントは求人を出している企業からコンサルティングフィーを得るシステムで運営されていることが多く、何社登録してもお金はかかりません。

エージェントによって扱っている求人は異なるため、最適な求人を見つけるために複数のエージェントに登録している人は多いです。

ただし、むやみに登録を繰り返すと「どのエージェントからの提案かわからない」などトラブルの元になりかねません。

金銭的な負担がなかったとしても、自分で情報を管理できる範囲の登録に留めておきましょう。

転職エージェントの登録から内定までのロードマップ

ここでは、転職エージェントの登録から内定までの具体的なロードマップについて以下の内容で解説します。

  1. エージェントへの登録と面談日の設定
  2. 初回面談の準備
  3. キャリアアドバイザーとの面談 
  4. 紹介された求人のチェック
  5. 書類作成と応募
  6. 面接対策
  7. 内定・条件交渉・入社

1. エージェントへの登録と面談日の設定

まずは利用したい転職エージェントに登録し、面談日をセッティングします。

特定の業種や就業形態に特化しているエージェントもあるため、希望に合わせて選ぶとよいでしょう。

会員登録には氏名や年齢、学歴のほか、現在の就業状態などを聞かれる場合もあります。

転職エージェントの面談は、対面やオンライン、電話など、都合のよい方法を選べることが多いです。

また、平日の夜間や土日などに予定を入れられるエージェントもあります。

初回の相談で紹介される求人も変わってくるため、できる限り都合をつけてしっかりと時間を取りましょう。

2. 初回面談の準備

面談の日時が決まったら、アドバイザーに伝えるべき事項を事前にしっかりと整理しておきましょう。

希望条件や現職への不満、転職の理由など、「現状を踏まえたうえで今後どうしたいか」の要点をまとめておくと当日の進行がスムーズです。

特に、転職先の希望条件は明確に伝えることが重要。

年収や就業形態、勤務時間など、譲れない条件がある場合は書き出しておくとよいでしょう。

転職先の業界やポジションに迷っている場合は当日に相談もできるため、確定している希望をまとめておくだけでもOKです。

エージェントによっては初回面談時に履歴書や職務経歴書の持参が必要な場合もあります。

3. キャリアアドバイザーとの面談 

当日は指定した時間・方法でキャリアアドバイザーと個別面談を行います。

登録時に入力した情報や履歴書などの書類をもとに、本格的な転職活動を進めるための起点となる重要なフェーズです。

これまでの経歴や希望をすり合わせて、アドバイザーは最適な求人を探してくれます。

経歴を詐称する・譲れない条件があるのに伝えないといった行為はNGです。

適切な求人紹介につながらないだけでなく、あとからトラブルに発展する可能性もあるため絶対にやめましょう。

4.紹介された求人のチェック

面談後、条件に合う求人があれば紹介が始まるため、提案内容などをしっかりチェックしましょう。

紹介された求人に応募するかどうかは求職者の自由です。

紹介時には求人票に記載のない社風や選考フローの難易度なども教えてもらえるため、検討のうえマッチすると感じたら応募しましょう。

じっくり検討する時間を取ることで、入社後のミスマッチの可能性を下げることもできます。

特に、勤務条件が希望したとおりになっているかは要確認です。

5.書類作成と応募

よい求人が見つかったら、書類を作成して応募を行います。

アドバイザーに応募の旨を伝え、履歴書・職務経歴書など必要な書類を準備しましょう。

作成できた書類は、アドバイザーに添削してもらうこともできます。

各企業のニーズに最適化された書類に仕上げることで、内定率を上げられる点は転職エージェントならではのメリットといえるでしょう。

応募手続き自体はアドバイザーが代行してくれます。

6.面接対策

無事書類選考を突破したら、次は面接対策のフェーズです。

アドバイザーとの模擬面接を通して、マナーや受け答えの内容などをチェックしましょう。

面接の日程はエージェントが調整してくれるため、当日は遅刻しないよう現地に向かってください。

転職エージェントは各企業の選考フローを把握しているため、事前に過去の面接で出た質問を教えてもらえる可能性もあります。

7.内定・条件交渉・入社

面接を突破して内定が決まった場合、エージェントを通して企業から連絡が来ます。

入社日調整などの手続きのほか、年収や勤務形態などをすり合わせる必要がある場合はアドバイザーに交渉してもらうとよいでしょう。

在職中に内定が出た場合は、退職のための交渉やアドバイスも依頼できます。

退職を切り出すタイミングや引き止められた場合の対処などを教えてもらい、円満退職を目指しましょう。

社労士の転職エージェント利用に関するによくある質問 

社労士が転職エージェントを利用する場合、以下のような質問がよく寄せられます。

  • 社労士未経験でも転職エージェントを使えますか?
  • 転職エージェントを利用すると費用はかかりますか?
  • 年齢制限はありますか?40代・50代でも社労士として転職できますか?
  • 登録したら必ず応募をしなければなりませんか?

社労士未経験でも転職エージェントを使えますか?

社労士の実務未経験でも転職エージェントを利用することは可能です。

転職前に他業種で就業していて社労士に転向したいといった場合、アドバイザーがポテンシャルやキャリアの希望などを考慮しつつ相談に乗ってくれます。

社労士自体が未経験であっても、前職の経歴が応募先から評価され、内定につながる可能性は十分にあります。

企業によっては資格取得前であっても、意志を買われて内定後に受験を支援してもらえる可能性もあるでしょう。

実務未経験を理由にエージェント利用をあきらめることはもったいないといえます。

転職エージェントを利用すると費用はかかりますか?

転職エージェントは、求職者側であれば基本的に無料で利用可能です。

多くの転職エージェントは、利用者の内定が決まった時に応募先の企業から報酬を受け取る形で運営されています。

個別の相談や書類の添削などのサポートを受けても追加料金などは発生しないため、安心して転職活動に邁進しましょう。

ただし、中には「無料会員」と「有料会員」のシステムが導入されている転職サービスも存在します。

有料会員のみ閲覧できる求人などが提供されている場合もあるため、詳しくは各転職サービスの規約等を確認してください。

年齢制限はありますか?40代・50代でも社労士として転職できますか?

転職エージェントの登録に年齢制限はなく、何歳からでも利用を始めることができます。

キャリアアドバイザーは求職者の年齢も考慮しつつ求人を探してくれるため、年齢を理由に利用を迷う必要はありません。

特に、社労士の資格は取得年齢が高い傾向あり。

資格の社会的な需要も高いため年齢がネックになりにくく、40代・50代からの転職も十分可能です。

登録したら必ず応募をしなければなりませんか?

登録後は必ず求人に応募しなければならないわけではありません。

アドバイザーに求人を紹介されたとしても、最終的に応募するかどうかは転職者の自由です。

応募を強要されることはありません。

各業界の最新動向の把握や仕事に役立つセミナーへの参加など、転職エージェントには転職活動以外にも登録メリットがあります。

本格的に転職活動をするのではなく、情報収集を目的に転職エージェントに登録している方も珍しくありません。

まとめ

当コラムでは、社労士資格をもっている方におすすめの転職エージェントとして、以下の13社を紹介しました。

  • アガルートキャリア
  • ヒビコレ
  • MA-Agent
  • ヒュープロ
  • BEET-AGNET
  • ジャスネットキャリア
  • ビズリーチ
  • リクルートエージェント
  • マイナビAGENT
  • doda
  • パソナキャリア
  • エリートネットワーク
  • type転職エージェント

転職エージェントを利用すると、スケジュール管理や交渉を依頼できる・選考フローごとに対策できるなどメリットが多くあります。

社労士業界に理解の深いアドバイザーを見極め、十分なサポート体制が整ったエージェントを選ぶことがポイント。

適切なエージェントを選べば、在職中の転職や未経験からの転向もスムーズに進むでしょう。

中でも、アガルートキャリアは専門性の高さやサポート体制の手厚さの面でおすすめできます。

グループ会社のアガルートアカデミーでは社労士資格取得を目指すことも可能です。

まずは登録から始めてみてください。